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岡田しずかさんと真辺雄一郎出演チャリティーライブ

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写真は真辺っち、2枚目に入ってしずかさん(右)亜紀さん(左)

東日本被災支援チャリティーライブの詳細を紹介させて頂きます

★岡田しずかさんと真辺雄一郎がチャリティーライブの一部のラストに出演します!
お時間ありましたら、足をお運び下さいまし。
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≪第2回震災被災地・被災者支援チャリティーコンサート≫

被災地に元気を届けよう
日時:5月13日 (金) 18:30開演
会場:四ッ谷 聖イグナチオ教会ヨセフ・ホール(上智大学四谷キャンパス脇。JR、地下鉄四ッ谷駅 麹町口、赤坂口から徒歩3分)
3月11日に起こった東日本大震災から1ヶ月余りがたちました。様々なジャンルの幅広いミュージシャン(ソロギター、ボサノヴァ・デュオ、シンガーソングライター、ミュージカル俳優、クラシック演奏家・歌手等)が一堂に会して、年齢もジャンルも超えて自分たちの意思を伝えていこうという企画です。盛岡から来ていただく熊谷さんは、被災地を回って歌われていますので、被災地からのメッセージを届けていただきます。また、皆様のメッセージを折り鶴に託して熊谷さんたちに被災者の皆さんに届けていただきます
ご芳志は、全額「日本赤十字社」に寄付させていただきます
このコンサートの様子は、USTREAMを通じてライブで、また後日 YouTube に編集してインターネット上で配信する予定です。

プログラム次の通りです。
<献奏>
“小さな願い”
真辺 雄一郎(ギター)
(演奏後の拍手は控えていただき、黙祷をささげていただきます)

<被災地から>
“What's New”
“里の秋”
熊谷絵美(ヴォーカル)、 後藤匡徳(ピアノ)

<第1部>
①ボサノヴァの夕べ
“イパネマの娘”(A.C.Jobim)
“Gente Humilde”(Garoto)
“Minha Saudade”(Joao Donato)
アマデュオス(ギターデュオ)
②シンガーソングライターの世界
“この世界キミと共に”
“Nessun dorma”
悠々ホルン(ヴォーカル、ギター)
③歌とギターのデュオ
“いくつもの風“
“言葉にできない ”
“あめのしらべ~アメイジング・グレイス~
岡田 静(ヴォーカル)
真辺雄一郎(ギター)

<休 憩>

<第2部>
①ヴァイオリンとピアノの音色
“シチリアーノ”(フォーレ)
“ヴァイオリンソナタ第1楽章”(カプースチン)
小野 唯(ヴァイオリン)
守重結加(ピアノ)
②テノールの魅力
“荒城の月”(滝廉太郎)
“オー・ソレ・ミーオ”(カンツォーネ~ナポリ民謡)
志田雄二(テノール)
守重結加(ピアノ)

<被災地へ>
“HOPE(「ヒロシマ そして終焉から」(穐吉敏子作曲)より”
熊谷絵美(ヴォーカル)
後藤匡徳(ピアノ)
“上を向いて歩こう”
 全員

しずかさん歌う曲の中で『いくつもの風』は先月の『龍馬の平日x』の中の挿入歌です。
実は一番と二番があり、二番は震災後に書き加えたものです。
失った想いでそのものが、生きてゆく魂への応援歌になればと、創りました。
このイベントにこの曲を選曲していただけてとても光栄で感謝致します。
皆様、是非お運び下さいますよう

       間 天憑

被災地から役者仲間が帰ってきました

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もう先月になります…私達の芝居に、@スカブラの代表上妻コウ氏が観劇にみえて、芝居で被災地にボランティアをとのお声掛けがありました。実現させるにはいろんな方々のお力添えが必要となりますが、明確に動いて行ければと思っています。
そして、我々が芝居なぞをと思いながらも…その頃、芝居仲間の石井悦子(Balと呼ばれてる)は実際に現地でボランティア活動をしていたのです…彼女が東京に一時帰って来ました、体験談のひとつをメールで頂き、それを多くの方々に知って欲しいと思い、掲載させて頂きます。

以下Balの文

宮城の被災地から帰って来ました。
被災地現状を、一人でも多くの人に知って貰いたいのでメールしてしまいました。
以下、長文ですがお付き合い下さい。

気仙沼と南三陸、現地の情景は…あまりに凄すぎて言葉が出ません。
「何だこれ…?」としか言いようのない風景。
あまりの悲惨さに圧倒され、どんな言葉を言っても不謹慎になりそうな…何て言っていいのか全く分かりません。
これが現実なんて信じられない光景でした。
帰りのサービスエリアでトイレに入った時、便座が暖かかったのにビックリし、ジェットタオルの機械に違和感を感じ、家の玄関に入った時、何年振りかに帰って来たような変な感じがして、いかに前日まで見ていた情景が強烈だったか思い知らされました。
阪神大震災の時より(比べるものではないけれど)百倍衝撃的でした。

漁師のおじちゃんが、避難所の真下に広がる津波後の凄まじい場所を「案内してやっぺからカメラさ持っでごい」と言うので、歩いて回って写真を撮ってきました。「写真さ撮っどげ」と言われても、カメラを向けるのが苦しくなる程、悲惨な景色でした。
1ヶ月以上経ってもほとんど変わってません。
瓦礫の山のまま。
気仙沼や南三陸は、今でも水が通ってません。
電気も通ってない所も沢山あります。

あるおじさんが「俺さの家がさ、田んぼの中でクルクル回ってんだべ…意味分からねぇよ」って言ってました。

避難所では中高校生の男の子も女の子も、小さい子供達の面倒を良く見てるし、凄い礼儀正しくて、東北の未来はきっと明るいんだって思えました。
先週の日曜に、避難所の子供達と支援物資で送られて来たデッカい鯉のぼりを試行錯誤で組み立て、避難所の入り口に立てました。壊滅地帯を下にして青空に泳ぐ鯉のぼりは何かとても感動的だったです。

物凄い土砂降りの日、避難所の校庭でテント張りをしてたら、最南端の山口県宇部市から14tのタンクローリーに水を入れて寝ずに高速ぶっ飛ばして水を届けに来たおっさん達が来ました。
他にも、岩手からテントと自分の分の食料を持って、歩いて野宿しながら避難所を回り、心のケアをし続けている人とか(この人は凄い…強者中の強者)、阪神大震災以後、震災が起きた場所に飛んでっては仮設風呂を作り続けている人や、もう、もの凄い強者達に会いまくりな毎日でした。
現地には全国からボランティアが集まって来てます。中には無職の人もけっこういて「何もしてないなら行かなきゃって思って…ここに来るんで金、無くなっちまったけど来た」とか「会社に、東北にボランティアに行きたいから1ヶ月休みくれって言ったら、だったら辞めてくれって言われたんで、辞めて来た」とか頭おかしいのばっか(笑)。寝袋&テント生活なのに、60代後半の人達も沢山いて驚きました。

被災地にも春は来ていて、泥沼の中からあちこち黄色いスイセンの花が咲いていたのが凄く印象的でした。気仙沼や南三陸の方は、桜は開き始めでしたが、ボランティアの子達が口々に「…花は咲くんだね」と呟いていました。

次の日からまた普通に会社に行ってますが、都合付けて、また行きたいです。

これは長期戦です。



       間 天憑

被災地から

これは、4月『龍馬の平日x』初日に被災地からの、逆に頂いた、エールでした。
彼女は元役者で、ご結婚され東北で生活されています

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東京の桜はどうですか?こちらはまだまだですが、春一番の福寿草が今年も満開です。こういう非常時には、普段はわからない人間性が見られるもので、特にこちらは田舎なので、自分たちさえ良ければ…という人間がゴロゴロ居て、まじ、やってられねぇ(`ε´)という気分でしたが、人は人、私も今自分に出来ること精一杯やらねばと励まされました。先日八戸に行き、津波の爪痕観て来ました。大型漁船が幾つも無残に打ち上げられていました。暮らしが一変してしまっただろう人々が黙々と瓦礫の山を片付けていました。運良く、流されなかったらしい、仏具屋さんは、窓に大きく、`頑張ろう八戸´と掲げていました。大急ぎで、建て直したらしい小さな店で、笑顔で野菜売ってるおばちゃんも居ました。被災者の人々への間さんたちの熱い思い。きっと伝わりますよ。心置きなく日々に臨んで下さい。ご活躍祈ってますo(^-^)o

千葉 世津子さんから

無事に終幕

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『龍馬の平日・x』素敵なキャスト、スタッフに支えられ、留まることなく進化し、花を咲かせ、見事に散りました。

また桜咲く頃に、そうだ今度は桜吹雪に因んでやってみよう。

この芝居はいろんな質問がありました。想像して下されば幸いなのだが…全ては応えたくありませんが…少しだけ。竜子が映画の中で女優に育つ過程を描いています。タイムスリップしたのじゃない、小津澤監督が創った映画のなかの龍馬に出会う。あたかも幕末で出会ったかのように…、役者として虚構の中で坂本龍馬に出会うお話、出会い、お竜として成長する女中役、その過程全てを小津澤明安監督が映画にしたという、お芝居でした。
影武者として幕末に居た竜馬は?タイムスリップして来たのかって?…答は観ていただいたあなたの中にあります。

観ていただいた皆様、心より感謝いたします。
また、皆様のお心と、岡田静さんと真辺雄一郎のチャリティーミニライブ、役者達の寸志により赤十字に義援金として約7万8千円を送金する事が出来ました。

心より有難う御座いました
       間 天憑

楽屋にて

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二日目も無事に過ごせました。
写真は土曜日にチャリティーミニコンサートをして頂ける岡田静さんと、ギター演奏してくれる、真辺雄一郎です。真辺には彼のオリジナル曲を挿入曲として3曲(ほおづき、二人の竜馬、長崎)提供戴きました。「二人の竜馬」と「長崎」は今回の「龍馬の平日x」の為に作曲して下ります。
チャリティーでは、『龍馬の平日x』挿入歌「いくつもの風」(作詞作曲・はざま、編曲・真辺雄一郎、唄・岡田静)も唄って頂けます。

お楽しみにくださいませ
       間 天憑