武雄高校女子サッカー部がこれからどうなるかは、自分には分かりません。どうすることもできません
今は新しい仕事に全力で打ち込んでいます
いつまでも振り返ってばかりはいられないから
でも、大事な時には黄色のネクタイをし、黄色の腕時計をして、黄色のネックウォーマーをして
誰よりも黄色と青のユニフォームを、このチームを大切にしてきた
たとえ、どれほど新しい仕事に打ち込んでいたとしても、あの狭いグラウンドで過ごした日々は自分にとってかけがえのないものであることに変わりはない
猛暑の中、選手二人と始めた練習
初めての試合、初めての遠征、初めての総体、初めての合宿
雨の中階段ダッシュをしたこと
カチカチのご飯を食べたこと
朝6時からトレーニングしたこと
なすすべもなく何十点もとられたこと
総体前の練習試合で怪我をさせてしまったこと
いいことも嫌なことも嬉しかったことも悲しかったことも悔しかったことも寂しかったこともいろいろあったけれど、
すべてを自分のプラスとして活かせているかはわからないけれど、いろんなことを教えてもらいました
本当にどれだけ言葉を尽くしても、言いきれない、言い表せない、いろんな気持ちがあります
でも、だからこそここで一旦、区切りをつけなければ
みんなが後ろ向きでなく、前向きに進んでいかなければならないのだと思います
今は、自分に対して、ワァキャー言ってくれるけれど
本当は、誰それ? そんな昔のこと忘れたし、とか言われる方が、チームとしてはいいのだろうと思います
人には、努力して変えられることと
努力してもどうにもならないことがあります
努力してもどうにもならないことはほっといて、努力して変えられることに全力を尽くしてほしいと思います
高校総体で最高のサッカーができるように祈っています
試合で頑張るとか当たり前
大事なことは、それまでの時間を、準備を、いかにしてきたか
残されたわずかな時間を大切に過ごしてください