海王太郎はてきとーな人です。
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容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫)/東野 圭吾

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一気に読みました。冷静に考えると主人公は人格のバランスが悪くきもい人ですが、数学の能力が高いのなら仕方がありません。数学の能力は他の何ものにも変えることができませんから。

出だしから最後まで謎が謎をよび、最後に全てが氷解する。いいカタルシスっす。

それにしても四色問題。フェルマーの定理と違い解決しているとみなされているだけにやっかいですね。
美しい式で表せることを祈っております。

吉田自転車

吉田自転車 (講談社文庫)/吉田戦車

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大好きな吉田戦車のエッセーです。エッセーでは漫画のような(伝染るんですのような)切れ味はありません。当然です。でも挿絵・タイトルなどなど総合してやっぱり面白いです。

表紙はしいたけ。まだ肉にはなれていないようです。がんばれ。

ディズニーランドの経済学

ディズニーランドの経済学 (朝日文庫)/粟田 房穂

¥504
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「経済学」ってよりは、(株)オリエンタルランドの経営分析って感じの本ですね。
文庫化が1987年。ということで、「今後の生活で力を入れたいのは?→1位:レジャー・余暇」という
時代でうらやましい限りです。
バブル時代に甘い果実を全てすいとられた後、皮の裏に残っていた果実を苦い皮とともに必死に吸い取る世代の我々にはイマイチ実感が湧きません。そういえば甘い汁を吸った人たちは種子をどこに置いてきたのでしょうか?外国??

とまぁ、私レベルでは愚痴にしかならないのですが、ディズニーランドクラスでは違います。
作者あとがきにある「この成功はいつまで続くのだろうか」という心配をよそに、
たゆまぬ努力・投資・訓練でもって21世紀の世の中もすばらしい「おとなだまし」の世界を
維持・発展させています。ちなみに私はディズニーランド苦手です。
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