人の器 | think

think

はじめまして。
「think」は鍼灸、想像力や創造力、「わたし」を取り巻く様々な事について感じたことを書いているblogです。

着ている服や外見、職業で、多くの場合人は人を判断する。

だからこそ、私は色んな服を着て、色んな所に行き、色んな仕事をする。

着ている服や場所、仕事が違うだけで、人は面白いほど態度を変える。


同じ私なのに、
派手な服を着て華やかなところにいれば、そう言う目で見られ、
地味な格好で掃除でもしていれば、見向きもされない。

買い物に行っても同じである。

着ている服と同系のお店に入れば心地よいサービスを受けられるが、ジャンルや価格帯の違うお店に入ると、背後にいる店員さんの視線は「ヤバいの来た」に変わったりする。

なんと言うか、

「人の器」である。
ひねくれているが、私はそういう時、それをゲームにする。


このゲームの中では、
しばしば、人は違う私を知ると引いていく。「期待していた商品ではなかった」と言う風に。

でも、それでいい。
何故なら、時間をかけて関係を構築しても「本当はこんな私も私なんです」とある日打ち明けたところで、きっとその人の求めていた私ではないだろうから。


きっと多分お互いにとってそれは時間の無駄になるのだろうから。

一方、「私」という人間をみてくれる人も、ごく少数いる。

そういう人は、大抵「違う私」にがっかりはしない。
それどころか、お互いを意識レベルで支え、良さを生かし、補い合える。

年齢も経験も地位も、当然関係なく。
ごく少数だが、それで充分だ。




1つ言えるのは、私にとって

「違う私に引いていく人」も

「私を全部認めてくれる人」も、

どちらも財産だ。


と言う事。


そして、
少なくとも自分から…特にマイナスイメージで人を判断するのは先伸ばしにしたい。

と思う。