最近、日本のテレビを見ていて思うことは、若い人、特に小学生とか、ターゲットにしていないなあと感じます。
どう考えても、30代以降、50代までをターゲットにした番組が多く感じます。

深夜なら、なつかしのヒット曲集CD5枚組みとか、中年相手に売れるのはわかります。
最近はゴールデンでも、なつかし歌番組を多く見ます。

今の若い世代は、外に出て遊ぶことを親が危険だといって、させなかった影響で、遠くへ行くこと、海外に貧乏旅行してみたいとか、思わなくなってきたんでしょうね。

欲しい物は、身近にあって、友達が持っているものは自分も持たなければ仲間には入れなかったり、今の子供の人間関係は複雑なように思います。

ゲーム機さえあれば、家にいてくれるから、それで親も安心で、泥だらけになって毎日遊んだりしている子供も減ってしまったんでしょう。
洗濯物も楽だし、怪我して帰ってくることもないし。

歌やドラマにに感動したり恋をしたりする思春期も、昔よりは、みんなクールに見えます。
なんか今は全然いい時代には思えないですね。

私を含め、多くのおっさんは熱い青春時代をすごし、貧乏で買ってもらえないものがいっぱいあって、好きな曲は何度も聴きまくって、とにかく、熱かったんです。

今も音楽が好きなので歌番組をやってると、母と一緒にテレビを見ます。
最近は、ランキングに意味がなくなり、それをやる番組はなくなってきました。

変わりに、昭和○○年のベスト10とか、なつかしの名曲集とか、古い歌やVTRばかり見せています。
制作側も、楽ですが、若いアーチストが出ることも少なくなってる気がします。
今年デビューのアイドルとか、もう聞かなくなりました。

映像は古くて、ファッションも全然今と違いますが、歌のもつ力は、瞬時にタイムスリップさせてくれて、つい口ずさんだりしてしまいます。

そんな時代をともに生きて、懐かしい話が好きだった同級生が今年は2人も突然に逝ってしまいました。
彼らの電話番号やメールアドレスは今も残っていて、目にする度に寂しく感じます。

もう消してしまうものなのでしょうか?
100%連絡を取ることもありませんから。

PCも、携帯もない時代。
今の子供には想像できない世界です。
真夏にエアコンのない満員電車に乗り、夜は、銭湯に行き、風呂上がりにラムネを飲む。
大人と一緒に子供も演歌と歌謡曲の、ごちゃ混ぜのレコード大賞などにも夢中でした。
出演辞退するミュージシャンにあこがれました。

そんな経験があってよかった。
何とか、時代についてって、PCも使って、最新ゲームも姪っ子に教えてもらってます。
昔とうまく付き合いながら、バランスの取れた日々を送ろうと思います。
時々、You tubeで、懐かしい歌の動画を見ると、すぐ時間がたってしまいます。

私の好きだった、かぐや姫が解散して、伊勢正三が作った2人組、「風」のファーストアルバムから
懐かしい曲を聴いてみます。
ほとんどの人が知らないかもしれないですね。
タイトルがかっこよくて、当時は意味もわからずに聞いていました
「男は明日 履くためだけの靴を磨く」


もう1曲 「おはよう おやすみ 日曜日」 大好きな曲です


えーい もう1曲 正やん、パンダときたら、こうせつもいっときます。
「あの人の手紙」