タカラブのブログ

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はじめに。
私は宝塚歌劇団が大好きです。
生活の糧、趣味、生き甲斐、癒し、幸せ、たくさんの言葉が当てはまります。


宝塚が大好きだとどうしても目にしてしまう事があります
ブログテーマである、96期生の『いじめ』問題です。


インターネットで96期生を検索すると『いじめ、いじめ、いじめ…』
それどころか、音楽学校で本科と予科だった95,97期を検索したり
新人公演を検索しても出てくるこのワード。何なんでしょうか。


私は96期生の、非難派でも擁護派でもありません。
これだけ詳細な事件の概要が情報として表に出ている限り『いじめ』が事実であったと
受け入れざる得ないと思っています。

『いじめ』を受けた少女に対して、どれだけ傷付いただろうと考えるだけで
胸が苦しいです。彼女は絶対に悪くない。どんな理由があろうとも集団対個人は
卑怯で残酷であることに間違いはないですから。


ただ、活字でみる情報が全てとも思っていません。
夢を追って努力できる子供たちが、なんの理由もなく個人を責めるような事が
あるわけがないと信じたいんです。
相手の痛みがわからない人間に、愛のあるお芝居が出来るのでしょうかと…。



「96期は全員辞めるべき」
「96期が平気な顔で舞台に立っているのは許せない」

私はそうは思いません。
むしろ、たくさんの怒りを受け止めてタカラジェンヌで居続けることが
一番の罰であり、誠意なんではないでしょうか。

『いじめ訴訟』で証言した生徒は本名含め、公になっています。
ネットでは誹謗中傷だらけです。
それでも辞めない。
それだけ反省と後悔をしているのだと思うんです。

後悔しても許されないとわかっているからこそ
絶対忘れられない場所に立ち続ける。
どんなに辛くても、被害者の少女の未来を奪ってしまった重圧を一生抱えるために。
これからの人生を清く、正しく、美しく生きるために。


「辞めるべき」としながらも
「辞めても許されない」との意見もよく目にしますが
退団者に比べて現役が叩かれているように見受けられます。
結局、辞めれば非難者側も存在を徐々に忘れていくからではないでしょうか?
どうでもよくなる、のかもしれませんが。


言葉にするのも嫌ですが「死ねばいい」などという低俗な表現は
その方の人格こそ疑います。
それこそ、いじめた人に対する『いじめ』です。
自分がされた嫌な事は人にはしないと教わらなかったのかなと悲しくなります。



繰り返しますが、私は決して96期生の援護派ではありません。
『いじめ』は絶対に許せません。
でも加害者を第三者がネット等を利用して糾弾することもおかしいと考えています。



96期生の中には素晴らしい歌を歌う方、素晴らしいダンスを踊る方、
素晴らしいお芝居の出来る方がいて、それぞれが公演をを素晴らしいものにしてくれています。


その公演を観て感動する、そんな自分の素直な感情だけで満足です。
これからも宝塚を心から応援していきたいと思っています。



長文になりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。