デザインフェスタに向けて、様々なノートを仕込むとともに、細かな準備も進めています。テルコ雑貨店は基本的に2人で全てをまかなっているため、いつもバタバタします。


 でもそんなバタバタや、てんやわんやもなんだか愛おしく、「ノートを愉しんで頂くために!」とふんふん頑張る毎日です。


 皆様、どうぞ遊びにいらしてくださいね。11月2日、3日両日ともに、東京ビッグサイトにて4階と少し分かりづらいかもですが、K-244ブースでお待ちしております。


 そして、今日も完成品のノートをご紹介。



テルコ雑貨店(手製本、ハンドメイドのハードカバーノート職人)

 イギリスより直接仕入れた、マルチボーダー。これがまた、面白いのです。カラフルなボーダーに見える部分は、様々な色に染め上げられたシルクの原毛で、ボコボコとランダムにくくられて生地にあしらわれています。


 さらっとノートにしてしまってますが、かなり贅沢な生地。そして、ボコボコが普通じゃないため、相当に製作はしにくく、難儀でした(笑)。



テルコ雑貨店(手製本、ハンドメイドのハードカバーノート職人)

 色は個体ごとにも違いますし、個体の中でもグラデーションのように多くの顔を見せます。


 ピンクや紫、グリーンにイエロー……



テルコ雑貨店(手製本、ハンドメイドのハードカバーノート職人)

 ブルーや赤、時には黒なんかも混じります。



テルコ雑貨店(手製本、ハンドメイドのハードカバーノート職人)

 こんなに手間がかかって創られる生地は、かなり珍しいかと思います。イギリスで買ってもなかなかにアレな生地でしたが、これを日本で仕入れようとすると……ちょっと考えたくないくらいですね(笑)。



テルコ雑貨店(手製本、ハンドメイドのハードカバーノート職人)

 テルコ雑貨店では、こういう細かい花布(はなぎれ。中ノートの補強パーツであり、飾りでもあります)なんかも全て手持ちの布から手で作ります。だから、表紙に合わせていろいろと遊んだり、合わせたりできるのです。



テルコ雑貨店(手製本、ハンドメイドのハードカバーノート職人)

 こんな風に封入。ちなみに表のパックはあくまでも汚れや傷防止みたいな役割なのですけれど、プレゼントなどにも使って頂きやすいかと思います。タグもしっかりつけてます。



テルコ雑貨店(手製本、ハンドメイドのハードカバーノート職人)

 手に取った方がどんなノートなのか、どんな表紙なのかが分かるように、説明も封入しています。ざっくりと、こちらを読んでいただきながら選ぶのも愉しいかと思います。


 と、こんな感じで並びます。


 もちろん、手触りや生の感覚を味わっていただけるように、袋から出したりもすぐしてるので、気になった際は遠慮なく言って頂けると嬉しいです。


 生地の説明などだけでなく、それにまつわるエピソードなんかもお話できたりして。


 そんなのも愉しい、テルコ雑貨店です。




 テルコ雑貨店