今日の小豆島中央病院の院内研修は 経営学。TERUMOおなじみ松村先生にお越しいただきました。
改めて じんざいについても考えました。
人の問題を解決するのは やはり 人
職場で働く人は、仕事に対する思いや情熱があるかないか、スキルや実績が高いか低いかで、4種類に分けられます。
「人材」・・・これからの人。成長が期待できる
「人罪」・・・言われたこともしない、不満が多い人
「人在」・・・言われたことはする、存在するだけの人
「人財」・・・自分で考え、自ら行動し、成長していく人
期待とともに新しく職場に入ってきた「人材」も、やがて、周りの人たちに影響され、思いや情熱を失い、「人罪」や「人在」の仲間入りをしてしまうことがあります。特に悪影響を与えるのが、スキルや実績をもっている人たち「人在」だと言われています。
こういう人たちは、生活のためと思って、仕方なく仕事をする傾向にあり、
● 出来事を自分に不都合なこととして受け止め、
● 他人からの指示を待ち、
● 求められたこと、自分ができることしかやらず、
● できるだけ自分が責任を取らなくて済むように行動し、
● 他人が見ていないところではサポろうとする
などの、【依存型】の姿勢をとります。
一方、「人財」は、仕事の意義を理解してやりがいを感じ、
● 発生した問題をチャンスとしてとらえ、
● 他人の不満を自分の出番に変え、
● 自ら考えて挑戦的な課題に取り組み、
● 自己責任で行動し、
● 他人が見ていないところでこそ努力する
という、【自立型】の姿勢をとります。
若手人材が、このような自立型の人財から良い影響を受ければ、
思いや情熱を高め、スキルを高めていくことで、どんどん成長していくことができます。
そして、人財に多く恵まれている組織は当然、離職率も低くなります。
さらに、職場で輝き、常に職場の雰囲気や人間関係を良くしようとしている自立型人財は、
まさに、やる気のある若者のあこがれとなり、就職希望者を惹きつけていくのです。
今日は結果説明いただきました。