たまねぎちゃんのブログ

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小児がん「神経芽腫」、骨髄移植の慢性GVHD「閉塞性細気管支炎」。在宅酸素+車イスの毎日を送っていた“たまねぎちゃん”は小学4年生の夏(2015年)「生体肺移植」をしました。
慢性拒絶のため、たくさんの薬と入院を続けながら、2024年専門学校入学しました。

本日の様子。

 

先生から昨日連絡があった通り、

ゆっくり鎮静具合を緩めているようで

声をかければ、目を開けるし、

文字盤や筆談で会話もできてる、と

ICUの看護師さんからも連絡あり。

 

「パニックにはなっていない。」とのこと。

暴れたり、泣いたりはしていない様子に安心した。

 

今日、CTを撮ったところ、

8日に真っ白になっていた移植肺は影も薄くなり、

肺炎は、良くなってきてる、と。

ただ、拒絶っぽい影が出てきてるので、

今日から中止していた薬(セルセプト)開始するらしい。

 

今日は、たった1時間、

お客さん対応で携帯の音を消していた時に

病院からの着信があって、瞬時に色々考えて、ひどく疲れた。

結局、先生が今日の様子を教えてくれた電話だったのだが、

明日からは、1分も音を消すのをやめよう。

 

母、病院解禁(濃厚接触解除)となった日から、

毎日全日ICU面会予約をお願いした。

その前に、一般病棟にうつれたら良いのだけど、

ゆっくりでも、必ず元気になってくれれば、それで良い。

 

午後にICUに入った日と「DAY0」として、週末土日が過ぎ

今日は3日目。

 

お昼くらいに、小児科の先生からお電話があり

「採血の結果、一番悪かった時からは、改善してる。

これから、ゆっくり鎮静から戻して、肺の様子を見る」

とのお話があった。

 

夕方、姉が面会に行きたいというので、ICU面会時間を聞いたところ、13時~15時30分の間で、15分(今は、ガラス越しのみ)とのこと。

学生の姉には、無理。

私は、まだ病院に入ることが無理。(濃厚接触者となるため)

 

ICUの担当さんの話では、鎮静させてる薬は減量してるが

声をかけたら、目があう位で、まだ本人は眠ってるような状態。

今後も、肺負担のないよう、ゆっくり減量していくことになる、と。

 

週末は、ICUの窓の前までは何回が行ったのだけど、窓外から念を送るだけ。

もうちょっと元気になったら、窓外から声かけるため、ミニ拡声器をamazonで買っておかないと。(結構、本気)

 

お電話をくれた小児科の先生は、小児がん治療の時からいる先生。

たまたま、今回コロナで入院した全日、先生も入院していたという、奇跡的な合致だったらしい。

 

「鎮静から覚めて、先生の顔を認識した時、おそらくホッとするとは思いますが、もし可能だったら、安心するように声をかけてあげてくれますか?」とお願いした。

 

とにかく不安だらけの1週間の入院後のICUなので、

よく知ってる先生に安心できる声がけをしてもらったら、きっとチカラになる。

 

絶対良くなる。必ず良くなる。

 

退院してきた時のため、掃除をしている。

1週間入院で不在にしていた部屋は、肺の治療後の子を入れる訳にはいかないくらい、ホコリと猫の毛がひどい。

私は、コロナ陽性の娘と同室付き添い入院していたので、濃厚接触者のため、当面病院には近づけない。あとで、ICUの窓を外から見に行こう。

 

 

掃除機をかけながら、ずっと考えてる。

今回の入院のこと、悪化してる時、病院の隔離部屋にいるのに、

何もできずにここで呼吸が止まるかもしれない、と恐怖を感じてた時のこと。

 

今までの治療。

神経芽腫の治療、再発の治療、退院後の最初の診察で、肺GVHD兆候が見つかったこと、どんどん悪くなって肺移植を考えて、京大受診したこと、ナルコーシスで倒れた時、京大から先生がきてくれて、「肺移植をしよう」と言ってくれたこと、地元の病院の先生や看護師さん達と京大に向かったこと、京大の入口に担当の先生が2人立って待っていてくれたこと、肺移植後もまあまあ大変だったけど、酸素ボンベがない生活へ戻れたこと、慢性拒絶がコントロールできなくて、その後も通院治療が必要で、大量の薬と定期受診で今まで生きていられること、、、

 

 

「この先生に診てもらってダメだったら、それは運命だな」って思えるくらい、熱量は伝わる。神経芽腫の時も、肺移植の時も、そういう中にいることができたから、今があるのだと思う。

 

 

ひとり退院してきて、家についたころ、ICU処置の書類のサインのことで電話がきた。

一通り話をした後、ふと思ったので、聞いてみた。

 

今、うちのコには、主治医?担当医とかはいないんですか?

 

 

みんなで診てるから、全員です、だって。

 

 

マメではない私は、感情的になりそうな時、客観的になるよう記録をつける。

コレもそう。

今回の入院中もそう。

 

 

楽しみにしていた専門学校の入学式前日、コロナ陽性が分かり、入院。

そして、今日、肺を守るため、鎮静させる治療を行うことになり

ICUに入っていきました。

 

コロナ検査キットで陽性となり、地元の病院に電話して、直ちに入院となり、

入院後、みるみる間に悪化していく中、

「こうしていても誰も助けてくれない」と、移植した京大病院に電話したり、

一番ツライのは、呼吸が苦しい本人だけど、

私にとっても、この数日は、人生でワースト10に入るくらい、ツライ状態だった。

 

 

最初は涙を流していたけど、堪えて、というより諦めたように

ICUに寝かせてもらいに向かう姿を思うと

「なんであんなに悪化する前に、ステロイド治療をしてくれなかったんだろう」

と、どうしても思っていまう。

 

看護師さんがその夜の担当医に電話した時、状態を見に来ることもなく、電話ごしに言われたこと。

 

「悪化したら、宿直の先生が対応して、その間に自分も自宅から向かうけど、

万が一の時はICUも対応するし、酸素増やして流していいから」

 

 

日曜日の夜10時頃かな。休んでたからなのか、イライラしてるのがよく分かった。

何度も何度もその時のことを今、思い出している。

 

 

見かねて電話した看護師さんが、あまりの苦しい様子にリザーバーマスクを使うことを言ったら

不愉快そうに「は?」と言われて、そのまま話をやめたそう。

その後、看護師さんに「ごめんね。もっと伝えれば良かった」って言われた。

 

 

その夜の担当医は、主治医のひとりらしい。

 

 

 

2018年今年も

みんな元気に過ごせますように。

幸せな毎日を積み重ねることができますように。

 

 

全くブログの更新をしていない母にかわって

今年中学生になるたまねぎちゃんに

このブログを引きついてもらおうと思っているところです。

 

マイペースに更新していきます。

今年もよろしくお願いします。

薬>2018.1.10現在

プログラフ 1mg×2(朝晩)

セルセプト 250mg×2(朝晩)

プレドニン 5mg×2(朝)

プレドニゾロン 1mg×1(晩)

 

イトリゾール、ダイフェン、テプレノン、ファチモジン、アンブロキソール
カルボシスティン、アムロジピン、ジスロマック、バリキサ
オルペスコ吸入、アトロベントエロゾル吸入

ベネット(骨粗しょう症)

メトグレコ 250mg×1(朝晩)(糖尿)