ベンジャミン・バトン と ONCE ダヴリンの街角で。 | 頭の整理@タックスヘイブン パナマ文書を調べよ

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第81回アカデミー賞のノミネートが発表されました。

今年もわくわくドキドキ、

受賞式が楽しみでやんす。


で。

作品賞にもノミネートされた

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は

なんと

上映時間2時間40分を超える

超大作だったりする。


監督はデヴィッド・フィンチャー。

主演はブラッド・ピット。

相手役にケイト・ブランシェット。

豪華な!


監督とは「セブン」「ファイト・クラブ」に続き

三度目のタッグ。

ケイトとは「バベル」と合わせて二度目?

相性の良い組み合わせな気がする。

うふふ。


全国で4万人動員する試写会を催した、

ここ最近では

かなり太っ腹な宣伝活動でゴーゴー。

プラス、

監督+主演の来日。


そう。

すでに来てるのだね、ブラピが。

ソフトバンクのCMで

ワンコのお父さんが呼びかけた甲斐がありました。笑。


「おーいブラピ。

 たまには日本に来い」


夫婦で来日。

「スミス夫妻」のPRで来た以来なのだけど

今回はお子様たちも同伴してんの。

大移動。

29日には六本木でプレミアも!


頭の整理。

私の撮影に気合いが感じられません。

すまん。

光っているので文字も記載しとく。


「ジャパンプレミア レッドカーペットイベント」

1月29日(木)

17時開場 18時開演 18時50分終演予定

六本木ヒルズ内 イベントスペース


頭の整理。

アップにしようが

反射で見えねーよ。笑。


こちらの夫婦も

サービス心が旺盛ではなかろうか。

恐らく

ジョリーもカーペットを歩くであろう。

なんつーか、

自分の映画のPRの時は来ないのにね。笑。


お似合いの夫婦。

ゴー☆ジャス。

見た目だと完全に

ジェニファー・アニストンより似合ってる。

二人とも肉感的だからなあ。

夫婦ラブ。


「ベンジャミン・バトン」は

老人で生まれた主人公が

年をとるたびに若返ってゆく人生。

ヒロインは常人なので

赤子で生まれて老いてゆく。

ふたりの交錯する人生を描く物語。


私は「セブン」→「ゲーム」の流れが

最高に好き。

でもテイストは逆だろうな。

どっちかーってーと

「フォレスト・ガンプ」みたいなイメージじゃね?

ヒットするかな。

すればいいな。


これだけでは寂しいので

映画の感想もひとつ。


「ONCE ダヴリンの街角で」

(07/アイルランド/87分)

監督 ジョン・カーニー。

出演 グレン・ハンサード。
    マルケタ・イルグロヴァ。

あらすじ。

路上演奏する男と出会った女性。

ふたりは心を通わせて……。

というお話。


これ。

アイルランド映画なのに試写会やってたし

オスカーで歌曲賞を獲っちゃうし、

サントラが全米チャート上位なのさ。

あらゆることが

スゴイ勢いなので

いずれチェックしようと狙っていた映画。


ラヴストーリーなのだと

安易に想像してた。

でもまあ、

男女が出会ってくっついて揉めて

恋愛の歌を奏でる。

というのでは説明不足ですわな。

そういう恋愛映画ではない。


というのも、

あんま中身がない。

恋愛メインでもない。

いやね、確かに恋愛なのだと思う。


だけど「恋愛」と文字にするのは

あまりに陳腐なんだよ。

「心を通わせる」って方がしっくりくる。

ソウルメイト的な。


物語だが物語じゃない。

当然セリフはあるけれど

何しろ、歌が多くて多くて。

しかもそれがウザくない。

歌がちょー良いわけ。

そりゃサントラも売れるわけだわ。

私も欲しいもん。


彼は失恋を歌い続ける。

それを聞く彼女は、

嫉妬することなく、束縛するわけでもなく

ただ彼を導く。

「恋愛」「結婚」とは別の次元にある

運命の男女って感じ。


こういうの日本では作れないだろう。

淡々としているという理由で

企画自体ボツでしょうね。無念。


男女の機微を表現する手法としての歌。

これが抜群に惹かれるから成立する。

「タイヨウのうた」でのYUIも

歌が下手だったら成り立たない。

ちなみにあれは

病気設定がなくても私は大好き。

(YUI+塚本)


しがない路上ミュージシャンだった彼は

背中を押され、一歩を踏み出し

数曲レコーディングする。

ま。あの曲たちもいいのだけど

楽器屋での曲が気に入ったから

「なぜあれを録音しない!?」

と、ひとりソワソワしてた。笑。


たまにはこういう映画も良い。

胸がじんわりと、

ゆるやかに熱くなる。


彼の失恋体質にぴったりという

納得のラストだった。


互いにあの道を選ぶことで

彼はまた

「遂げられなかった想い」を昇華できないまま

曲を作り続ける。よね。


ただし、

米国でリメイクしたら台無しになるな。笑。