17年前に亡くなった祖父が言っていた
「キツネやタヌキをお金(儲け)にしたらいかん」昔は所謂「霊」全般を「キツネ」や「タヌキ」に化かされた「化物」と言うのが一般大衆的な考えでした。
ちなみに人型に見えるモノは「幽霊」として区別していたようです。
神道的には死者の御霊(みたま)、魂は生者の世界のすぐ近く海や川や滝にいて、盆や正月に子孫の元に帰ってくると考えてたりします。
霊は神道等の宗教的な用語ですが、実は仏教では近年に言うトコロの「霊」の存在を厳密には否定しています。
しかしながら近年の人々が考える、いわゆる「霊」を今時坊主が否定していては、俗世も含む三千世界で生きていく為に必要なお金にはならないのです。
まぁ、ご意見は様々でしょうが
私の個人的価値観で他人様が受けている気の毒な霊症を利用して法外なお金を受け取る事はスピリチュアルな業界で仕事をする者にとってタブーじゃないの?そりゃ、お供え物に大根貰ってちゃ現代社会じゃ生きてはいけないわよね。
確かにお金は必要だけど
せめて交通費&食費程度に留めておきなさいよ、、、いちまん円超えちゃダメよアータ。
(注※いちまん円は個人的高額ライン)
労働力に見合う対価は必要だけど
普通の人には見えない霊魂を○○する労働力
ソレってそんなにお高いの?まぁ、占いってジャンルも
ある意味、スピリチュアルな世界でありますが…
タロット占いに関しては
今の状態は過去からどのように影響され未来へ繋がるのかをお客様自身が気付くキッカケを作る為の道具(タロットカード)を使って
それを分かりやすく説明(カードリーディング)するのが、タロット占い師の仕事な訳です。
なので、私がお客様に占う内容やお客様の情報を事前に聞かないのは、自分の主観に占い結果が左右されないようにするため…というのが1番の理由です。
そんな風花の千円占いでもね
お金いただく時は、本当にありがたく頂戴しています。
当たり前だと思った事はありません。
だから、お客様に少しでも千円の価値を感じていただけるよう一生懸命に占ってるつもりです。
そりゃ毎日沢山のお客様を鑑定させていただいてるので、中には
「お前の占いに千円の価値など無いわー!」※北斗の拳のラオウ風味なお客様も存在するでしょうが
今まで風花が、それなりにお客様の多いお店として長年やって来れたのは、そんなラオウ風味なお客様よりも
千円にご納得いただいたお客様のほうが多いからだと、自分を励まして仕事しております。
だから
死んだじいちゃん……
私は
「キツネやタヌキ」をお金(儲け)にはしていないので
どうぞ、占い師としてやっていく能力を持って行かないで下さい。
m(_ _)m
昔はスゴイ霊能者だった人の能力が無くなるのって、お金の魔力に飲み込まれるせいだと思いこんでる私。
「占い師とお金」
な徒然