「エントリーへの傾向と対策と溺れ」3 | タカトモハンコでございます。

「エントリーへの傾向と対策と溺れ」3

 

 とあるコンペに応募することになった私。

 完璧スケジュールのもと、

 本日は楽しみな屋外での撮影会。


 撮影場所にぴったりなナギピーオススメの、

 「ええ芝」の場所へ二人は向かうのです。


 過去のストーリーは↓

 「エントリーへの傾向と対策と溺れ」1

 「エントリーへの傾向と対策と溺れ」2

 


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  妄想話の広がり方はすさまじい。

  「やたらと体調が良い」

  「今週の占いが絶好調だった」という事すら、

  入賞への道になってしまうのだ。


  こじつけ三昧。


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  正午近くになり、

  太陽が絶好調なほど照っていて、

  体力がどんどん奪われていく。

  さらに、

  私達の荷物の重さが苦しめる。

 

  
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  ちょうど出口に向かうために、

  階段をあがり、

  ようやく外の景色が見えた瞬間に・・・

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  そう!救いはただ1つ!

  「時間はある」ということ。


  取りに戻って、またここへ来てもまだ時間はある。


  二人は駐車したての車に再び乗り込み、

  ナギピーの自宅へ片道20分かけて戻る。

  

  「しかも20分で良かったやん。

  これ滋賀県やったら大変やで。」



  ポジティブシンキング満開。

  でも、ほんまやもん。



  つづく・・・



 作品について等、

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