Izumi TakiguchiさんのIH(インテグレイテッドヒーリング)の続きです。

 

前回のはこちらから。

奴隷卒業①

 

体が恐怖で固まって、涙が止まらなかった私。

Izumiさんがずっと足を摩りつづけてくれていたので、

やっと呼吸と思考が落ち着いた。

 

 

「さゆりちゃん、ハートをオープンにするってどういうことだろう?」

 

 

「人に…対して…ジャッジとか、先入観とかを持たず…

なんだろう、本当のコミュニケーション、

本当のコミュニケーションを取れるようになること、、、」

 

 

「うん、本当のコミュニケーション。筋肉反応してるね。

本当のコミュニケーションを取れないとどうなる?」

 

 

この辺のIzumiさんとのやりとりの記憶が結構もう曖昧なので、

時系列がおかしいかもなのだけれど、

 

 

私の体は<本当のコミュニケーション>を取りたいといいつつ

<矛盾>というキーワードに大きく反応していた

 

矛盾という言葉をきいて、

喋る、というよりはこぼれるように、言葉が出てきた。

 

 

「小さい、私が子どもの頃、、、多分8歳から10歳くらい

 

その頃 もう両親は離婚してて お母さんはいなくて

 

お姉ちゃんも 東京に行ってて お父さんと 私 二人で暮らしてて

 

いつも お父さんと 並んで 寝てたんだけど

 

朝 なんか 変な感じがして 目が覚めて

 

自分の 体を見たら 服が 胸の上まで めくれ上がってて

 

お父さんの指が 私の胸を 触ってた」

 

Izumiさんが「Oh my goodness」と低くつぶやく。

私の目の前で当時の映像がリバイバルされる。

体は思い出したくないって言っている気がしたけど

話さないと前に進めない気がして

嗚咽しながら話し続ける。

 

 

「お父さんは 多分 寝ぼけてて

 

私だと わかって 触ってる 感じじゃなくて

 

だから そっと 気づかれないように お父さんの手を外して

 

自分で服を直して お父さんに 背中を向けて 

 

何が 起きたか 訳が わからなくて

 

多分 お父さんは私を誰かと 勘違い していて

 

わざと そういうことしてたんじゃないって」

 

 

「だからって許されることじゃないよね」

とIzumiさんが言う。

 

 

「でも なんか 私に 向けられたものじゃなくても

 

お父さんに そういうことを する人が いるんだなあって

 

想像すると 嫌で 気持ち悪くて

 

お母さんも お姉ちゃんも いないし

 

誰に 言えば いいか わからなくて」

 

 

そうして私は、誰かを傷つけることがないように

その日起こったことを心に封じたんだった。

ずっとずっと忘れていた、思い出したくない記憶。

 

 

「Izumiさん、さっきからずっと、右足が痛いです」

 

「右足の、どこ?」

 

「ふくらはぎです」

 

「…さゆりちゃん、その場所の意味は<隷属>、奴隷だね。足枷って足首につけられるでしょう。その重さでそこが痛くなるんだよ」

 

 

筋が緊張して張ったような、尖った痛さが続く。

 

「父は 子供の頃 私の世界の全てでした」

 

なんか、もうほんと、私じゃない私が喋っているようだった。

 

「父が黒といえば白いものも黒になる世界でした

 

父の顔を伺って、家の空気を読んで。家は理不尽な場所でした

 

普通は社会に出た時に理不尽さを感じると思うんですけど、

 

私にとっては成長すればするほど自由になれる気がした

 

早く大人になりたかったし、家から離れたかった」

 

 

私の潜在意識が癒しを求めているキーワード、

 

<本当のコミュニケーション>

<矛盾>

 

この二つから予想もしなかった過去が引っ張られてきて、

潜在意識が言いたかったことが、Izumiさんのヒーリングで

やっと私は理解できるようになるのですが、

長くなるので次に!次回で完結できるはず。

 

Izumiさんのセッション中のメモ

 

 

 

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先日、大好きなTakiguchi Izumiさんのインテグレイテッドヒーリング(IH)のセッションを受けた。

 

 

Izumiさんは普段はアメリカに住んでいるので、いつでも会える方ではない。

今年の夏、Izumiさんの子宮についてのクラスに参加し、布おむつのこともお話しして、Izumiさんのことも、そのクラスに参加している人たちのことも大好きになった。

 

なんというか、彼女は存在しているだけで気持ちがいい。

それが周りに伝わって、みんな気持ちよくなっちゃう。

そんな人。

 

 

 

今回帰国すると聞いて、IHヒーリング受けられますか?

とメッセージしたら、「嬉しいよ〜!ぜひ!」とのお返事が。

やったやった。念願叶った。

 

 

IHとは、炊飯ジャーではなくってね(連想しちゃうけども)

自分の潜在意識とつながって、そこにある自分の生活を息苦しくさせているブロックを外す作業をしていくセッションです。(Izumiさんのブログから転載)

 

 

わたしは割と人生のらりくらり、気楽に生きてきたつもりなので、

今とりたてて悩んでいることもない。

小さなことをあげればキリないけど(おっぱい垂れてきたなとか)

総じて幸せだなあ、平和だなあ、と感じている。

 

 

だのに。

なんか自分の心の中に違和感の種が残っている気がしていて、

Izumiさんとのセッションでその種がなんなのかわかる気がして

ワクワクというよりは、その種が出てくることに怯えながら当日を迎えた。

 

 

夏ぶりに会うIzumiさんは、夏はひまわりみたいな明るさで、

山とか見たら「ヤッホー!」とかすぐ言っちゃう雰囲気だったのに、

秋を経て冬に会った彼女はなんかしっとり色っぽくて、とても女性を感じてドギマギしてしまった。

女性というやつは会うたびに雰囲気が変わるから面白い。

 

 

いろんな意味で緊張してベッドに横たわると、

「今日聞きたいことはなんですか?」

とIzumiさんが訊ねた。

 

 

頭で考えるより、口から言葉が出ていた。

「心をオープンにしたいです。」

 

 

Izumiさんが筋肉の反射を読み取り、

「うん、そう体も言ってるね、OK。」

 

 

今日のテーマは決まった。

テーマをカルテに書くため、Izumiさんは机に向かった。

 

 

するとIzumiさんがいきなりこう言った。

 

「さゆりちゃ〜〜〜〜〜ん、いいかげんにしてよ〜〜〜〜〜!!」

 

 

何をしでかしてしまったのか。

焦りと緊張で一瞬パニックになった。

 

 

「怯え過ぎだよ!ペンが書けなくなったんだけど〜〜!」

 

ジョークのつもりでそういう風に言ったんだろう。

笑いながら振り返って私を見たIzumiさんはちょっとハッとした表情をしていた気がする。

 

 

これから始まるIHで出てくるものがそんなに怖かったのか

IHで自分から出てくるものを人に見せることが嫌だったのか

Izumiさんに何か怒られると思ったのか

 

 

急に涙が止まらなくなって、

突然私の体は石になったように、固まってしまった。

 

 

怖い怖い怖い。

 

意識が、小さい頃の記憶がフラッシュバックする。

体が萎縮していくのがわかる。

Izumiさんが膝下を優しく摩ってくれるけど、

過呼吸みたいに、どんどん息苦しくなる。

 

 

言いたくない、言いたくないけど

Izumiさんに伝えなきゃ。

そういうセッションを私はしに来たんだ。

 

 

奥歯をギュッと噛み締めていた私の口から出た言葉。

「お…父さ…ん」

 

 

なんとなくその時、その言葉だけでIzumiさんは全部わかってくれたような気がした。

 

 

長いので次回に続く。

 

 

Izumiさんのブログ、ぜひ読んでほしいページ

α女史とは

http://www.alphanajosei.com/alpha-woman

 

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11月も2週目!早すぎる〜〜

 

今月もマイペースにブログ上げていきます。

漫画の方が、自分の気持ちをうまく伝えられるような気がするのですが、

まだまだ模索中。

 

出産後すごく参考になった本があります。

 

赤ちゃんにおむつはいらない 三砂ちずる著

 

やってみよう!おむつなし育児 西山由紀著

 

この2冊を読んで、わたしは布おむつ&おむつなし育児をスタートしました。

あと参考になったのはめんどぅーささんのブログです。

 

育児に限らず、文化、伝統全てにおいて、

昔から伝えられていることにはすごく意味や知恵が詰まっていて、

表面的に手間がかかることでも、長い目で見た時にとても理にかなっていることが多いです。

布おむつも本当にそう。

布おむつとおむつなし育児についてはシリーズにして熱い思いを書いていきます。

少しでも布おむつにトライするママが増えると嬉しいです。

 

 

 

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母乳の悩みについて、facebookで色々なコメントを頂いたり、

メッセージをいただきました。

 

こんなにたくさん悩んだ人がいたなんてー!

と驚いたのと、

出産とか育児とかって

もうお母さんと子どもの数だけ事情が違うんだから、

もう目安とかこの月齢のときにはこれができてないと〜とか

ほんとそういうの意味ないんじゃないかなって思います。

 

前回のミルク勝手に飲まされ事件

いとこ看護師がいない間に起きたわけですが

(いとこ看護師についてはコチラ

 

ミルク事件を話すと、

いつもたれパンダみたいな顔しているいとこが

みるみる夜叉に変わっていきました。

 

 

とりあえず一週間の入院も終わり、退院の運びとなりました。

今いとこと話すのは、あのミルク事件があったからこそ

私もいとこも本気で母乳を出すために頑張れたんじゃないかな〜と。

 

おっぱいマッサージだけじゃなくて、おっぱいをくわえされるポジションとか

授乳のスタイルとか、全部見直したり。

 

兎にも角にも、おっぱいの悩みは解決されました。

まあ、出たら出たで、また違うトラブルもあったりするんですけどね。

それはまた、別のお話。

 

 

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産後2日目。

私はすでに育児に苦しんでいた。

 

 

病院によって方針は違いますが、

妊婦さんはそれぞれ自分のバースプランを病院に伝えます。

私の場合は「母子同室、母乳育児」でした。

 

「こりゃ〜よくでるいいおっぱいだ!」

と助産師さんに太鼓判を押してもらったはずなのに

くわえてもくわえても、おっぱいは出ない。

 

授乳前と授乳後で体重を計り、

その差でどの位出ているかを調べるんだけど

増えるどころか、減る一方。増えても8gとか。

 

完全に自分の体のせいだと思ってました。

それでも明日にはきっと出るはず!と

淡い期待を抱きながら頑張っていたのですが、

 

ある日スーさんの体重測定のため、

看護師さんたちの部屋に行った時に

「あら〜、全然体重増えてないね!ミルク足そうね〜!」

と素晴らしい速さで(さすがプロである)

スーさんはミルクを飲まされていた

 

なにがショックだったって、

ゴックンゴックンゴックンゴックン!

とスーさんがのどを鳴らしてミルクを飲んだこと。

 

自分がやりたいこと貫くことは、

この子を犠牲にしていたのかと思って

ホルモンバランスが崩れているのも一緒になって

引くくらい泣いた。泣いて泣いて泣いた。

 

 

こんなに愛おしいだけなのに。

ただただ、愛おしいだけなのに。

 

 

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