天王洲銀河劇場15:30開演の「スリル・ミー」を観てきました。
今日はL列センターブロックでの観劇。
私役 → 良知真次 彼 → 小西遼生、 ピアノ → 朴勝哲
今日は良知君の誕生日との事で、メッセージ用の紙がたくさん置いてありました。
ストーリーは1924年、アメリカのシカゴ郊外でおこった誘拐殺人
「レオポルド&ローブ事件」がベースになったもの。
18歳と19歳の裕福な家庭で生まれ育った二人が、進学したシカゴ大学で
一緒になり、同性愛関係になる。「彼」はスリルを味わうために犯罪を犯し、、
「私」は彼の愛を得たい為にその犯罪に手を貸し、
ついには誘拐殺人にまでエスカレートしてしまう。
殺人は完璧なはずだったが、ある事をきっかけに警察に事情聴取を
される事になってしまう。そこには衝撃の真実が隠されていた。
良知君は19歳と54歳の「私」を演じるにあたって、「ほかのペアの「私」は
心身ともに54歳から19歳に戻っているように見えたけど、
自分は54歳の視点で19歳だった頃を回想しているような感じで演じた」
とコメントしていました。確かに、そういわれてみればそうだ。
私と彼の立場が逆転した後の、薄笑いを浮かべた表情、怖かったな~
復讐劇のように見えてきた。良知君、彼役も出来そうな気がする。
小西君の彼は去年観た新納さんの彼に比べるとやさしくて
ジェントルマンな感じがしました。
キスシーンも、去年観た田代万里生×新納慎也ペアはあっさりしていたけど
小西×良知ペアのキスシーンは官能的でドキドキしてしまいました。
とにかくエロかった。終演後のロビーでも「小西君エロいよね」って声が
聞こえてきました( ´艸`)
田代×新納ペアの主従関係のような、絶対服従的な雰囲気に比べて、
小西×良知ペアは対等な関係のように見えるペアでした。
契約書通り、ギブアンドテイクの関係なんだから、
犯罪に手を貸したご褒美をもらうのは当然、というような…
田代君がおねだりして、愛してもらった後、とってもルンルンで
はしゃいでいるように見えたのに対して、良知君のそれは
約束を果たしてもらって当然というような冷静さで、
鏡を見ながら身支度をととのえてどうどうとしている…
日本人キャスト4人の対談でも出ていた話題。
彼は私を愛していたのだろうか…この舞台で描かれる「彼」は
あくまでも「私」の記憶の中で私と一緒にいる時の「彼」であって、
「彼」の本音や思った事は描かれていないので気になる所。
この「彼」のモデルになったリチャード・ローブという人は刑務所の中で
他の囚人に手を出そうとして殺されたという説もあるらしい。
ラチコニペアはセクシーで大人な雰囲気だった。
カテコは3回目位でオールスタンディング。てっきり良知君の
バースデーイベントでもやるのかと思ったらやらなかったので残念。
二人は下がる時に肩を組んで、手で3と0を作って良知君の歳、30歳を
アピールしながら戻っていきました。いつも仲良さそう。
本当の恋人同士みたいだわ
終演後に楽屋でバースデーをお祝いしたらしく、写真が公開されていました。
↓
http://photozou.jp/photo/show/1827703/171865804