こじんまり
昨日はイベント出店。出ていくとその分出会いや気づきがあって、ほんと良い経験になった。
いろいろギリギリの準備でハラハラドキドキだったけど、綱を渡らせてもらえた感じだ。
何にしても、
期待しすぎるのも失望しすぎるのもよくない。
安心を求めすぎるのも不安に苛まれすぎるのもよくないなと思う。
頑張りすぎるのも休みすぎるのも。
食べすぎも拒食も。
すべては塩梅。加減の妙。
どれも面倒だ、いっそ投げ出したい!…と思う傍らに、優しく掬い上げるべきものがあったりする。世の中が単純で人の心が読める前提でいろんなことが回ってるけど、「これは絶対」「きっとそう」なんてほんと当てにならない。
絶対とまさかは対だ。1年前には想像もしていなかったところに立ってる。自分の思慮や力の及ばないところからたくさんの影響を受けている。
自分の人生すらコントロールできない私が、世間をどうこうできるとは到底思えない。まぐれとたまたまが重なってるだけ。
どこかのポイントにおもむろに光を当てて、見えた見えたとやっているだけ。そこに光を当てた理由も後付けで適当に捻り出しているだけ。
さも大事で重要なことのように振る舞ってるけど、私の歩んでる道なんて、大いなる思いつきの連続でしかないかも。
コロコロ切り替えると理解されないから、じわじわと同時並行でやり続けてるだけで。
優先順位とか言ってスタッフに指導しちゃうけど、それって私の勝手な見方でしかない。ちょっと経験積んでるとか年長だとか職位があるからと言って、「こういうもんだ」と決めてかかることをフツーにしている自分が、なんだか最近バカバカしい。
浅はかな私が、人にアドバイスしちゃってるの、ちゃんちゃらおかしい。そんな罰当たりなことし続けていいわけがない。…こわ〜、これ当たり前だと思ってるの、怖いわ。
はたから見たら何の迷いもなくやってるように見えることも、諦めて潔くなってるだけだったり、全く納得してないけど成り行きにまかせてるだけだったりする。
自分で決断してるようでいて、その実は決断させられているだけ。大した知能も体力もないから、ほぼ流れに身を任せてるだけなんじゃないかと思える朝。
せいぜい、がんばるだけよねー。ほんと限られた中で。こじんまり。目の前のタスクに誠心誠意向き合うのみで、こんなに広がる世界があるのだ。