コームオフとvaRta

コームオフとvaRta

名古屋市北区若葉通のヘアーサロン
個性豊かなスタッフの徒然ブログ。
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 こんにちは。引き続き長文ですから、興味ある方だけ(笑)

前回は様々な必需品に含まれる界面活性剤や防腐剤について①で刺激が強いと言われている成分をお伝えしましたが…
今回は比較的に肌や髪に優しく優秀とされるシャンプーに使われる界面活性剤等を中心にご紹介したく思います。


※ココイル系
   ココイルメチルタウリンNa
   ラウロイルメチルタウリンNa
   ココイルメチルタウリンタウリンNa
 目的…サッパリきしみなく低刺激で泡切れ良し
 影響…軽さの割にボリュームが出づらい
 原材料…ヤシ油(ココナッツ)

※ベタイン系
   コカミドプロピルベタイン
   ラウラミドプロピルベタイン
   ラウリルベタイン
 目的…ベタインの働きでアミノ酸系以上に低刺激高保湿、洗浄力適度、カラーやパーマした髪や赤ちゃんや敏感肌向け
 影響…すすぎ悪く残りやすい、原料が高い
 原材料…ピート(砂糖大根)

※アミノ酸系
   ココイルグルタミン酸Na
   ラウロイルグルタミン酸Na
   ラウロイルメチルアラニンNa
   ココイルメチルアラニンNa
 目的…低刺激、しっとり
 影響…洗浄力弱く泡立ち悪い、原料が高い
原材料…ヤシ油やその他植物油

※PPT系
   ココイル加水分解コラーゲンNa
   ラウロイルシルクアミノ酸Na
 目的…髪に優しく流れやすい
 影響…原価が高過ぎる
原材料…アミノ酸系と同じく

※ラウレスサルコシンTEA(アミノ酸系の割に刺激あり)
※スルホコハクラウレス2Na
※ラウレス酢酸Na
目的…洗浄力の割に低刺激
影響…カラーやパーマ毛や敏感肌にはやや強い

以上は高価な原料と言われてますが悪影響の少ない界面活性剤です。
原材料に何を使ったかより、どうゆうプロセスや手間暇をかけて化合や精製されたかで、人体への毒性が決まります。
しかし、優しいといっても ”すすぎ残し” はお肌にあまり良くはありませんし、
 ”大量に経口” などは身体に悪いに決まってます。
使い方もまた大切な健康法になりますね。


前回と今回は やたらめったら 成分を書き連ねましたが次回は
”どう使うべきか”
”どう気をつけると良いか”
香料化合物などの他にもあるリスクや良い製品の選び方をお伝えできたらと思います。

コームオフ ・力


昨年よりサロンにて天然アロマを炊きはじめました…


上品で身体に良い効能をお客様にお届けする事で、お客様がサロンで過ごされる時間が少しでも有意義で素敵な時間になります様に…

天然原材料から抽出したアロマは、化学薬品や人工化合物が一切含まれていない為、粘膜吸収(特に鼻腔と肺)で効率良く体内に取り込まれ、人体(生体)に対して生命活動をサポートする効能があるとされています。【人工香料の危険性➡︎http://naitter.hippy.jp/18505】


今回は…

ブラジル産ライム(リフレッシュ、消化器系リンパ系の代謝改善)

エジプト産バジル(リフレッシュ、血行促進)

コスタリカ産オレンジスイート(鎮静効果、リラックス、消化器系改善、ダイエット)

ハンガリー産フェンネルスイート(リフレッシュ、利尿作用、消化器系や呼吸器系の改善)

の4種類を調香致しました。

スッキリしながらも、寒さでかじかむ身体のリンパの流れや血行を促進しホルモンバランスを整え代謝も促進する、身体の免疫や代謝活動が弱りやすい秋冬向けの香りです!
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東欧のフェンネルの香りとハーブ系のバジルの香りが気持ちも身体も元気にしてくれます!

是非一度香ってみてください!




最近はネットや雑誌などのメディアからや噂話まで…
色々な生活必需品や便利な物に囲まれて生きている我々が、界面活性剤や防腐剤についてのリスクを耳にするようになって随分と経ちましたが…

”防腐剤やパラベンは良くない…”
とざっくりした情報だけでどう良くないのか訳もわからず恐れるしかなく、しかしそれらを避けては生きづらい私達の生活。

大量に安く、我々に必要とされる製品の為に利用されてきた  それら  は…
食べ物はもちろん商品によってはシャンプーや化粧品などにも配合されています。

”何が、どれ位入り、どの様に使用すると…良くないのか…”

回を重ねながら、正しく理解しゆっくり考え正しく恐れて正しく付き合うきっかけにしていただけたら幸いです。


 今回は配合量が多いと刺激が強いと言われる界面活性剤や防腐剤の名称と影響…
歯磨き剤シャンプー剤洗剤等に場合によっては飲料水や食品に含まれる成分を参考書代わりに  やたらめったら ご紹介します。

※ラウリル・ラウレス硫酸系活性剤
※スルホン酸系活性剤
 目的… 油汚れ除去と発泡剤として。
 影響…脱脂力がかなり強い  皮膚や髪や舌への障害(タンパク変性や溶解)
 原材料…石油もしくはヤシ油などを水酸化ナトリウムを加え電気分解

※…メチコン
目的…滑り感やしっとり感
影響…シリコン系はさほど悪さはしないと言われているが、蒸発浮遊し呼吸器に影響ある との報告も。また毛髪内部に”溜まる”と長期的には悪影響。
原材料…鉱物

※PG(プロピレングリコール)
 目的…保湿剤、湿潤剤、防腐剤、浸透剤
 影響…肝機能腎機能低下や婦人病やガンリスク増加
 原材料…石油やリンゴ、とうもろこし

※パラベン(パラジクロロベンゼン)
※安息香酸塩
※フェノキシエタノール
※サルチル酸
※ソルビン酸
 目的…食品や化粧品の安定剤 防腐剤として
 影響…皮膚障害、内臓機能障害
(安息香酸…はビタミンCと反応するとベンゼンに変化する事が報告されている
 例、お茶と栄養ドリンクを合わせ飲みすると微量なベンゼンになる可能性あり)
原材料…石油

以上は比較的に  ”良くない” ”危険”と悪者扱いされる 代表的な成分です。使われる量や使い方、他成分との組み合わせ方でリスクが大きく上下します。

原材料が天然か石油かどうか?よりも、どう作っている原料か?…の方が大切なようです。
高温加熱や亜硫酸を使うなど大量に作る為に短時間低コストで作られた成分は危険度が高くなる傾向があります。
 
次回は 優秀とされるシャンプー成分についてお伝えします。

また次回…

コームオフ・力