チームオレンジ・フランス
「日本厚生労働省推進事業チームオレンジ」
チームオレンジとは、
日本厚生労働省が関係11府省庁と共同で策定した
「地域における認知症の人の見守り体制の構築」プランに基づき、
地域で暮らす認知症の人やその家族の支援ニーズと
認知症サポーター(※)を結びつけるため、
2019年から日本国内でスタートした取り組みです。
フランスでも、認知症サポーターや保健医療福祉の専門家などを中心に発足、
各地に支援の輪をつくり、
認知症を含む高齢者やその家族の生活の質の向上のための
日常生活面のお手伝いをしています。
(※)認知症サポーター養成講座を受講した、認知症について正しい理解があり、
認知症の人や家族を温かく見守る「応援者」
🍊チームの活動内容
1)認知症カフェ(パリ)
月に一度パリのカフェまたはオンラインにて開催。モットりみ氏を中心に認知症サポーター養成講座などの学習や情報交換を行っています。認知症の方や家族も誰でも気軽に集える場所です。
モットりみ氏連絡先:motherimi198@hotmail.com
2)日本語による認知症テスト(パリ)
臨床心理士の竹埜氏のキャビネにて、日本語の認知症テストを行うことができます。なお認知症認定を受けるためには、そのテストのフランス語訳を持って医師を受診する流れになります。
竹埜氏のサイト:https://www.btakeno-psychologuejaponaise-fr.com
3)デイケア、一時預かり(サン=ジェルマン=アン=レー)
看護師、auxiliaire de vieの小畑氏の自宅にて、日本語と日本食でデイケアや一時預かりをすることができます。
2022年6月、フランス在宅医療についての勉強会「いきいきオレンジカフェ」実施。
小畑氏連絡先: obatamayumi3@gmail.com
4)パリ市のシニアガイドブック日本語訳
日本人会のサイトにて公開中 : https://zaifutsunihonjinkai.fr/non-category/post-11571/
5)健康に関する相談
邦人健康サポートの会では健康に関するお悩みにお答えしています。医療にアクセスするためのお手伝い、意見や医療書類、検査結果・診断の再説明など可能な範囲で検討しますので、お気軽にご相談ください。
健康増進のため、毎月「いきいき健康サロン」実施。
相談窓口:kenko-support@nihonjinkai.fr
-9月の最新アノンス-
◇外務省が特定非営利活動法人と連携して、海外在住日本人の 孤立・孤独 対策を支援しています。
相談は無料。チャットでも、SNS(LINE)でも可能。匿名でもOKです。
相談窓口はこちら→ https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/04004.html
◇税、年金、社会保障等(在フランス日本国大使館HPより)
国民年金、厚生年金、社会保障に関する問い合わせ先などのリンク
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/nenkin.html
◇第60回オンラインいきいき健康サロン 「認知症のお話~ボケないためにできること~
これから日本は、未曽有の超高齢化社会をむかえます。厚生労働省の統計によれば、2040年には日本国内の認知症患者は約584万人、これは65歳以上の高齢者の実に15%に相当すると推測されています。認知症は誰も罹患する可能性のある疾患であることから、認知症とはどんな病気であるのか、認知症を予防する有効な方法はあるのか、を中心に、神経内科医の白鳥先生がお話ししてくださいます。
日 時:2024年9月28日(土)
参加費:無料 フランス時間10時30分~12時(日本時間午後5時30分~7時)
白鳥 博先生:プロフィール 1968年静岡市生まれ、静岡県立静岡高校卒、 岐阜大学医学部卒。 大学卒業後、静岡済生会総合病院にて研修、研修後同 院神経内科にて、主に脳卒中診療に従事。2000年8 月、静岡市内に白鳥内科医院開院。 趣味は絵画鑑賞、株式投資、競馬鑑賞。
申し込みは以下のABいずれかの方法でお願いします。
(A)下の申し込み用紙記入 https://forms.gle/mRHQfYem5EGAM3ab9
(B)名前、年齢、お住まいの郵便番号、在仏日本人会員or非会員を明 記し、「9月いきいき健康サロン参加希望」などとタイトルをつけて、 kenko-support@nihonjinkai.fr 折口宛にメールをお送りください。
興味があるけれど用事があって参加できないという方もお申し込みく ださい。サロン後日、参加者限定の資料まとめを送らせていただきま す。サロンにはビデオ会議アプリZOOM を使用します。 在仏日本人会の会員を優先のため、参加が100人を超える場合は、会員以外の方は厳正に先着順となりますことご了承ください。
◇ 10月オンラインいきいき健康サロン「胃がんのお話し」
日本は先進国の中でも最も胃がんの多い国と知られていて、日本人の胃がん発症率は、なんと欧米諸国の約5倍だそうです。欧州在住邦人である私たちは、自らが胃がんについての知識を身につけておくことが必要だと思います。
今月のオンラインいきいき健康サロンは、胃がん予防のお話と体験談の二本立てになっております。
1)講 演:袴田光治医師
タイトル「知っていますかピロリ菌〜胃がんは予防できる病気です」
以前日本人に多かった胃がん患者は、最近明らかに減っていますが、これはピロリ菌感染と非常に深い関係があります。胃がんの99%は、胃のピロリ菌感染が原因の萎縮性胃炎から発生します。そのためピロリ菌に感染していない人は胃がんになる可能性が極めて少なく、ピロリ菌感染による萎縮性胃炎もピロリ菌をやっつける治療で少し時間はかかりますが、改善することができます。先ずはご自身の胃にピロリ菌がいるかの診断と、もし感染があれば早くピロリ菌を駆除することが大切です。
2)経験者トーク:犬塚美志さん
タイトル「フランスでガンの宣告を受けてからの私の日仏医療での体験」
フランスでガンの宣告にたどり着くまでなぜ長い道のりがかかったのか。
知ってますか?フランスでは胃がんは稀な病気。
そして日本での手術に至るまでの私の経験が少しでも皆さんのお役に立てばと思いお話させていただきます。
日 時:2024年10月26日(土) フランス時間10時30分~12時(日本時間午後5時30分~7時)
10時30分~11時30分「知っていますかピロリ菌〜胃がんは予防できる病気です」by 袴田光治医師
11時30分~12時00時「フランスでガンの宣告を受けてからの私の日仏医療での体験」by 犬塚美志さん
参加費:無 料
申し込みは以下のABいずれかの方法でお願いします。
A)下の申し込み用紙記入
https://forms.gle/EHSMLu3aoXK9opxh9
B)名前、年齢、お住まいの郵便番号、在仏日本人会員or非会員を明記し、「10月いきいき健康サロン参加希望」などとタイトルをつけて、kenko-support@nihonjinkai.fr 折口宛にメールをお送りください。
*講師の詳しいプロフィールは以下のページでご覧いただけます。
https://zaifutsunihonjinkai.fr/event/event-79130/
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🍊サポーターの地域分布
· パリ近郊
· レンヌ
· ボルドー
· リヨン
· リール
· エクス=アン=プロヴァンス
連絡先メールアドレス:franceteamorange@gmail.com
🍊チームメンバー募集
フランスのチームオレンジは、
・認知症サポーター
・職域サポーター(認知症の正しい知識をご自身の職域に活かす職業人)
・キッズサポーター
・支援を必要としている邦人高齢者やその家族
から成り立ちます。
認知症サポーター養成講座を受講した、またはこれから受講したい方々、あるいは活動に興味のある方々、ぜひご連絡ください。
◎2021年現在、日本全国で1300万人が認知症サポーター養成講座(90分)受講
連絡先メールアドレス:franceteamorange@gmail.com
🍊チームオレンジについてのリンク
🍊アンケートにご協力ください
チームオレンジは、皆さまのお声をいただきながら、ニーズにあったサービスや活動を実施しています。限られたメンバーでできる、ニーズの多い活動から実現努力をいたしますので、アンケートへのご協力を何卒よろしくお願いいたします。1ページの簡単なものですので、ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。