歴史小説って、なんでこんなに血がたぎるんでしょうか。きっと、組織や社会の中で何者かになろうとするのは男の性なのでしょう。たとえ時代が違えど、DNAレベルでそんな性質が刷り込まれているような気がしてなりません。大胆に生きて、社会に何かを残したいという思いがだれしも心のどこかにあるのでしょう。
歴史小説で出てくる藩や國といった集合体が、現代でいう会社であるとするなら、大きな仕事をして、組織や世界に大きなインパクトを残すことは21世紀でも十分にできる。つまり、誰しもが歴史上で名を馳せた豪傑になるチャンスがあるわけですね。
いやいや、時代が違うとか、会社と国を一緒にするのは暴論じゃないかという意見もあるとは思います。ただ、当時で言えば坂本龍馬だってかなりの変わり者だったはずだし、先見の明や志があったからこそ時代を動かしたわけで。結局、その瞬間瞬間で本気になったやつだけが、世界を変えられるはずです。最初から無理というのはあまりにつまらない。。
世界を変えるというと大袈裟かもしれませんが、少なくとも自分の毎日を輝かせるのは間違いありません。プロレスラー棚橋選手の言葉を借りれば、人生が「キラキラする」ということです。
死ぬときに、時代を駆け抜けた、やりきったという思いをもって振り返れたらイイと思います。