てらしま 浩幸 オフィシャルブログ

てらしま 浩幸 オフィシャルブログ

てらしま 浩幸 オフィシャルブログ


Amebaでブログを始めよう!

皆様へ


いつもご支援・ご指導を賜り誠にありがとうございます。

今年も残すところ後2日となりました。
振り返ってみると、日本にとっても、私個人にとっても激動の1年でした。

先般の衆院選の結果は、すでにご報告いたしましたとおり、力不足で大変申し訳なく感じております。


しかし、毎朝の街頭活動や、選挙期間中の遊説活動中に、皆様からいただいた
「みんなの党は、ブレないからいい!」
「みんなの党が一番まともなことを言ってる。しっかり頑張って!」
などなどの激励のお言葉は、本当に私の宝物となっています。


公職選挙法では時候の挨拶、選挙後の御礼が禁止されていることから、皆様に直接的な感謝の気持ちをお伝えできないことに心からお詫び申し上げます。
ただ、皆様の暖かい気持ちには本当に感謝の気持ちでいっぱいであること、心中をお察しいただき、ご理解賜れば幸いに存じます。


今回の選挙結果は、自民党が圧勝しましたが、全国の比例得票数はろ、自民党は1662万票で、05年の2588万票を大きく下回り、09年の1881万票にも及ばず、得票率も27.6%で09年の26.7%とほぼ変わらないものでした。


このことを踏まえると、この選挙結果からは、日本国民の多くが自民党の政策に賛同し、原発推進を望んでいるとは言えないと思っています。


私は、もしもの時には取り返しがつかない原発のリスクや、デフレ経済下での消費税増税などから「故郷である福岡3区を守りたい!安心で安全な生活を守りたい!子供たちの未来を守りたい!」その一心で戦ってまいりました。


明治維新以来続いている中央集権・官僚統制体制は、人口増加・高度成長時代は、国土の均衡ある発展に寄与しましたが、現在の人口減少・少子高齢化社会においては、もはや制度疲労を起こしています。


それどころか、高度成長時代に広まった「核家族化」や過度な競争社会の影響もあり、地域や親族縁者などとの絆が薄くなり、各家庭が孤立してしまう傾向が顕著なり、どこか心理的な不安を抱える社会となってしまったのではないかと感じています。


以前の日本の子供たちは、お爺ちゃんやお婆ちゃんと一緒に暮らして、「ご先祖様が守ってくださっている。」「お天道様が見ているよ。」と声をかけられて育ってきました。


必然的に、目に見えることや経済的な損得だけが全てではなく、目に見えないけれど大切な「心」を感じてきたように思います。


また「向こう三軒両隣」と言って、お米やお味噌を貸しあったりしていた頃の日本社会は、地域の絆が感じることができ、何か困ったことがあったときに相談したり、助けてくれる人が回りにいるという実感を自然に抱くことができていたのではないでしょうか。


しかし、高度成長時代における、核家族化や都市化による地域や親族の絆の低下は、各家庭に孤立感をもたらし、不安を抱える家庭を増加させることになったと思っています。


不安をかかえていれば、遠い将来のビジョンよりも、ついつい目先の生活を優先してしまいがちになるのが人間の性ではないかと思います。


さらに、中央集権・官僚統制により、「地域のことを地域で決められない。自分たちのことを自分たちで決められない。」状況となり、国民は、本来は主権者であるという主体者の意識が薄れ、自治・自律の精神を失い、国や行政から何かをしてもらうという客体としての立場に長く居続けてしまいました。


その結果、日本の民主主義は、「観客民主主義」や「おねだり民主主義」と揶揄される側面を持つようになってしまったのではないでしょうか。


約50年前に、J・F・ケネディ大統領が「国が自分たちのために何をしてくれるか尋ねるのではなく、自分たちが国のために何ができるのかを考えて欲しい。」と演説しました。


今まさに日本は、この精神で民主主義を再生しなければならない時を迎えていると思っています。


そのためには、何よりも地域が力を持つ「地域主権改革」を実現しなければなりません。


国民一人ひとりが、「自分たちが暮らしている「地域」のために何ができるのか?」ということを考えていけば、必ず素晴らしい地域となり、素晴らしい国となっていくと思うのです。


そして、日本人は、本来そのような助け合う心を強く持っている国民だと思っています。


3.11の東日本大震災のときに、日本国民のほとんどの人が、「被災地のために自分たちに何か出来ることはないか。」という思いを抱き、義援金や物資を送ったり、ボランティア活動に参加したり、具体的な行動を起こしました。


これこそが、日本人本来の「心」であり、この気持ちで国民一人ひとりが「地域」のことや「社会」のことを考えていけば、本当に「安心で安全な社会」を実現することができ、日本の将来は素晴らしいものとなると確信します。


私は、無職・無収入となり、文字通りゼロからの再出発ですが、これからも「志」はけっして捨てることなく、愛する故郷である福岡3区のために、子供たちのために、地方行政に25年間携わらせていただいた経験を少しでも生かして、微力を尽くしてまいりたいと決意をしております!!


どうかこれからも皆様のご支援とご指導を賜りますように心からお願いを申し上げます。


最後になりましたが、どうか皆様良いお年をお迎えください。


                        寺島 浩幸 拝

みなさま


衆院選挙は、たくさんの皆様から応援をいただいたにもかかわず、力不足の結果となり、大変申し訳ありませんでした。

東北の被災地までが、原発推進の自民党が圧勝するという結果に、正直困惑して、まだ頭が整理できていません。><

それでも、有権者の皆様から42126票を投じていただきましたこと、本当に心より感謝しております。

しばらく休養をとらせていただいて、今後のことをゆっくり考えたいと思います。ありがとうございます。