ちょっと思うことがあって、久々に長い文章書きます
実はわたしは、昔から音楽が大の苦手で
というか苦手を通り越して
私にとって音楽とは、忌み嫌う存在でありました
元来かなりの恥ずかしがり
ひどい音痴
リズム感なし
人前で踊ったりカラオケなんて全く楽しくない
音楽を楽しむなんて
自分にとっては難解な理解不能な事でした
音楽は才能のある人が楽しむものと思っていました
そんな私が、ブログをお休みしている間に
ひょんなことから音楽を楽しむ楽しさを知り
大好きなことを
大好きだといっている人がステキだと思うようになり
自分もそうありたいと考えるようになりました
人生に新しい色が増えました
………
先日の深夜、カミングコウベ主催者の
松原裕さんのドキュメンタリー放送を見ました
わたしは、知りませんでした
カミングコウベが音楽フェスだったということを
カミングコウベが震災をきっかけとした
チャリティーフェスだったことを
阪神淡路大震災の震源近くに住み
激しい揺れとその後の不安を経験したのに
学校が被災し
電車が不通となり通学に苦労したのに
車窓から壊れた町や消える瓦礫を見ていたのに
成績が悪かったのに震災があったから
後期試験がなくなって進級できたことが
後ろめたかったのに
何より主催者の松原裕さんと同じく
あのとき何もしなかった罪悪感をずっと持っていたのに
わたしは何も知りませんでした
………
一生わからないと思っていた
音楽の楽しさに気づいていなければ
同じ思いの人がいたことに驚くことも
そして、今からでも出来ることがあるということも
わたしは一生知ることがなかったでしょう
ありがとう
音楽に感謝します
たぬきち