1月29日(水)
劇団ジュークスペースさんの『けんかとにおい』を観劇しました。
劇場は、中野ザポケットです。
この作品、川隅美慎さんが出演しているということで観に行きました。オトラプ以来、川隅さんのブログをちょくちょく覗いていたら、どうしても観てほしい…って激推ししてたのでつい行ってしまいました。
いやまぁ、一生懸命稽古してるんだから観てほしいのは当たり前だと思うんですけどね(笑)
でも、観に行ってよかったです。
ちょっと昭和チックなテイストの家族のお話。家族だけでなく、夫婦のことだったり友人のことだったり……。
珍しいのは、すべて大阪弁でお芝居が進んでいったことです。
ストーリーは…なんせ1年前なのでうろ覚えの状態なのが申し訳ないのですが、
喧嘩ばかりしていた妻をなくした男(おじいちゃん)が、娘たちに家を片付けろと言われたときに、色んなことを思い出していく形で話が進んでいきました。
喧嘩ばかりしていたことも、当たり前だったけれどそれももう出来ない。
出会った頃の初々しかった頃も思い出したり、子供が出来たときのことも思い出したり…。
その男(おじいちゃん)の娘に当たる役が武藤さん、孫に当たる役が里璃さんと川隅さん。里璃さんが姉の役だったのですが、感情移入しまくりでした。(笑)
今でも覚えてるのが、「そうやって○○ばっかり!!」(川隅さんの役名、忘れてしまった)という姉のセリフ。
私も実際姉で、そんな気持ちになったことが何度もあります(笑)
きっと、私のような若者はこの兄弟に感情移入して、
私の親の世代になると、武藤さんが演じた役に感情移入するのだと思います。
上手く言葉にはできないけれど、家族っていいなとか、家族と過ごす時間を大切にしようって思える、ほっこりする舞台でした。
日替わりゲストがあって、この日は有川マコトさんという方だったのですが、あの辺はアドリブだったのでしょうか?面白かったですよ(笑)
あとは、おじいちゃんの親友を演じていた我善導さんの存在感がすごかったです。名前も覚えやすかった!
ジュークスペースさんを知ったのはこの舞台を観たのがきっかけでしたが、すごく素敵なお話だったのでまた機会があればぜひ観たいなと思います。
失って初めて気付くこともあるんだなぁ、とか。
家族を大切にしよう、とか。
たくさんの人に、出来たら家族みんなで観てほしい、そんな舞台でした。
それでは!