ちょうど二年前…入院中、特につらかったことを思い出してみたs

ご飯がたべれないこと…

手術するからお腹のなかを空にしなきゃいけない、とかいって手術当日朝御飯抜きにされたあげく、手術後も重湯のみ…プーというガス抜きが起こるまでは食べれないからお腹がすいて死にそう!!
何よりも辛い!!イライラしちゃうよ!!
私は血抜くのとか注射とか全然平気だし、寝巻きで出歩くのとかもむしろ着替える面倒がないからラッキーくらいに軽い考えなんだけど、ご飯抜きは一番の極刑だと思うのですムンクの叫びムンクの叫びムンクの叫び

そのあとも抗がん剤をして便秘つづきになるのであやうく下剤をのませられそうになったんだけど、なんとか退院前夜にコロンとしてくれたLOVE



いま仕事して普通の会社員として毎日を送ってるとめちゃめちゃ辛いことが沢山あって、心が折れそうになることもしばしば↓↓↓↓

世の中にはすぐに死にたいって言っちゃうひとがいっぱいいるけど、私は病気になってからそれだけは絶対に言わないようになったし言っちゃいけないことだと改めて思う。なぜなら、私がそういった死にたい日は、生きられずに亡くなったり急に病気になったりしてる人たちの生きたかった日なのかもしれないから。

だから今でも仕事で失敗したりして何度もこの場から消えたいっておもってしまいそうだけど、でもその度にこう思うことで自分が何気なく生きている毎日のありがたみを感じますてやっ!
ありがちなことだけど、毎日生きていることはすごく幸せなことなんだと、実感させてくれた卵巣ちゃんに感謝ですLOVE
さてさて、私は抗がん剤治療をしたあの入院生活から2年を迎えようとしています。
終わってみるとあっという間でしたね…
久々登場(笑)担当医クンガチャピンのところへはいまもなお月1で通っていますが。
来月あたりからは半年ペースになるのかな!?
2年前に色々な思いを巡らせ色々な人たちに心配をかけて過ごしたことを、最近また忘れがちになってしまっている自分がすごく嫌になります。

この体験をしたからこそ、人にはもっと優しくなれるし、周りの大切な人たちには感謝を込めて生活ができるはずなんです…
でも仕事をはじめて忙しくなって、なんだかそんなことを忘れているようです。気がつきました涙涙

ここにこうして書くことによって、私が気づいた自分に正直になるとともに、読んでくださった皆さんにも伝えたい気持ちでいっぱいなのです。
人間いつ病気になるか、いつ死ぬかわからないのです。だから今のうちに自分の愛している周りのひとに伝えましょう好

私は病気を知らされてから割りとポジティブに考えてくるようにしました。
そう、これは今まで23年間ワガママに育ってきた私に自分を振り返らせる目的で神様が与えてくれたチャンスなのだとキラキラ

宗教とか毛嫌いしているみぃですが、感謝という気持ちは忘れないでこれからも生きていきたいのです。
さて、早速彼に感謝をこめながら夕食を作りはじめますかっラブ
ご無沙汰してましたブログを再開しまぁすてやっ!

実はこの一年半、病気ともすっかり縁遠い生活をしてました。以前と同じように遊んだり飲んだりだらだらとね…
仕事に翻弄され疲れてきた今日このごろ、何もかわらない。私がまさか病気だったなんて会社の人のなかには知らない人もいますしね。


しかし今と以前では1つだけ変わったことがあります。
それは〈命の大切さ〉を考えるようになったこと。
そんなありきたりの、小学生の作文タイトルにでもしそうなこと、何を今更と思う方がいるかもしれません。
けど、自分が実際に病気という体験をして、色々な方々に心配をかけ回復をよろこんでもらえて今こうして生きている私だからこそ、きちんと考えることができるのです。

実は来年の1月で病気発覚から2年になりますにゃ
兼ねてより付き合っている彼と結婚も考えていますLOVE

今、病気とは全く関係ない生活をしているようにみえる私が、病気や結婚について多角度からブログを更新していきたいと思いますシャボン玉

気ままな性格ですがよろしくー☆

悪夢とは、悪い夢と書きます

きっとこの日起きたことは悪い夢だったのでしょう


注)決して怖い話しではありませんよ音符



それは、私が初めての抗ガン剤を打った日の夜のこと

ケアベア パープルぎゃああ~~~~

という、いかにもおばあちゃんが泣き叫ぶような声がした


夢、ゆめ、yume・・・きっとこれは悪い夢なのだ(´・ω・`)


リラックマいやだなあ、20年間幽霊のゆの字も見たことないけど

とうとう私も霊感がついてしまって

真夜中の病院に幽霊が現れたところを見ちゃうんだわー


な~んて考えていると、

バタバタバタと廊下を走る天使の羽天使天使の羽(看護師さん)たちの

足音が聞こえてきた


リラックマあっそうか、具合の悪くなった方でもいるのかなあ

病院だものね、急患で悪くなっちゃう人もいるよねーあせる

でもそれじゃあ本当の幽霊ってことか・・・


な~んて考えていると、


どんっどんっどどどど


と、私の部屋のドアを叩きながら

その幽霊はこう言った


ケアベア パープルみなさ~ん

こんな病院から早く逃げろお~~~

ここは宗教ですよ~

宗教なんです~

私を閉じこめるんです~~~

★★くん(たぶん息子の名前)

早く迎えに来て~

助けて~助けて~助けて~~~

助けろ~助けろ~助けろ~~~


一瞬、そういう種類の幽霊かとも思ったけど

れっきとした人間でした・・・

次の日に天使の羽天使天使の羽たちからきいたところによると

だいぶお年を召しているらしく

手術をしたあとの麻酔で朦朧とし

病気を認めたくないという思いと痴呆が混ざって

かなりの錯乱状態だったらしい



こんな患者さんもいるんですね

きっと、その患者さんケアベア パープルには

この病院にいること自体

自分が病気になったなんて言うこと自体

“わるいゆめ”なのであって

自分が暴れたせいで

他の患者さんや天使(看護師)たちに

迷惑をかけたという認識はないのではないか

狂っているとかいうことではないのではないか


そんなことを考えていると

なんだか

かなしくなってきちゃいました

自分がこの世を去るときは

綺麗に死にたいなあシャボン玉なんてね


まあ、何が綺麗なのかっていうはなしですけどねえ

それよりも何よりもそのおばあちゃん

天使の羽天使たち天使の羽の素敵な策略によって、

ナースステーションの近くの部屋に移動させようひらめき電球

ということで私のお隣の部屋に引っ越してきました!


今夜はいかに・・・



まず、夜中じゅう続いた大乱闘のおかげで私は

睡眠不足となりましたっ

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


さてさて、溜まりにたまっていたみいの闘病ブログちゃんですが泣き1

これからが、本題ですね!!


ようやく抗ガン剤投与のお話ですよ~

この頃を振り返って、今思い返すと・・・

長いようで短く、短いようで長い

この一言です。その理由は追々話そうと思います。



左手に刺さる針の穴からは・・・不思議な液体が流れ込みます。

1クール目点滴開始ですベル


まずクールというのは期間のことで、

その日数や計画は人それぞれですが私は1クールの期間中に

1週目に抗ガン剤を投与して、

2週目に血液検査して、

3週目に再検査&次回の2クール目の方針をたてる

という流れになっているのです。


今回は一番はじめの1週目だけは入院で行い、その後は自宅療養しながら通院でということになり

この日から約4ヶ月の闘病生活がスタートすることになりました旗


まず、吐き気止めの液体(グラニセトロン)を30分流し込みます。

その後、1時間ずつ2種類の抗ガン剤(ドセタキセル&カルボプラチン)を投与します。

最後に、毒素をなるべく早く体外へだして液体の循環をよくするためにお水みたいな液体を流します。


看護師のMもとさん(通称・新人天使)天使の羽

が最初の30分ついててくれたけど

とくに副作用もなく、みなで一安心・・・

新人天使曰く、どうやらアルコールに弱い人はこの抗ガン剤(ドセタキセルのほう)が副作用が出やすく、火照ったり気分が悪くなったりしやすいらしい~~~


リラックマあっ私はたぶん大丈夫です

生中10杯飲んでも吐かない女ですからww


って本当のことを言ったら卵巣より肝臓を心配されました。

だってーホントにそーなんだもーん



そして副作用ではないけどね

悪夢はこの日の夜中に突如現れた・・・