ライフスコアブック -2ページ目

ライフスコアブック

道端で見つけた猫を追っかけてたらお洒落なお店を見つけてしまったという類の思い出話。

うん、彼はやはりまだ子供のようだ。


すぐに暗がりに入り込み、自分を目立たせないようにする。


きっと明るい場所で自分の姿を見せるのが恥ずかしいのだろう。


また、夜になればじっとしてはいられない。


ここぞとばかりに部屋を縦横無尽に駆け回り、そこには無い何かを求め声を上げる。





はい。


夢が一つ叶いました。


我が家に猫がやってきたのである。


生後1ヶ月ほど。


小さくてかわいい。


縞模様。


トイレも一発で覚え、ご飯もちゃんと食べる。


しかし、だ。





上にも書いたように昨日は夜中ずっと鳴き続けた。


お陰様で2時間睡眠での出勤。


さて、今日は静かに寝てくれるかな。


うん、頼むから。。




6月も半ば。


足音を立てずに歩む猫のように、夏は忍び寄って来る。


そう、来週はバーベキュー。






きっといつだって自分の手の届かないものを追い求めるのが人だと思う。


そういうものを欲しがって、手に入ればまた違うものを欲しがって。


そうやって届かないものの為に何かを変えて、あるいは昇華させて。






単調な日常の中にそれは隠れている。


ただ意識はしない。


それ自体が人にとっては日常だから。


だが、それを意識した瞬間にはっきりと分かる。


現在の自分とそれを手にした時の自分とのギャップが。







すごくいいきっかけなんだ。


まだまだ強くなれるんだ。


自分の限界はこんなもんじゃないんだ。







色んな感情が混じり合って、どうしようもないぐらい心臓が収縮して、真夜中にキャンドルの火を見て、煙草を1本だけ吸って落ち着かせて、それでも這い上がってくるそれに対して力任せにキッチンを殴って。






そして俺は寝床に就くのだろう。


まとまりのない思考を転々とさせながら。








また明日の朝には日常がやって来る。


今日は雨。


からっとした暑い日から、ぐっと気温が下がった。


天気予報は見ない。


俺の体は、外に出た瞬間「またやっちまった」と反応する。


おまけに今にも雨が落っこちてきそうな空でも傘はうちに置いてけぼり。


だって俺が外に出れば雨だって少しは気遣ってくれるだろう?






本格的にチームのキャプテンを引き継ぐことになった。


直前まで迷った。


別に嫌ではないし、チームもチームのみんなも大好きだ。


色々とTo Doが出てきて、時間の制約を受けることもまぁ承知の上だ。


人をまとめる、意識を共有する、チームを存続させる等々は願っても無い経験を出来ると思う。


そこに限界はないのだから。





ただ、好きな子から連絡が帰ってこないかの如く、心がもやもやするのは捨てきれないものがあるからだ。


何かを選択するということは、何かの可能性を捨てるということだ。


俺はまだ、うまくなりたい。


目で追えないくらいのシュートを打てるようになりたい。


コート上の全員を騙すようなパスを出したい。


誰にも止められないドリブルを出来るようになりたい。


うまくなりたい。





そんな決して満たされる事の無い欲求がどんどん湧いて出る。









俺は俺の向上心に感謝したい。


だから言おう。


ありがとう。





手段はいくらでもある。


1プレー毎の質を上げる、徹底したタイムマネジメントを行う。


何でも出来る。


きっと。





筋トレも再開したし、まだまだこれからだ。


うし。