今日はビリヤードでお世話になった恩人のMさんについて書かせて頂きます。
今は北海道に在住されている方で最近は数年に一度、北海道オープンの時にお会いしたり、ラインやFacebookでやり取りするような感じでお付き合いさせて頂いております。
Mさんと初めて会ったのは僕が大学に入学してアルバイトを始めた千葉の西船橋の長太郎ビリヤードでした。
Mさんは僕よりも9歳年上なので、初めて会った時は僕が18歳、Mさんが27歳の時です。
アルバイトの前後に僕が練習しているのを見て、声を掛けてくれるようになりました。
18歳の僕からすると27歳のMさんはメチャクチャ大人に感じました。
生意気盛りの僕に厳しい大人も多かったですが、Mさんは優しく見守ってくれて、沢山アドバイスしてくれました。
プロテスト受験の時もわざわざ神奈川の大和市まで一人で応援に駆け付けてくれました。
僕が最初の3フレームを8個入れてミスミスのオープン、1個入れてミスからスペア、2個入れてミスからスペアという絶望的な立ち上がりを見ても心配そうな顔をせずに「大丈夫だよ。落ち着いてやっていけ」という表情で応援してくれていました。内心はヒヤヒヤだったと思いますが(笑)
プロになった後も観戦しに来てくれたり、函館や仙台にエキシビジョンに呼んでくれたりして貰いました。
Mさんから教わった事などで印象に残っている事を挙げます。
・初めて焼肉屋さんに連れて行ってもらい、カルビの美味しさを教えてくれた。
・タン塩にレモン汁を付けると美味しいという事を教えてくれた。
・替え玉ありの豚骨ラーメン屋さんの存在を教えてくれた。
・ジンギスカンに韓国海苔を巻いて食べると美味しいことを教えてくれた。
って全部、食べ物ばかりだな(笑)
Mさんは共通の師匠である井上道央プロを通じて色々なプロとも交流があったので、ビリヤードの技術やメンタルの考え方も教えてもらいました。
メッチャ切れる革漉き包丁も譲ってもらいました。
それをプロ2年目くらいにプロツアーの会場で落として無くしちゃったのは今でも残念に思っています>_<
25年くらい前に内垣プロと一緒に函館のお店にチャレンジマッチに行かせて貰った時にMさんに「オープン戦で優勝したら海外遠征費を出してあげるよ」と言われたことがあります。
Mさんも覚えていないでしょうし、時効になっていますが、オープン戦優勝という目標は忘れずに果たしたいと思います。
体調を崩されているMさんから久し振りに連絡を貰ったので自分の初心を思い出す意味も込めて書かせて貰いました。