宅地建物取引士の登録免許、2回目の更新です。
ということは、試験合格から10年ですか・・・はやっ。

 

わたくし、不動産関連の仕事をしてはいますが、

取引士免許の出番はまずありません。

が、お守りとして5年毎に更新しています。

 

さて、今年は(というかここ最近はずっと)、

コロナの影響で会場講習が取りやめで自宅学習になってます。

 

届いた分厚いテキストが5冊+α・・・無理!笑

更新には、何月何日に何時間勉強しました、

という申告書と、学習効果測定のテスト

(ペラ1枚裏表、○☓10問と記述5問)

の提出が必要です。

 

ググれば模範解答っぽいのも出てきますが、

人や時期によって?若干設問が違うようですし、

なによりそういうズルは好きくない。

 

ちゃんと設問に対応したテキストを読み解いて、

自分の言葉で記述しました。

しかしながら、記述欄が小さすぎです。

字間行間詰めても、枠からはみ出ちゃいましたよ?

そこまで精細な解答は求めてないんでしょうけど、

性格なもので、やるなら完璧を目指す。

 

ま、そんなこんなで、

後ろめたさもなく、更新申請を完了しました。

 

ちなみに、保有している(使える)資格は、

・宅地建物取引士

・2級FP技能士

・電気工事士2種
でございます。

 

現職を失って生活に困ったときには、

彼らが緊急出動してくれる、はず!?
 

8月20日、Webサイトで無事合格を確認しました。

通知ハガキが届き次第、免状を申請します。

印紙5,300円分、4cm☓3cmの写真を2枚、簡易書留で発送…
最後までお金が掛かります(泣)。

宅建士の免許更新通知も来てたので、ダブルパンチです(笑)。
 

今回はあくまでDIY目的の資格取得ですし、電験三種は一気にハードルが上がってしまうので、この先に進むのはちょっとしんどいですね。

 

やる気元気がチャージされたら、一度断念した簿記2級に再チャレンジしてみようかな?

国民年金、払うか払わないか?
ひろゆき氏は払うべきと言っていますね。

自分も払う派です。

 

会社員の場合は、

強制天引きなのでもとより回避できませんが、

厚生年金は会社が半額負担という太っ腹な制度なので、

できれば個人事業主より会社員として納付したいものです。

国民年金だけの納付では、支給額は年間80万円弱です。

最低限の生活すら難しい金額ですね。

 

さて、国民年金(第1号保険者)。

国家が保証する終身給付年金です。

 

支給開始年齢の引き下げとか、5年10年単位で

徐々に条件は悪くなっていっていますが、

それでも死ぬまで定額をもらい続けられる安心感は、

民間の保険会社とは比較になりません。

 

何歳まで生きれば黒字になるかどうか

(給付額が納付額を上回るかどうか)は

世代によって変わりますが、

納付給付がトントン(赤字)だとしても所得控除があるので

納付時点で税金面でのメリットがあります。

 

株式投資などのリスクのある投資は別として、

預金や国債のような超低リスクの資産で置いておくより、

よっぽど率のいい投資(資産活用法)だと思います。

 

さて、公的年金の上乗せとして、国民年金基金があります。

若い頃はなにそれ?美味しいの?と完全スルーでしたが、

昨年から上限まで納付を始めました。

納付終了までの資金は、

引き落とし口座に全額入金してあります。

銀行に置いておいても実質金利はつかないので、

納付して所得控除に回したほうが絶対にお得です。

 

もちろん、納付したお金は引き出すことはできないので、

すぐに使う必要が生じるかもしれないお金は回せません。

あくまで老後の生活費のため、といった性格のお金だけです。

 

いずれにしても、

現時点においても国民年金は納付すべき、

というのが私の見解です。

(会社が半額負担してくれる厚生年金ならなおさら)

 

とはいえ、それだけで老後は安心!な制度ではないですし、

セーフティネットは何重にも張っておくべきです。

国民年金をベースに、

個人年金やiDeCo(確定拠出年金)、NISA(非課税投資枠)、
外貨預金、家賃収入(不動産の所有)など、

インフレや為替の変動など様々な環境の変化に耐えうる

複数の収入源を確保しておきましょう。

 

筆記は落ちる理由がなかったので、

終了直後の6月頭に準備開始しました。

 

テキストは迷いましたが購入せず。

Web上に解説サイト多数あるし、

Youtubeにも動画がたくさんありますから。

 

練習用の材料はホムセンで集めようと思いましたが、

手間暇考えたらセットを購入したほうが効率的と思い、

HOZANのDK51という器具と1回分の電線がセットに

なっている商品を購入しました。

 

当初は、全13問を全部練習するのは面倒だな、

基本作業(被覆を剥くとか、のの字曲げとか)と

面倒そうな問題をいくつかやればいいや…

などと甘く考えていましたが、

実際に基本練習のあと易しそうな問題を選び

作業時間を計測してみると、見事に40分超え。

これでは到底合格は覚束ないと、

全問2周を目標にスケジュールを組みました。

 

結局、ほぼ全問2回ずつ(難問は3,4回も)作り、

最終的に複線図(線長やスリーブ刻印等を含む)に5,6分、

電線カットから接続完了まで20分程度で

終えられるようになりました。

実際には、施工条件の確認に数分、

作品完成後のチェックとミスがあった時の修正に

5分以上は確保しておきたいので、

この時間でも余裕というわけでもないです。

 

これだけ数をこなすと、

VVFストリッパーや圧着工具の扱いも

自然と体が覚えている状態に近づいていました。

写真は練習で出た電線ゴミです。
これだけこなすと、自信を持って試験に臨めますね。

 

 

試験当日は、入室制限時間に注意が必要です。
2021年前期の場合、11:30試験開始で、説明開始が10:50、入室は10:55まででした(以後入室不可)。
試験開始30分前に会場に到着すれば余裕、とか考えていると、試験が受けられないという最悪の事態を招きます。

電車バス等の遅延にも注意が必要ですし、上記スケジュールなら遅くとも10時会場着くらいを目標にすべきです。
 

試験開始30分前くらいに、まず問題用紙が配られます。

表紙には支給材料一覧があります。

ここで、特徴的な材料(3路スイッチとかアウトレットボックスとかVVRとかダブルコンセントとか)を頼りに、問題を特定しましょう。
試験開始前に、脳内で複線図を描けたらかなり時間を節約できます。

スリーブと差し込みコネクタのサイズ、数量から、どこのジョイントがスリーブなのか差し込みなのかも、ある程度判断できるはずです。

 

試験が始まったら、まず施工条件をしっかり確認!
ジョイント接続方法、電線の指定長、電線の分割支給、どの電線から渡り線を取る(余裕がある)のかなど、事前予想と異なっていることがあります。

確認できたら、あとは練習通りに複線図を描いて、その通りに施工していくだけです。


自分は、

1. 複線図を描く(電線の種類、長さ、外装カットサイズ、絶縁被覆カットサイズ、接続種別(スリーブ・刻印、差し込みコネクタ)、色(白、黒、赤)。電線の色は施工時に迷わないよう色サインペンで記入する。

2. 電源から接地線(白)を器具とコンセント(と常時接続PL等)に送る。
3. 電源から非接地線(黒)をスイッチとコンセント(と常時接続PL等)に送る。
4. 複数の埋め込み器具がある場所は渡り線(黒)で電源を分配する。
5. スイッチから器具に電気を送る。
6. ジョイント部をスリーブまたは差し込みコネクタで接続する。

という手順で作業しました。

 

複線図は描かなくても作業できるって人もいると思いますが、時間に追われる試験会場では、ちょっとしたミスでテンパることもあるので、完璧な複線図を描いて、あとはその設計図通りに粛々と作業していくほうが安全だと思います。

 

作品が完成したら、器具の配置、電線の長さ、回路接続、電線接続部、緩み・抜け、のの字(なぜかのの字を作ったかどうか記憶がない、という方がちらほら)など、時間いっぱいチェックしましょう。

作品の美観は合否には関係ありませんが、雑な作品よりきれいに整えられた作品のほうが審査官の心証はいいはずです。もしかしたら、ごく軽微な欠陥、ミスを見逃してくれる…かもしれません(そこを期待しちゃいけませんが)。

 

いずれにしても、どの問題が出ても動じないくらいに練習を重ねておけば、落ちる試験ではありません。幸運を!

基本、資格試験は独学です。
(宅建も独学で取りました)

2月初旬に参考書を購入。
定番の
「第2種電気工事士筆記試験すい〜っと合格」
です。
写真や図解が多くて解りやすく読みやすいです。

テキストを読み込み、分からないところはググり、
収録されている過去問(抜粋)を解き、

テキストに戻って復習しました。

テキストを一通り消化したら、
試験対策Webサイト(山ほどあります)を
いくつかピックアップして勉強しました。

最後に、過去問.comで、年度をランダムに選んで
7,8年分、ひたすら解きました。
ここで80点以上は取れるようにしておきたいです。

ちなみに、複線図はなかなか理解できず、
いったん捨てましたが、
筆記試験直前にもう一度チャレンジしたら、
すんなり頭に入ってきました。

無理に理解しなくても筆記試験はパスできますが、
実技試験では必須なので諦めずに繰り返し
トライしていきましょう。

実質3ヶ月くらいの準備期間でしたが、

正直、2種なら3夜漬けくらいでも筆記は合格できると思います。

でも、プロとして仕事をしていくつもりなら、

電気理論や複線図を含めてしっかり理解して、

90点くらいは取れる知識は持っておくべきだとも思います。

いい加減な知識の電気工事士に、

いい加減な仕事をされたくないですよね?
 

試験時間は120分ありますが、
かなり多くの人が退出可能時間(60分経過)で帰っていました。
それくらいの難易度、ということです。

結果は3問ミス、94点でした。