一言では言い表せません!
テレビ版1話~6話をリメイクして集約したものたど聞いていたために、さほど期待はしていなかった。
しかし…
12年前に使われていなかった3Dの「CG」が随所に使われていてカッチョ良かったし、当時さほど安定していなかった「作画」jは劇場版ならではのハイクオリティだし、兵器を使用した際の爆風や波動や火炎はリアルで驚いたし…。
そんな随所にかなりの、劇場版ならではのこだわりが見られました。
映像の迫力が半端じゃないんです。
最後の方は震えが止まりませんでした。
(かろうじて、泣きませんでしたが。)
一番驚いたのは…
テレビ版のとシナリオ違うじゃん!!!
ってこと。
そして、次回作・ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破の予告編はずるい。
もう、来春まで待てません。
どうしよう、次回作が見たくて狂ってしまいそう。
以下、ネタバレを含む感想、考察。
・テーマ曲:「残酷な天使のテーゼ」がOPに使われていなくて若干萎えた、しかし「Beautiful world」はいい曲で、EDの雰囲気にぴったりでした。
・旧劇場版からの時系列的繋がりを示唆する伏線:「最初から海が赤い」人類補完計画が遂行され、海が赤く染まった後に、「シンジ」と「アスカ」が生き残っていたが、その後に「シンジ」が元の生活に戻ることを望んだ、その後の物語だろうか。
「年代を2015年と明記していない」これには2通りの考え方がある。①「サードインパクト」後の世界だから②現在2007年において、2015年にエヴァができるなんて到底ありえないし、セカンドインパクトなんて起こってないし、世界観が12年前とは合わなくなったから。
葛城さんの位が違う。旧劇場版「3佐」今回「2佐」
ZEELが「死海文書外伝」と言っていた②通り。①単に前回の物語と明らかにシナリオが違うのに同じ文書を読んでいたのではおかしいから。②死海文書は二冊存在していて、前回の補完によって1枚目の文書が完了した、今回は外伝の方に従ったシナリオが書かれている。
最後に月で目覚めた「カヲル」が「シンジ」に向けて「君はまた三番目か、また会えるんだね。」と言っていた。やはり、旧劇場版の後の世界なのだろうか。
・変更点:「シンジ」が自主的に行動するようになっている。
「ターミナル・ドグマ」にいるのが「リリス」だということが当然のようなことで、しかもロンギヌスの槍がささっている状態で保管されている。
月にもリリスみたいなやつがいる。
・破予告の驚愕:エヴァンゲリオンが全部で6号機まで登場するという説明がなされていた。そのうち6号機は月より飛来するもの、つまり「カオル」が「エヴァンエリオン6号機」のパイロットなのか。
また謎のメガネっ子が出現している。現在の消費者のニーズにあると思われる「メガネ属性」を考慮した結果か。
これは待ち遠しい。