小片リサさんのウラアカ内容には、過去の体験談からつい共感してしまう | 元ダメ院生の旅と生涯教育ブログ

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時代の変化が早い今、もう話題としては古くなってしまったものですが、
改めて感じることがあり記事にしました。

つばきファクトリーのメンバーの小片リサさんが、ハロプロでは禁止されているSNSのウラアカを作り、
メンバーや会社への不満や愚痴、メンバーの悪口などを投稿していた問題。
小片さんは活動休止になりました。

実は私も、小片さんと同じ21歳の時、同じ悩みを抱えて、当時のmixiに同じような内容の日記を投稿したことがありました。
仮に今、Twitterやアメブロなどで、ハッシュタグ付きで投稿したら、炎上必死でニュースになっていたかもしれないレベルでした…

りさまるの書いた内容が、当時の私の心境とよく似ていて、かつ当時と同じ21歳ということに、何だか共感することがこみあげてきてしまいました。

当時は私は実家暮らしで、片田舎に住んでいました。
田舎では、地元の祭りに参加するコミュニティや消防団などの団体に所属することで、地域との結びつきを強め、一体感と地域意識を生んでいくことが多いです。
いわゆる「ムラ社会」ということなるのでしょう。
私も当時は大学生ということもあり、そのような地元の団体の誘いを受けて、イベントやお祭りに参加していました。

で、そいつらは大体、地元のヤンキーだったりするわけです。
全然価値観や考え方も違い、嫌な思いもしました。
特に「自分の指示は聞いて当然、できて当然」「できない奴は俺の話を聞いていない、俺をナメてる」などと思われるのは嫌でした。
また、当時の自分は当時流行した「電車男」のような、純度の高い「アイドルオタク」でしたが、オタクとヤンキーは全くライフスタイルが違います。
自分のアイドルオタぶりを馬鹿にされるのは、耐えがたい屈辱でした。

田舎ではことあるごとに酒を飲む習慣というのがあったりもします。
冠婚葬祭で飲む習慣があり、結婚式ならともかく葬儀などでも飲む習慣もあったりします。
ですが中でも「祭」となると、それはもう恐ろしいくらいだったりするものです。
酒が飲めて当たり前といわんばかりに飲まされる。飲みすぎてぶっ倒れるのが伝統行事なくらい。
信じられないことに、地元の病院は毎年祭りの時期、アル中患者のために病床が確保されていました(今でもそうなのかなぁ…)


自分は、公共政策などに興味はありましたが、田舎というのはこうした、荒っぽい奴、ボス猿風がリーダー格になり、
"かつてのヤンキーが今は名士"みたいな感じになって、そいつらが地域をまとめる政策を立案するものかと思いました。
自分は公共政策系の大学院を目指していて…などと話しても、
「は?よくわかんねーし、お前の未来像ちっとも見えねーし」などと言われる始末でした。
疑問を持たずに素直に物事聞いて、目上の人を忖度し認められ、たたき上げで(その組織にしか通用しない)偉い人になっていく。
それがまさに模範的な生き方でした。何も協力姿勢を見せない評論家や無駄な知識人はいらないということです。
(まるで、ブラック企業を基軸とする日本企業や組織の特徴なのかもしれませんが)


そんな不満がたまりにたまり、愚痴と地元批判、地元の先輩の悪口、同級生への罵詈雑言をmixiに書きなぐったものです。
今なら炎上必死レベルの記事でしたが、当時のmixiは招待制で、知り合いやネットで知り合ったハロプロファンの人などにしか閲覧できませんでした。

とはいえ、事情を知らない人に対して、詳細を伏せながらいきなり罵詈雑言書いていたので、みんなからとても心配されました…
特にハロプロ現場に行って知り合いに会った際に「心配してましたと」長年にわたり言われ続けたときは、大変申し訳ない気持ちになりました。
本当に今でも恥ずべき過去です…

りさまるは誰も知らないところで書こうとした(結果的にそうならなかったですが)ので、まだよい心がけだったのかもしれません。


あれから時は流れ…
時代は変わり、今はもう地元のイベントに参加することはありませんが、その代わりとなったさまざまなことは、一つずつ成果を出しています。
当時描いていた夢は、一つずつ叶ってきています。
アイドルオタクだって、男のオタクだけではない、今は若い女性の娯楽です。
相変わらず閉鎖的な田舎のコミュニティに収まって、地元を仲間内だけで盛り上げているとヤンキー共とは違う、
国家レベル国際レベルで成長したぞと言いたいものです。


なんだかまとまりがなくなりましたが…

当時の自分を振り返ると、りさまるもまだまだいけるでしょう!
などと、今は思っています (笑