7/15から全国順次公開される

菊地健雄監督の映画『ハローグッバイ』

試写を観に行かせてもらいました。

光と影と、動と静。

相反するものが、合わさると

お互いに引き立て合って、

こんなに良い形でまとまるんだなって。

真逆なタイプの女子高生2人を演じた

萩原みのりちゃんと久保田紗友ちゃん。

観ながら

みのりちゃん演じるはづきは『動』

で、

紗友ちゃん演じる葵は『静』

だな、って。

動の中に見え隠れする弱さが危うくて、目が離せないし

静の中にある強さが頼もしくて、ずっと見ていたくなる。

二人とも違う色を放っていて、ハッと目で追ってしまう不思議な存在感に溢れていました

わたしがまた学生時代に戻れるとしたら、どんな立ち位置で、どんな風な生徒なのかな、と映画が終わったいまも、ずっと考えています。

決められた時間やクラスの中でも、自分で選択できる居場所はあって。

学生のときは一人でいるのが、恥ずかしかったり怖かったりもしたんだけど

無理してたんだな、なんであの当時の自分は勇気が無かったのかなーなんて今は思ったりもする。（笑）

感じたり考えさせてくれる間と余韻のあるこういう作品が、わたしは好きだなと純粋に感じました。

曲のメロディーや、風に揺れるカーテンとか三人の笑顔とか、そういうものが何だか、いまの自分にピタッとハマって、ひとりでに涙が溢れてきました。

そしてハローグッバイ、というタイトルの意味を個人的に理解する箇所が最後のほうに何度か訪れたとき、

胸が締め付けられそうになりました。

あと、最近、

個人的に映画館で見て良かったのは

美女と野獣。

華やかなシーンよりも

わたしは、寂しい、胸が切ないシーンの方が印象に残っていて

それが映画全体の印象として残ってるんですが…

だから、いまだにテーマソングを頭の中で流すだけで、涙が出そうになる。(>_<)

どうしようもないほど哀しくなったり

自分でも理由がわからない涙がこみ上げる時に、ちょっとだけ

あ、人間らしいなとホッとしたりもするんです。

何が言いたいかというと、

明日も、明日からも心を豊かにして過ごしていきたいなと、いうことです！

また(^^)

2017/05/11