鶏の夏バテ・遠出・叫び | 高知・田舎暮らし始めました。

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高知県で田舎の古民家を借りて自然の中での恵みをいただき、鶏6羽と共に生活しています。主に投網と罠猟を中心にそれを仕事にするのを目標に日々生活しています。

鶏にも夏バテがある。


8月の暑さには参った。
鶏も参っっていた。


八月は鶏の卵の産む数が減った。

五羽(一羽産まなくなったため頂いた)飼っているのだが、だいたい毎日4つか3つは産んでくれていた。

しかしこの夏は二日に一つか二つくらいに急減していた。


一気に減ったため心配していたが、九月になり暑さも少しづつ和らいでくると卵の数も
増えていった。






 最近は小屋から出すと少しはねをのばし、遠くまで行くようになってしまった。


家にいるときは小屋から出す。そして家を離れるときは鶏の後ろを歩くと自ら小屋に戻る。


しかし、急いでいるときにはねをのばしている鶏がいると、とっても困る。


小屋の近辺を探しても見当たらない。


そして急いでいるときに限って見当たらなくなる。

早く行かなければならないが鶏を小屋から出しっぱなしで行くのは心配。


そしてまた探す。


もう焦燥感に追われてあちこち棒の切れ端を持って草をかき分け、おーいと叫ぶがもちろん返事がない。


一度だけ本当に時間に追われていて一羽小屋から出したまんまで家を離れた。


そして用事をすまし帰ってくると、小屋の前で早く入れてよ、と言わんばかりの顔をして待っていた。





 今年の夏は一度だけ夜中に鶏が叫びだした。

去年も一度こういうことがあり、狸に小屋に入られ鶏が襲われそうになっていたことがあった。


またその記憶が戻ってきて、急いで小屋へ駆けつけるが、動物の姿は見当たらない。


鶏の叫びはおさまっていた。


しかし念には念をと思い懐中電灯で隅々を見ていると…


いました。いました。


長ーい体をした青大将が卵を産む箱へ入ろうとしていた。



手袋をして捕まえると体をねじって手に巻き付いてくる。


この妙な感触はいつまでたっても慣れないなあ。


殺すのも抵抗があり逃がしてもまた卵を食べに来られても困ると思い、この子も飼ってしもうと思い青ちゃん部屋を作り現在も飼っている。