ここで一言 -4ページ目

ノンカドーの歌

ジュンネで一番嬉しかったこと。

それは、憧れの泥のモスクを眺められたことでもなく、
泥のメディナの中をさまよえたことでもなく、
月曜マーケットの日にかちあえたことでもなく、

宿併設のレストランの冷蔵庫に水を入れさせてもらえたことです。

しかも冷蔵庫の温度が超低くて、水がキンキン!

うれしいいいいいいいいいいい!!!!!!

洗濯物も5分で乾く。
5分でペットボトルの水がお風呂にちょうどよくなる。

売店で飲み物を買っても、冷蔵庫が古かったり、節電のためにちょくちょくコンセント抜いていたりで、キンキンに冷えた飲み物なんてここ一ヶ月ほと んど飲むことができなかった私は本当に嬉しかった!

まぁ、そんなことを言ってはいますが、憧れの町ジュンネは、やっぱり素敵でした。

これで、しつこい現地人さえいなければもっとサイコーだったのに。

子供も「フォトフォト」と言って追いかけてきてしつこいですが、まぁ単純馬鹿なので「フォト」と自分を撮影してもらうことをねだった後に「カ ドー(フランス語のプレゼントの意味)」と言って、カドーをねだってきますが、自作の「ノンカドーの歌」を、腰を振りながら歌うと一緒になって歌って踊っ てきて、いつの間にかカドーをもらうことを忘れてくれているので、まぁ、問題ありません。

が、大人はしつこい、しつこい。

どこまでも、いつまでも「ジュンネをガイドする」と言ってついてくる。

「あなたはこれから、どっちの道へ行くの?そっちか!じゃあ、私はあっちへ行く!!!!!!」と言ってもついてくる。最終的に撒いたと思えば、遠 くのほうから「そっちの道はノットポッシブルだ」と、脅してくる。

めんどくさい・・・・

そして、宿にたむろしているガイド達もしつこい。

「アフリカの悪口を言いたい!」という思いで、私達がジュンネにいることをバマコで知ったと言う日本人が急いでジュンネに来て私達に合流し、3人 で日本語で他愛もない会話を楽しんでいても、ガイドが横に座ってきて話に割り込んできて面倒くさい。

無視して日本語で話し続けていれば「僕は日本語はわからないから、英語で喋ってくれ」とか言ってきて意味不明。あんたがどっかに行けば解決するこ となのに!うざい!

そして、私が一度「Non!」と強く言った瞬間に1人の若いガイドが、私に向かって「クルクルパー!」と言ってきやがった。そして、私以外の2人 に「君達はグッドフレンドだけど、この女はダメだ。デブだしクルクルパーだし。」とか言ってきた。

殴りかかってやろうかと思った。

「お前は生きている意味がない。
お前が死んだほうが世の中のためだから、今すぐ死ね!!」

と、「死ね」なんて言葉を軽々しく使ってはいけないという高等教育を受けてきたエリートな私ですが、「死ね」という単語を網羅したセリフを、日本 語で吐いてきました。死ね!死んでくれ!!

まぁ、そんな感じのウザいジュンネでしたが、事前情報で「マリ人はクソ」という話をあっちこっちで見聞きして覚悟していた割には、そんなにクソで も無いように思えました。もっとひどいかと思っていたからね。

それでは、最後に、今日はこの曲でお別れしましょう。


「ノンカドーの歌」 詞・曲・振付:はみがき

ノンノンノン ノン カドー
ノンノンノン ノン カドー
ノンカド ノンカド ノンカドー

※とりあえず気が済むまで自由に繰り返し