福島県の東日本大震災被災地を訪問しました | 元ダメ院生の旅と生涯教育ブログ

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先日は、鉄道旅に行って参りました。
青春18きっぷの旅一日目となりました。

主に東日本大震災の被災地を巡る旅です。
震災から10年になりますが、風化させることなく記憶に留め、犠牲となられた方に祈りを捧げたいと思います。(感染症対策を十分にして行きます)


今日の目的地は、福島県の浜通りの方です。

お昼ごろ、第一の目的地、福島県のいわき市に到着しました。
天気は良く、青空が広がっていますが、風が冷たかったです。

 

いわき市からさらに常磐線を北上していきます。

常磐線は昨年、震災から復興し、全線が開通(運転再開)しました。
しかし依然として沿線の市町村では、原発事故による放射能漏れの影響で、立ち入りが制限されている地域が多数あります。

福島県双葉町の双葉駅に着きました。

 

つい先日まで、原発事故による放射能漏れの影響で立ち入りができなかった地域です。

福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館に行きました。

 
 

巨大地震、大津波、そして原発事故…
風化させてはならない記録の数々です。

その後は街中を歩きました。

 

双葉町役場です。

 

庁舎、屋外の時計…

すべてがあの日で時が止まったままです。
公告掲示板も2011年3月の掲示のままでした…

ある日突然、故郷が壊滅し、大切な人が亡くなり、その後何年も帰れない…
想像を絶する悲しみを目の当たりにしました。

双葉町を出発し、さらに北上。
浪江町へ来ました。

 

街は今も閑散としていました。


双葉町も浪江町も、原発事故で立ち入りが禁止されている地区がまだ多くあります。
壊れたままの家屋や荒れ果てた建物が、切なく心に残り、空の青さだけが印象的でした。

 

"心の奥に切り取られたBlue"

"変わらずあるもの 変わってゆくもの

未来も過去もすべてはこの同じ空の下…"

 

Buono!のこの歌を思い出し、届けたいと思います…。

 


今月末には、宮城県と岩手県、三陸地方の被災地を巡る旅に出たいと思います。

緊急事態宣言は解除の見通しですが、新型コロナウイルスの感染には、引き続き十分注意していきたいと思います。