今は日本中がお笑いブームで、テレビには芸人がものすごくたくさん出演して、名前もわからない人気者がたくさんいます。
最近は、たけし・さんま・タモリのかつての、お笑いBIG3よりも、紳助が一番好調のようです。
中堅・若手も頑張っていますが、紳助にはかないません。
過去に暴力事件などで不祥事もある島田紳助ですが、最近はコメディアンの域を超えた活動に賛同する人も多く、真面目にボランティアするのが好感を呼ぶのでしょうか。
事件・不祥事を起こしたときに周囲が離れていくことは芸能界の常識でした。
スキャンダルは厳禁の世界です。
私が紳助を応援してしまうのは、不祥事などで、警察沙汰になった人にまで救いの手を差しのべるところです。
彼自身も事件を起こす側になったから、余計にそうなのかもしれませんが、好感度アップを狙ったりではない、
純粋に友達や困ってる人を助けようとする少年みたいな気持ちのよさがあります。
裁判に出席して渡辺二郎の減刑をお願いしたり、無名候補の選挙応援をしたり、日本中から大ブーイングの亀田選手を応援したりします。
それに私はいちいち共感を持って見ています。
自分の力を知った上で、出来ることをやろうとしています。
今、日本中を感動させていることがカンボジアの学校建設プロジェクトです。
これはドキュメントなので余計に涙を誘いますが、彼ならではと思った素晴らしいアイディアが成功しています。
テレビでご存知の方も多いと思いますが、有名人に絵を描いてもらって、それをオークションにかけて、落札金額で学校を作ると言うものです。
彼の声で寄付金を募るのはもっと簡単かもしれません。
でも、このオークションは素晴らしいです。
画家でもない人が一生懸命に描いた作品は素晴らしいものがたくさんありました。
そして、オークションでは1点、数百万円と言う高額で次々と落札されます。
こんな絵を何百万円で買うなんて・・と言う人も大勢いると思います。
実際に出品された作品はこちらです
http://www.ntv.co.jp/horitsu/cambodia/auction/index.html
http://www.ntv.co.jp/horitsu/cambodia/auction2/index.html
でも私は感じています。
これは本当に素晴らしいアイディアです。
借金してでもオークションに参加して絵を買いたいと思いました。
答えは簡単です。
損しない確率が高いからです。
たとえば、長淵剛の絵を500万円で買いました。
なぜ、500万になったかは、それだけファンが多いのと、絵が素晴らしいからです。
落札した人のその後はどうなるでしょう。
まず、お店や会社など人目につくところに絵を飾ります。
あちこちから現物を見るために人が集まり噂の有名人になります。
商売人は効果絶大です。
自宅に飾ってる人も、「その後、絵の行方を追ってみましょう」とテレビ局から取材に来てくれます。
カンボジアに寄付したやさしい人として、近所で尊敬されます。
もし、その後、お金に困った時に絵を手放せばお金は大半が戻りそうな気がします。
それこそ、事情を説明して紳助さんに伝われば、何でも鑑定団やその他の方法で売ってくれそうな気がします。
長くなりましたが、要するに、金持ちではない人に、ものすごく嬉しそうにガッツポーズまでさせて何百万円寄付させることなんて彼以外には出来なかったと思います。
さきほど例に出した長淵剛の絵はきっと売りに出せば1000万円は超えるでしょう。
売って損することはまず無いと思います。
それを500万円で買って、手元に置いて大事にしているだけで近所からは英雄視される。
結果、カンボジアに小学校が出来ました。
何もしていない自分までうれしくなりました。
とても感動して、応援したい気持ちになりました。
私はフィリピンに関わりがあるので、カンボジアの子供と同じように貧困で学校に通えない子供達を実際に見ています。
こんな素晴らしい手法でお金を集めて、ボランティア活動したいと強く思います。
紳助さんは自分を利用して、人を利用して大きなお金を集めています。
周りの芸能人や有名人にも協力者がたくさんいます。
飲食店などの商売をし、沖縄が大好きで、スポーツ界に友人が多く、お笑いが好きな島田紳助はいいですねえ。
頭の回転も速く、昔から見てると、趣味も合いそうです。
いつか会ってお友達になりたいと思っています。
妄想かもしれませんが、きっと紳助さんは「花」という曲を知ってると思います。
沖縄が好きなら間違いないでしょう。
私も大好きなその歌の歌詞を紳助さんは、カンボジアの子供にも送りたいと思ってるような気がします。
「心の中に花を咲かそうよ。泣きなさい 笑いなさい いついつまでも花を咲かそうよ」
きっといつまでも若く、少年みたいなやんちゃな気持ちを持ち続けているのでしょう。
私も心の中に花をいつまでも咲かせて行きたいです。