サンパウロで日本食三昧 | テル&アズの世界旅行ブログ

サンパウロで日本食三昧




リオデジャネイロからバスで約6時間。南米最大の近代都市サンパウロに到着。




ブラジルには現在日系人の方が約130万人いるといわれていて、その本拠地が東洋人街と呼ばれるリベルダージ地区。「日本食を食うぜ~~!!」と迷わずリベルダージ地区に向かいました。



地下鉄リベルダージ駅を降りるとまずは東洋風の店構えの銀行がお出迎え。



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マクドナルドもいかにも東洋風。



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通りには鳥居が並ぶ。



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どっかで聞いたことのある名称の店。多分、僕の予想では名前はパクってないと思う。たまたま付けたんじゃないかと。



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馴染み深いこんな名前の店も。けど店に入っても京都出身者どころか日本人すらいなかった。というかリベルダージ地区、日本人経営の日本語の名称の店が並んでいるものの、働いている店員は日本人じゃないし、街を歩いている人も日本人は少なかった。最近は台湾、中国人経営の店が急増しているのと、ずっとここにいた日本人たちの多くは郊外に住居を移してしまったみたい。



サンフランシスコのジャパンタウンやロスアンゼルスのリトル・トーキョーと同じような匂いのした日本人離れが進む街という印象を受けた。



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それでも売っているモノは寿司などの日本食が多いし、食品はほぼ日本のスーパーと同じくらい日本の食品が並べられていた。欲しいものは何でもあった。



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こちら夜は日本のラーメン店で修行したオーナーが経営するラーメンと餃子の店「あすか」へ。店の前はすごい人だかりで30分くらい待ってようやく入店。こちらもやはり作っている人もウェイターも少々日本語が話せるブラジル人。日本人は何処へ??



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久しぶりに食べるラーメン!!!



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やっぱり美味い!!!日本のラーメン屋と同じくらいのクオリティーとまではいかないけど、日本の高速道路のサービスエリアで食べるようなラーメンだったと言えば、大体想像がつくでしょうか??



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そして翌日は「すき家」へ。「すき家」のこの看板を見たときは思わずハシャいでしまいました。サンパウロには全部で10店舗以上の「すき家」がチェーン展開しているらしい。



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あ~~牛丼なんて久しぶりや~~ん!!!



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さてお味の方は?? 肉がね~やっぱり日本の「すき家」よりは落ちる。あの値段であのクオリティの牛丼が食べれる日本って絶対スゴイと思う。




あと一つ。すき家でアルバイトしていた18歳まで日本に住んでいて日本語がペラペラの21歳のブラジル人青年と喋った話。



彼は日本もブラジルもどっちも好きだけど、日本の方が良いと言っていた。理由を訊くと「ブラジルは治安が悪いから」。「頑張ってお金を稼いで、バイクを買ったり、車を買っても悪い奴に盗まれる。お金を稼いで良い家に住んでも強盗にやられる。そのモノが高価であればあるほど悪い人間のターゲットになる。だから稼いでもどこにお金を使えば分からないし働きがいがない。それが無ければブラジルの方がいいけど」って言っていた。



それが無ければって、それが結構重要な気がするけど。このリベルダージ地区を歩いていても落書きがそこかしこにあって、路上で寝ている人が多いし、寝ている人は大体20歳から上の男の人。物乞いって女の人と子どもっていうイメージがあったけどブラジルは男が主体だった。夜も大通りしか歩いちゃダメ!!と言われた。最初ブラジルの印象をノリの良い国、優しい人が多い国というプラスの印象しかなかったけど、やっぱりそれだけじゃないんだな。僕らがいた感じは別にそこまで治安が悪いって感じはしなかったけど、地元の人が言うんだから危ないんでしょう。日本にいれば日本の問題点が目に付くけど、国なんて、日本だけじゃなく、どこも矛盾や問題を抱えているものですね。




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とりあえず和歌山出身、梅好きの僕にとっては梅干を手に入れられて大喜び。




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食べることに関しては全くストレスが無かったサンパウロ。



空いた時間でセカセカ観光をしたサンパウロ。その辺りは次回ということで。




(TERU)