昔、大好きだったのによくよく歌詞を聞くときらいになるってことありませんか?

年に一度くらい、頭と目がさえきって眠れぬな夜を迎えてしまうことがあります。そう、小学生時代の遠足や運動会の前みたいに浮きあしだった状況なんです。ふだんなら、桐生祥秀かケンブリッジ飛鳥の100メートル短距離走のタイムみたく布団に入って眠るまで10秒ちょいなのに。

眠れぬ夜に杏里の「オリビアを聴きながら」をYouTubeで流してみました。
大好きな曲だったみたい。昨夜、歌詞を吟味するまでは。

♫眠れぬ夜は 星を数えてみる〜♫
ほんまか?ふつうは、星じゃなくて、羊を数えないか。「星が1ぴき、2ひき」ってなんやねん!


♫オリビアはさびしい心 なぐさめてくれるから~♫のだいたいオリビアって、だれだ?
オリビア・ハッセーか?

♫夜更けの電話 あなたでしょ♫
なんで決めつけるのかなー?間違い電話かもしれないし、いたずら電話かもしれないじゃない? 昔、携帯電話がなかった時代の曲でしょ。
そもそも♫あなたでしょ♫なんてなぜ断言できるのよー。
別れても男が自分に未練を持ってると決めつけるのもいかがなものかと。
 






♫疲れ果てた あなた~♫ときて、♫私の、まぼろしを愛したの♫だと?
じゃー、実像はなんなんだ?
世のなかは、虚実皮膜で満ち満ちておる。そもそも恋愛は、そのひとのイメージ含めた幻に惹かれるじゃないのか。

♫誕生日にはカトレアを忘れないやさしい人だったみたい♫
やさしいひとやんか。
カトレアの花言葉って知ってる?
「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」だよ。
その人はそこまで考えてくれてるのにあぐらかきすぎじゃない?
しかも‘’みたい‘’ってなんなんなの!
やさしいひとでええんとちゃうの。

あんりまー。杏里は大好きなのに。

と睡眠時間は短いながらも爽やかな朝を迎えました。