みんな～カーニバルがはじまるぞ～～！！！

リオのカーニバルが始まる。

昔、読んだロバート・ハリス著の「人生の１００のリスト」に触発されて、自分なりの「人生の１００のリスト」を作ったときにその中の一つに「ブラジルのリオのカーニバルを生で観戦する！」って書いた。

夢が一つ叶うとあって胸が高鳴るけど、もう一つの胸の高鳴りはちゃんとチケットを買えるかどうか。僕らは誰かは忘れたけど途中で会った旅人に聞いた「別に旅行会社を通して買わなくても、ダフ屋がいてカーニバルが始まると同時にチケットはどんどん安くなっていく」という情報を信じていた。

さあ行こう～！！！カーニバルへ！！！！

そんなわけで昼過ぎには宿を出て、もちろん１時間半かかり、セントロ（中心部）に到着。

着いたセントロ・鉄道駅周辺はほとんどの道が歩行者天国になり、土産物屋や屋台も出て完全にお祭り状態だった。

とうもうろこし屋のおばちゃん。今が稼ぎ時とばかりに僕らの帰宅時、約１０時間後にもまだ店をやっていた。

とうもろこしを食べながら、カーニバル直前の雰囲気を味わうため練り歩き開始。

こちら鉄道駅前。街はカーニバル関係以外、がらんとしたゴーストタウンみたいな感じ。

皆、カメラを向ければ笑顔を見せてくれる。というかカメラを首にぶら下げているだけで「撮れ、撮れ」と言ってくれる人もいた。

みんな良い笑顔。年に一回のカーニバルを心待ちにしていたという感じがプンプン伝わってくる。

皆、色々仮装しているので、一応僕もそれに乗っかり、チョンマゲカツラを被り対抗する。通りにはカーニバルのパレードに使われる生のフロート車が並んでいた！！！フロート車を見ればさらに気分が高揚してきたぜ！！

そしてこちら盛り上がっているまさにセントロ周辺。カーニバル中の為、ほとんどの店は閉まっていた。だからトイレも無いわ、両替もできへんわ、ＡＴＭは長蛇の列だわという感じ。この辺りからさらに入ると路地があり、奥の通りはもうすでに公衆便所と化していて、男達はそこかしこで小便をしていた。臭い。始まる前からこんな感じやったら終わったらどんなことになってるねん！！　そして奥の路地は夜は危ないんだろうな～～という雰囲気がぷんぷんと漂っていた。

そして夕方になりカーニバルに向かう人たち。

カーニバルは暗くなる午後９時から。街がそわそわし始めた。

そんな感じでカーニバルが始まる雰囲気を楽しみ、僕らはカーニバルのメイン会場サンボドローモに向かったのでした。

（ＴＥＲＵ）