八戸市の坐骨神経痛・ヘルニア・脊柱管狭窄症専門整体
たか接骨院 佐々木です。
本格的な寒さ到来。
朝起きるのも一苦労です。
寒暖差で体調を崩さないよう
皆さんお気を付け下さい。
今日は
「足がつる理由」
というお話し。
この間
高校生のラグビーの試合がありました。
私は仕事で行けなかったのですが
状況を聞いたところ
足を攣った選手が６名ほどいた
とのこと。
寒いし
乾燥しているし
運動強度は激しい・・・
これだけ足の攣る環境がそろっていたら
そりゃーなりますよ。
この時期のスポーツ大会で
私自身一番気がかりになるのが
「足の攣り」
だから試合前・試合中の対応が
大事なってきます。
当院に来院されるお客様のほとんどが
症状と並行して
「足の攣り」を経験されています。
皆さんも足が攣ったという経験が
一度はあると思いますが
なぜ攣るのか考えたことはありますか？
ということで
なぜ「足が攣る」のか
簡単にご説明したいと思います。
通常であれば
自分の意志で筋を動かす事ができます。
しかし
何らかの要因によって
意志とは関係なく筋に問題が発生し
筋が収縮したまま固まって
痛みと痙攣を起こしてしまうのです。
原因として考えられるのは
・筋疲労
・冷え
・脱水
・血行不良
・栄養不足
・病気による症状
・薬の服用
などがあります。
筋疲労からくると言えば
スポーツ現場がやはり多いです。
オーバーワークによって
筋肉が過度に使われ
発汗や疲労などによって
血中のカルシウムやナトリウム
マグネシウムやカリウムなどのミネラルが
急速に消費されます。
ミネラルは
筋肉や神経の動きを調整しています。
ですから
なんらかの原因でミネラルが不足すると
やがて筋肉や神経の働きが乱れ
その結果
筋肉疲労を起こし
足がつってしまう可能性が
高くなります。
予防のためにも
普段から食事等で
きちんとミネラルを摂取しておくことが
大事になってきます
冷えや血流障害の場合
人間は冷えを感じると血管が収縮し
血流が悪くなります。
これは自律神経の働きです。
血管が収縮するという事は
血流が悪くなるわけですから
筋や神経に栄養・酸素・熱が
運ばれなくなります。
また
体内の熱を逃がさないために
発汗も抑制されます。
この状態になると
身体は生命維持のために
筋同士が「ふるえ」を発生させ
熱を作り出します。
ふるえは無意識に行われるため
その際にミネラル等が使われ
体内の体液バランスが崩れてしまったり
発汗の抑制で身体の老廃物が
溜まるなどして
足の攣りなどにも繋がってきます。
慢性症状の方は
元々血流が悪いため
足が攣りやすい状態だと
考えられます。
そして脱水
多くの人は
コーヒーやお茶などの
利尿作用の強いものを
飲まれています。
利尿作用が強いものを飲むと
トイレの回数が増え
体内の水分は排泄されていきますから
やがて身体は脱水状態になります。
そうすると
筋活動時に使われる水が足りなくなり
筋や神経が誤作動を起こして
足の攣りにつながります。
予防には
カフェインの入っていない物を
飲むようにし
体内に水を溜めることが必要になります。
朝や夜などある時間帯に
足が攣るという方は
脱水と血行障害による原因が
ほとんどです。
夜は活動量が低下することで
血圧・血流・脈拍が低下し
朝は１日の中で最も体温が
低くなります。
つまり血流が悪いという事。
就寝時は
呼吸・発汗などによって
身体の修復や水分調整をするため
体内の水分は失われていきます。
そして
突然の足の攣り！
脱水には気を付けましょう。
夏は汗をかくため
秋・冬となると脱水を感じないため
水分を取らなくなります。
乾燥し、気温が低くなるほど
生命維持のために
脱水は起きやすくなるため
夏よりも水分を取る必要があります。
また
規則正しい生活、バランスの良い食事
適度な運動、アルコール・タバコの減量など
生活習慣の見直しも必須です。
足の攣りは
自らの生活改善で
いくらでも予防できます。
足の攣りにお困りの方は
自分の生活習慣を見直しましょう。
今日はこの辺で失礼します。
本日も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
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