Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho "EAT MEAT TO THE BEAT"
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Pimp and Killer

ここんとこリリースがミックスばっかりで

自分自身の制作では表に出て無かった

もちろんビートは作っていたけど

リリースすることには恵まれてなかった

何処かと話しても結果的に音の話ではなく

”売れる曲が欲しい”みたいなオチとしか出会いが無かった

売れる曲って、と聞くと答えは無い

結果奴らレベルが欲しいのは

過去の遺物(異物)と有名なだけの人かタイアップ

理想が握手券レベルの大手の芸no事務所のパクリ的な乗っかりの発想しかなかった

餅屋が餅を突かず媚と嘘だけ売ってる状態

音楽も作れず 理解も出来ず 一番大事な売るアイディアも持ち合わせず

なのに努力もしないで馬鹿面下げて業界人気取り

そんな奴らに自分の作品預ける気は無いって事で今更ながら

usのインディーズ(正しい意味の独立したって方)の連中に見習って

レコード会社(名前負け)は無視してやろうって事に考えをシフトした

最初はオートチューンでも使って自分でリリック書いて

全方位に向けたdissソングでも出そうかなとも思っていたけど

同じ目線まで下りていくと客観的には同じレベルに見られるので

よりもっと偏った本当に理解してくれる人以外には

全く通じなくていい 心の底から自分だけ良けりゃ良いや ってモノを

自分が見聴きして来た本来のアートとしてのhiphopをやる事にした

最高のマスターベーションってヤツね

ただオレは人前は苦手だし見た目的にも職質の常連みたいなモンだから

このセンズリプレイにはフロントマンであるMCが必要だった

そこでオレ的に勝手に相性が良いと思ったB.D.に声を掛けた

先ずストックのビートを作り直し

寝かせて置いたレコードから新たにサンプリングして

ある程度 篩に掛けたビートをB.D.に渡し更に篩って貰って

ざっくりとした構想を伝えそこから

今回の主軸となるズリネタの事を伝えた

良くも悪くもオレの人格形成の礎となった物と

USのhiphopアーティスト達が参考書としている物の二つを

マトモな仕事と家庭を持つ者に押し付ける様な物では無いのは重々承知で

結果としてそれに理解と賛同してくれた段階でプロジェクトが始められた

今までそれなりの数の楽曲に携わってきた中で

ここまでリリックの内容に関する事に口出しは皆無だったけど

今回はビートメイクだけじゃ無く

一つの横並びなユニット的な感じでやりたかった

そして歌入れする度に見えてくる世界観に

オレが渡したズリネタがどの様に反映され咀嚼されているか

recには顔も口も極力出さないでリリックを見せても貰ってない

必要以上のお節介や気遣いはアートには無用ってことで

納得いくまで好き勝手にやって貰えればのスタンスで任せた

当然信頼してるし 今時のhiphopを微塵も感じられない

ラップカラオケ道場みたいなモンになるはずも無いしね


それはさておき

今回初めて自分自身でmix downもやった

従来は3Kで作ったモノをスタジオで流し込みして

そこからアレはこうしろコレはああしろ みたいな感じで

エンジニアとの相性にもよるが完璧に思い通りに再現するのは無理だった

特にバブリーな時代に望み通りの機材のあるスタジオで

自分の話を理解してくれるエンジニアとの仕事を経験させて貰ったお陰で

それが如何に東京で高望み(スタジオ半日20万越えエンジニア時給5千円とか)なのかを知り

その後は制作の度ずっとフラストレーションの溜まる事が多かった

それが自分のトラックを作った場所でミックス出来る(アベちゃん salute!)

自分のスピーカーで出来る事が可能となって

本当に納得いく自分自身100点のモノが作れた

事ボーカルに関しては経験不足故に不安があったので

ここ何曲かで世話になってるマイボーイのzuka aka jazzy dにお願いした

本来スタジオでのミックスはラージ、スモール、ラジカセ、ヘッドホンなんかでチェックして

どれで聴いてもそれなりな鳴りを作るのが通例だったけど

パソコンのモニターやラジカセ クソみたいな国産のミニコンポなんかの

イケてない鳴り物は完全無視で

本当に音楽を聴くつもりで生きてる人間だけに伝わればって感じで作った

別にハイエンドがどうこうじゃ無く

自分が好きで聴いてる音楽の本質が伝わるモノ

”これからはpcで聴いてもかっこいい様なモノじゃなくちゃ”

みたいな事をほざいてた奴らはポップス畑の肥やし以下に成り下がってるしね

一万くらいの中古の小ちゃいモニタースピーカーでも音楽観は確実に変わるよ

日本の民生品は日本独自のクソみたいな規格で

製作者が意図としてる様な音は再生出来ないモンしか売られてない

それに合わせてミックスするからそれなりの音量にするとダサいのが丸分かりになる

何代目とか整形bとかのテレビレベルの似非はそれで十分だけど


そんな今回の納得いく作品作りに全面的に協力してくれたのは

長きに渡り自分の事をサポートし続けてくれてる

”Back channel”と”Green Back”の力添えで実現のモノとなった

更に今回はB.D.とアーティストKANTOの2人が監修した

トータルコンセプトなBOX SETでのリリース

中身の詳細は未だ緘口令が引かれてるので口外出来無いが

近々にアナウンスされると思うので気にかけて置いて欲しいです

それに伴い

各地方の呼び屋 オーガナイザー クラブ BC取扱店の皆さま

爆弾落としに何処でも伺いますので宜しくデス



でもって ここんところは

どっかこっか行っても和物のおじさん扱いが多くて

自分からすればその世界では完全な後乗りで

先人の素晴らしい方々に申し訳なく恥ずかしい思いしかなく

ただただ和物はdigにおける自分の中の新しい振り幅であって

知らない国の音楽みたいな位置づけで

捨てる神たちのゴミをジャンルはシカトで掘ってるだけで

ベースはhiphopのsampling sportsである事は何ら変わりない

でも掘るって意味ではその辺のレコ屋がメインテインな

スペンドさんには決して引けを取ることは無い

しつこく言うけど

オレはレコードに愛されてる それ以上にレコードを愛してるからね

また近く和物のミックスも仕込み始める予定だし

ミックス以外にもちょっと面白いお誘いが来たので

現実のモノにするべくハスって行きたいと思う所存です



最後にボチボチ老い先短くなって来たので

ボケが始まる前に今迄のレコードとレコ屋絡みの事なんか

ネットでは書けない様なことも含めて

本にでも書こうかなと思ってます

興味ある出版関係の皆さん

宜しくデス









Special Sauce n' Special Drip

先日の北での動き

その中で拾ったり買ったりしたレコード

全部聴き終わったんで振り返る

釧路の皆様方の堀りっぷりに腰をヤられつつも

今一番気になってた筋をかなり攻めれたし

カゼッタ岡と歪む店とか最高に面白かった

飯はゲンタと行ったつぶ屋や炉端はレベルが違った

魚は当然最高で阿寒からの刺客である豚ちゃんに悶絶させられる

いわく”あのフライパンに味がついてるんですよ!

でしか焼けない卵焼きと千切りキャベツの組み合わせヤバすぎだ

次は骨付きザンギも行きたい

今は持って無い二年は持てない筈のレモン改め白クマが転がす4runnerで

三時間半のトンネルプレイでワープ

札幌到着リハからコノヨシで取り分け皿一度も変えずに肉ニクにく

釧路札幌両現場とも音楽好きレコード好きの遊び人で溢れ良い雰囲気で楽しめました

現場でレコード買ってくれた人達も ありがとうございます

その後は味噌汁と筋子のおにぎり3個でミッション終了

週明けからはゾウさん(竹)に身請けしてもらい昼の蕎麦屋を拒否されてからの布袋そんでdig

だるまはシュウさんのオススメ通り唐辛子多めが旨かった

翌日夕方からは常盤の猫ミミとdigから布袋

翌朝の蕎麦屋もdigもsosoで雨の小樽で初めて10.4ピザを知る

17時半に札幌戻りで5まさかの閉店済み 安定感の⚪︎カ商店も当然最高で

食後に会ったMrs.竿Lickスはガサツでシラフじゃ無理だった

翌日レモン改め白クマと蕎麦からdig それらの動きの間は常に

スポーツ館の交差点に在るコーヒー屋 6-7回は行き倒した

最後のdigはボリ気味のジャンクに辟易ゆえの帳尻合わせの癒し系は健在で

押し引きした結果ザックリ想定より結構安くイケた

箱買いしたモノを除けばゴッソリ試し買いした結果も

8割キープでこれから無水とデータ化プレイ

これじゃSSSは止まらない

皆様神様ありがとう!


次はお邪魔する時は

hiphopデス




*なんで熊鹿蜂の子蕎麦が上手くて

オレがpc置き忘れ迷惑かけたコト以外最高だった

長野の事はブログで未だ触れてないかは

その内に















40 and good

sexoで金沢に行って以来

多分3度目の初冬の加賀

イルテクとも無事に合流

空港から街なかへ

未だ夜の帳が下りた直後

JRの駅ビルで音盤祭なるレコ祭開催中との事

ホテルチェックイン前に digイン

会社帰りのリーマン20人くらい

出店してる店の名前を見ても不勉強なんで殆ど知らない

当然レコード屋さん

いいレコードがゴロゴロしてる

しっかり値段がついてる

だよね 何てぐるっとしてたら

3枚200円なんて長めの45箱が8個くらい並んでる

安くはないけど許容範囲内オマケに旅先

その上殆どが有線上がりという大好物

しかもマッcとトcちゃんとcェッkーズ、オフk-す、k斐バンドみたいなのはほぼ無く

変チクリンなの多め

プラスでヒートダメージ箱が約半分な事も最後に気付き

100抜いてからの

30枚くらいって感じ




食えてない篠山紀信みたいなオッさんと三人で

丁寧に紙タグ取って

テーブルに置いていって

不定期にクシャって握って

テーブルの下の股の間に有る段ボールに

屈み込んで投げ入れる

すげー広い会場を

無下に狭く使ったシステムは

よく言えば純朴だ

リアルお愛想を残しその足でリハ

からの営業前の旨い飯へ

初めての若めな場所ながらそこは加賀

説明なんて無粋な事は

ぜひ勘ぐってみて欲しい

予約も一杯らしいよ

満腹と一服

イルテクがコントロールするdopeな夜は更け行く

夜が明け残るは昼起きしてからのChapter Ⅱ

ホテルに戻り薄暗いカウンター越しのババアからの

”プラス五百円で11時迄寝ていいわよ”の声

11時ちょい過ぎにコーヒー経由で天丼 feat香箱

そこから山越えで田んぼの豪農地帯

予期せぬ民家の中庭に古物屋とカフェ

看板にはレコードの文字

金沢から来たんだろ、の第一声で車と身なりをチェック

見た目は純朴でも客慣れした感じ

入ってすぐ

”今日は全部100円でいいよ



レコードコーナーの進入路に積まれた数箱を除き

基本きっちりオーガナイズされていて

レアなLPの中身違いが目に着くトコに有ったりで

"オレらすでにココはヤっちゃってますよ, へっへ" みたいなバイブス

でもまあ手前の箱は別で

PYGの欲しかった45にライブLP

KMDのボビートんトコから出してた12

そこにロウソクまみれのウルトラの12が流入

当然自称ベテラン

糞も蝋もとっくに経験済み

帰京後に結果15分で綺麗になった

ココは試聴出来る環境で

LPがメインで2~30枚

結果はいつもの様に



行きはセラートバイナル以外にはレコード3枚で出たのに

帰りは上下パンパンにレコード

釣果としては駅ビルの未確認45チームが

意外な高確率で当たりだった

残り物に福を呼ぶグルーヴ

昭和の歌手は歌の基本が出来てるから

たまたまアレンジがかっこ良かったりすると

ジャンルなんて関係なく

聴けるしプレイ出来るしサンプル出来る音源になっちゃう

特に和の45はこの1年半のキープで約3000枚

dopeな演歌とか沖縄民謡にももっと足を踏み入れたいし

沖縄とかDJで営業有ったら嬉しいな

当然全国各地津々浦々に行きたい

1000クレイツ分のオリジナルの

アナログから取り込んだ上にさらに毎週増えてくデータの最強武装

でも和物縛りならアナログプレイも有りかな

45プレイも良いね

廻して掘ってRockしに

今年も北海道と長野とかDJでよんで貰ってるから

どっかこっかの地元の病気の人たちと

首振って地べた揺らして前後で掘る

いいなぁ

ここまで国内盤が楽しくなるとは

考えてみれば洋物の国内盤

いわゆる洋楽盤は昔からある時期まで買っていた

あとサントラ盤や山下達郎なんかも

よくよく考えてみたら

一番最初に買ったレコードは

当然のごとく国内盤だ

ドーナツ盤

思い起こしてみたら

40年経とうとしてた



7歳の誕生日のちょっと前

どこからかは知らぬが

我が家に飛来していたてんとう虫



それが幼稚園時代の神父によって説明済みの

レコードって奴を再生する物と言われ直ぐに理解出来た

そして偶然が必然

誕生日プレゼントのチョイス時

それまでのお約束だったミニカー2台が

レコード一枚(等価交換)に変わった

士別市のどこかの歩いて行ける楽器屋

ここからの記憶がないが

気が付けば最後は何時の喫茶店

輪切りのゆで卵が入って鉄板に乗ったナポリタンとクリームソーダ

そして家に戻ったオレの手提げには

なぜか

かまやつひろし



このチョイス

当時のバリバリの新譜って事以外の理由は分からないが

てんとう虫は回り続けていた

その日その時から数えて

今年の2月の誕生日が来たら

レコード買い始めてから

40年だ

そう40周年

いわゆるアニバーサリーイヤー!?

最近頻繁にベテランズの周年の文字を見てたんで

早生まれの後出しで

デカイ数字の

自分で言っちゃうスタイル

さっきも書いたけど

幼稚園で神父さんがレコードを教えてくれた

その事のおかげで

てんとう虫にも興味を持てた

レコードがミニカー2台分の値段だったのもラッキーだった

で 今もレコードと共に居る

終わりの見えない旅の中

今んトコ関わってから

2~3度のバブルも

目撃、経験してる内、外から

いい音楽に出会える種明かしと仕組みも

その辺のそこそこだった輸入盤屋が

かつての ”世界の一番のレコ村で~”何て陳腐な

過ぎて行った時の一部だった店の話じゃ無くて

ネット時代の前に知った

リアルな世界をかざしながら

格好いい音楽だけが正義で

名前見た目付録じゃ無くて

音楽

そしてそれが本物のオフィシャルなレコードって事

ただただずっとそれだけ

自分的に価値ある40年だと

満足しかけてはいる

ただまだ空腹が過ぎるし

表に出したい良いネタが熟成のタイミングって事で

動き的には春頃に

あるプロジェクトを企み出してる

それに自分名義のビートのアナログも

各サイズでのリリースも

出先は未だ動いて無いけど

ここんトコ3kは毎日叩かれてるし

あと物書き

一回始めて放置してるけど

本を出したい

出来れば音源とのリンクもさせて

虚か実かを無視した記憶と

オレが見聞きした当事者からの話を

ミキサー付きのタイムマシン的な

裏の取れてるリアルな妄想のパッチワークで

老眼とボケが始まる前に

色々紡ぎ上げ晒し出し吊(釣)り上げる

いいよね

未だ見ない跡取りとスタンプ

猫と犬と畑のために





D.L

レコ屋も服屋もアホ程N.Yに行ってた時代

ある時MUROとレコードショーの話をしてた

何気なく凄い名前が出て来た

デブラージ?!

太っていてデカイの?!

”N.Yに面白いヤツがいるんですよ”

”スゲー掘ってるラッパーで”

当時の買い付けでN.Yのショーに行くのは

ある意味オレだけに許されてた勉強会みたいなモノで

当時のマンの買い付けの前後にオレが勝手に行くだけだった

なにせマンのレギュラーの買い付けは制約が多く

一枚あたり$2くらいが限界で

これを超えると何十倍の金額で売れるモノでも事務所迄呼びつけられて怒られた

なので面白いレコードを都会でゲットして

その記憶を焼き付け直ぐに地方行って同じモノ探し出し

最終的に枚数で割り算してN.Yのショーより安く売る

このシステムため初期の頃はN.Yの滞在日数が以上に短かった

故にオレの会った事の無い

太ったデカイ奴にはN.Yでは対面出来なかった




ある日の渋谷公園通り

電力館の前でMUROに遭遇した

その後ろに異様な出で立ちをした男がいた

”今マンに行こうと思ってところで

あっイタチョー、会った事あったっけ、で

”デブラージです!

そう挨拶いてくれた口元からは

牙付きの金歯がはみ出てた

大したデブでもなくデカくも無い

だがそのヒップホップメンタル丸出しの名前と

ド派手で主張しまくりな

マッチョなヒップホップ時代を引きずった

ニュースクール感を一切感じさせない見た目が

強烈に印象に残った

たしかそん時は日本で活動するみたいな話を聞いただけだった

オレは仕事で一切日本語ラップに関わってなかったので

へーそうなんだ、だった

暫く経ったある日店の内線で

”なんかデブなんとかって言う人が会いに来てます

マンの横にあったボロアパートの一階に来て貰い

入って来た瞬間から山積のレコードに興奮した様子で

”これ売り物ですよね、見てイイですか?

在庫とこれからの出すもんだからダメだねなんて会話しつつ本題へ

一枚の12”出して来て

”イタガキさん これオレらの12"で

スゲーカッコいいと思うんだけど聴いてくれる?って

皆さまご存知のファーストシングルで

ぶっ飛んだ

無性にこのレコードを独り占めして売りたい

こんな気持ちにさせられた日本人の作品と初めて会った

”分かってくれる?いいよね?

”でも全然ドコも取ってくれないんだよね

まじで!?何所に持って行ったの?って聞くと

”シスコとプロップス

褒めてくれるんだけど枚数少なくて、、

渡りに船だった

なんかN.Yでプレスしてなんだかんだであと4~500枚持ってるって

即答で全部買うよって言うと

少年の様なキラキラな笑顔で

”ありがとう!スゲー嬉しい、やっと自分がやってる事を

理解してくれるレコ屋の人に会えた!って言ってた

あの作品を作りあげただけでも凄いのに

ここからが他の人間とは根本的に違った

”お店のポップあれはイタガキさんが書いてるの?

あれオレが自分で書いた方がイイよね?

冗談だと思った

後日レコードが入荷したタイミグで

ふと倉庫から店に行くとレジ脇にデブラージがいた

”イタガキさん ポップの紙とペン貸して、だって

まじで?本当に自分で書くの?

その後 すっかりお馴染みのその辺の床にペッタリ座るスタイルで

絵だか字だか分からない様なモノ書きまくり

失敗しては書き直しを繰り返し

スゲーカッコいいけど全く読めないポップと言うより作品をつくり

ひどくご満悦だった

この辺から事有るごとに

”その辺でミーテイングしませんか?の回数が増え

ちょっと言えない事とかを含めて時は流れる

”今度ソニーでレーベルやるんですよ!

だからイタガキさんマンやめてA&Rやってよ、なんて話が来た

オレ的には意外プラス結構心外な申し出だったので

そんな事絶対やらないよ、と返した

本人曰く ”日本で一番レコード売ってるから、が理由だった

この辺からデブラージ、ブッダの快進撃は皆の知る事だと思う




オレがマンを辞め自分の店を始めてからも

色々な内外のプロデューサーを連れて来てくれたり

どうしても明日迄曲作らなきゃいけないからって

他人に見られたく無いからって夜10位に来て

朝方4時迄レコード聴いて結局お金なくて

又来ます、でそれっきりだったり

狂気とナチュラルが同居する計算高いヘンタイ親父と無垢な少年が同居する

まさにILLな存在だった

近年はオレがDJの仕事を受ける様になってから

一緒にイベントやったり

DJで地方行って一緒に掘ったり

いい意味本質は変わらずで余計な角が取れ

より黒光り加減を増し成熟、熟成した

会話のやり取りも楽しかった

これからの話しなんかもしてたから

まだまだワクワク出来る音楽気違い達の

ILLなおっさんライフは続くんだと思ってた

興味を示してたゴミ漁りにも一緒に行きたかった




才能って有り過ぎると天からの需要があまたで

若くして召されるものなんだな



またね!

今ちゃん




















































































Together Forever Tougher Than Leather

どんな形で書くか分からないけど

書かなきゃいけないと言うか

惚けて何もかも思い出せなくなる前に

自分のため

やっつけなきゃいけない思いが

2つある



その内の一つの思い

ここは言葉じゃなく

音楽にのせて

天まで届ける日



デミさんから連絡あって

タイムスケジュールも決まった

短い時間だけど

場所も且つて一緒にDJをやったフロアだ

何プレイするかは考えて無いけど

確実にジェラって貰うよ

”えっ何それ?って

訊きに戻って来ちゃう様にね

”知ってるよ!それ

でもいいけどね


















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