『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

2020/10/16

監督　外崎春雄
原作　吾峠呼世晴
脚本　ufotable
音楽梶浦由記、椎名豪
主題歌　炎/LiSA

声の出演
竈門炭治郎/花江夏樹
我妻善逸/下野紘
嘴平伊之助/松岡禎丞
煉獄杏寿郎/日野聡　
竈門禰󠄀豆子/鬼頭明里

産屋敷耀哉/森川智之

下弦の壱・魘夢/平川大輔
上弦ノ参・猗窩座/石田彰

（あらすじ）

竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助は
列車で乗客が失踪する事件、
それに関与しているであろう鬼を討伐するために
「無限列車」に乗り込む。
背中には木箱に入った禰󠄀豆子を背負って。

そこで炎柱・煉獄杏寿郎と合流する。

炭治郎は煉獄に
竈門家に伝わるヒノカミ神楽が
技に転用出来た理由を尋ねてみるが、
知らないと言われる。

様子のおかしい車掌がやって来て
切符を切る。
そこへ鬼が現れる。

一瞬で鬼を倒した煉獄に３人は感服、
弟子入りを志願し、承諾される。
面倒見の良い煉獄。

が、それは
切符が切られた瞬間に起きるように仕掛けられた
十二鬼月・下弦の壱・魘夢による血鬼術だった。

睡眠と夢を操る魘夢は
幸福な夢を見せる事と引き換えに懐柔した刺客を
彼らの夢の中に入り込ませ、
精神の核を破壊して
廃人にしようと企てていた。

（感想）

何の知識もなく観賞。
シネコンのスクリーンのほとんどに
これがかかっていたが満員。
前から4列目での観賞。

何の知識もなかったが
とても楽しめた。泣いた。
これはどの世代にも受ける要素がある気がする。

感想を箇条書きにする。

・背景はきれいだが、
人物のタッチはあまり好みではない。

・途中入る思いきりギャグ漫画の表情。
これでその後の展開が
さらに悲しく感じられるようになった。

・煉獄、根っからいいヤツ。

・炭治郎の精神の核-宣教みたいなエピソード。

・禰󠄀豆子はもっとフィーチャーされるのかと思った。
普通にいい子なのか。

・魘夢、ナイスなキ〇ガイキャラ。
もっともっと狂っていてもよかったかも。

・上弦ノ参・猗窩座…出て来なければよかったのに。
あんなことになって欲しくなかった…(/_;)

・煉獄のお母さんは立派。素晴らしい。

・いくつになっても
子供にとっては親は親、親に褒められたいものなのだ。
と、思ったが、煉獄はまだ設定では20歳らしい。

・鬼の精神の弱さが印象的。
本当の強さについて考えさせられる。

・煉獄の言葉を受けて
伊之助が発したセリフが胸に染みた。かわいいヤツ。
迷える48歳（俺）を吹っ切らせてくれました(笑)

・最近の日本の作品の中では珍しく
人の情感を重んじている点が良い。

・耳に残る主題歌。

という感じ。
あらゆることが想定内の展開ではあるんだけど…
観て良かった。

オフィシャル・サイト