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◆台湾ノートブックPCの生産動向と製品トレンド(1)

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■台湾
ノートブックPCの生産動向と製品トレンド(1)
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■台湾ノートブックPCメーカーが好調。2010年のPC出荷台数は前年比で10.37%成長し、3.18億台に達すると予測している。その中でノートPCについては、ノートPCによるデスクトップPC代替効果やモバイル・ブロードバンド・ネットワークの普及によるノートPC需要拡大にともない、2010年ノートPC出荷台数が前年比で21.71%成長して1.85億台に達し、市場シェアは59.5%に上ることが予測されている。

■このためノートPCは世界PC市場の動向を反映しており、COMPUTEX TAIPEI 2010における最も精確な流行の風見鶏でもある。他者に先んじてこそ商機を掌握することができる。

2009年ノートPCの市場シェアは価格破壊によって急上昇しており、市場の需要を拡大しているだけではなく、350米ドル前後という販売価格もノートPC平均価格(ASP)を引き下げている。ノートPCブームは現在拡大中で、ノートPC向けCPU市場を掌握しているインテルは2010年に「Pine Trail」を発売し、CPUの効率向上と高容量リチウム電池を次世代設計の主なセールスポイントとして、ネット接続時間の延長とアプリケーション領域の拡大を目指している。

■ノートPCは低価格で市場シェアを獲得しようとしており、値下がりによる効果は2010年も持続している。値下がり幅は2009年の18.2%ほど大きくはないが、2010年の平均価格は前年比で8%下がり、690米ドルとなることが予測され、市場の消費をある程度まで刺激し続けることができるだろう。

■また、ノートPCユーザーはホームページ閲覧、電子メールの送受信、オンラインショッピングなどのネット上での作業を長時間行うことを希望しており、カスタマイズ化されたアプリケーションやサービスの範囲が広がっている上、世界のWiFiネットや3.5Gネットがますます整備されてきているので、高速モバイル・ブロードバンド・ネット接続はノートPCの強みをさらに明確にしている。これらはノートPC市場成長の主な原動力となっている。


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2010/9/20
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COMPUTEX TAIPEI 2011 (2011531日~64)
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◆国を挙げて産業振興に取り組むeリーディング産業

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国を挙げて産業振興に取り組むeリーディング産業
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■台湾では国を挙げてeリーディング産業の育成に取り組んでいる。台湾企業は電子ペーパー技術を押さえ、半導体、チップセットなど川上から端末の生産まで、電子ブックリーダーのサプライチェーンをほぼ押さえた形だ。最終製品については、MSI(微星)、明基(BenQ)、Inventec(英業達)、Delta(台達)、Aiptek(天瀚)、Gigabyte(技嘉)などが次々と電子ブックリーダーを発売している。またASUS(華碩)、Acer(宏碁)は今回のCOMPUTEXで新製品を発表し、北米市場や中国市場への参入に積極的な態度を見せている。OEM/ODMに特化した企業であるHon Hai(鴻海)やPVI(元太)も市場参入は時間の問題だろう。

■中国ではHLE(
林)、Hanvon(漢王)、Founder(方正)、eRAED(宜鋭)、Easybooks(易博士)、Robook(博朗)などのメーカーに続き、Yuan-Liou(遠流)、Netronix(振曜)、MSI(微星)、Inventec(英業達)、Delta(台達電)、Aiptek(天瀚)、Gigabyte(技嘉)などと言った台湾メーカーも次々と電子ブックリーダー市場に参入している。

■一方、川上部品については、大手電子ペーパー4社のうち2社が台湾パネルメーカーに掌握されている。PVI(元太)、AUO(友達)、Delta(台達)ではカラー電子ペーパーの研究を急いでいる。電子ペーパーモジュールメーカーがフレキシブル基板やカラー電子ペーパーの量産ができるようになれば、iPadの攻勢にあっている市場の反撃も本格化していくだろう。カラーディスプレイ、タッチパネル技術、インターフェースの進化などにより、台湾が今後世界のeリーディング産業において重要な役割を演じていくことは間違いない。

■台湾政府も国を挙げてeリーディング産業の育成に努めている。2009年末には業界団体の旗振りで「電子閲読産業推動連盟」(e-Reading Industry Promotion Alliance)が組織され、電子ペーパー技術から端末の生産まで次世代のeリーディング端末の制覇を目指す布陣をほぼ整えた。川上から川下までのサプライチェーンを完備し、量産コストの削減という強みを発揮していくことが、これまで培ってきた台湾らしいビジネスモデルである。経済部によるとすでに世界電子ブックリーダーの80%は台湾企業から調達しているとされており、現在も台湾大手メーカーによる電子ブックリーダー関連の投資が続いている。

■電子書籍に関してはここへ来て日本でも出版社、印刷会社、流通、書店などを巻き込んだ議論が活発化しつつある。ビジネスの形態や新しいビジネスモデル、さらに業界としての方向性やそこで働く人たちの雇用問題など、さまざまな方向性を模索しながらやっと動き始めた。しかし、台湾ではまず端末を押さえるところから動く。電子ペーパー技術を押さえ、サプライチェーンを完成させ、ハードウェアの供給を握るところから世界市場を見ていくところがいかのも台湾らしいところであると言えるだろう。

■経済部では潜在的に大きな発展が期待されるこの新しい分野への投資を怠らない。国が旗を振る形でeリーディング産業振興に力を入れている。


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2010/9/13

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◆一躍注目を集めている「電子ブックリーダー」 

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一躍注目を集めている「電子ブックリーダー」 
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「電子ブックリーダー」が一躍注目を集めている。現在、台湾では電子ブックリーダーが注目を集めている。ノートブックPC、PND(ポータブルナビゲーションデバイス)、ネットブックに続くドル箱製品として大きな期待が集まっている。電子ブックリーダーとは所謂アマゾン・キンドル(Amazon Kindle)に代表される電子ペーパーを使った情報端末である。アマゾン以外に、ソニーやBoarnes & Noblesなどが市場に参入している。

■拓産業研究所によると、2008年に101万台だった電子ブックリーダーの生産台数は、2009年には3.5倍の355万台に急成長。さらに2010年予測値は910万台に達するであろうことが予測されている。富士総合研究所では2014年の出荷台数が2500万台に達するとの予測。特に、北米地区は世界で最も電子ブックリーダー市場の成長が速く、2010年米国の市場規模は世界の75%を占め680万台に達するだろうことが予測されている。

■電子ブックリーダーの需要は予想以上に大きく、市場調査機関がほとんど楽観的な見解を持っている。業界関係者によると現在のモノクロ機種の低価格化、さらにカラー機種の登場が市場の伸びを加速させると予測し、特に150米ドル以下の機種が注目を集めており電子ブックリーダーを一気に普及させるとの予測。北米市場に続いて有望な市場とされている中国では、学校教育に電子ブックリーダーが採用されるなど、中国国内ではさまざまなコンテンツが提案されており、爆発的な市場の拡大が期待されている。

■現在のところ中国市場はまだ萌芽期にあり、2010年の販売台数はおよそ100万台程度とされているが、台湾企業は中国市場を次の主戦場としており、端末でもコンテンツ分野でも多くの台湾企業が中国での市場参入の準備を始めている。

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2010/9/6

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