営業の津田さんと企画の香川さんにお話を聞きました。
足ツボ器具です。アルミでできています。鏡のようにピカピカです。
技術的には「ダイガスト」という先端技術を使っています。
大きな加工機械を使います。
この形を出すために、職人さんは苦労されたそうです。アルミニウムは錆びやすく輝きを失いやすいのですが、材料の厳選により錆びにくいアルミを使っています。
ヒノキの間伐材から作ったマッサージオイルとのセットもあります。
デザインコンテストで出てきたアイデアを金属加工の技術を用いて実現しています。
一輪挿しです。なんか、ほっとするデザインです。
こちらも材質はアルミなのですが、昔ながらの砂型を使う技術を使っています。
こちらは、動物の形の金属容器にエアプランツを置けるもの。かわいらしいです。
亜鉛合金で、倒れないように敢えて重さを持たせています。
デザイナーさんのアイデアを最適な金属加工技術で実現しています。
デザイナーさんと職人さんの間の会話。
「こういうことできないの?」
「できるよ!」
デザイナーさんのアイデアに柔軟に対応できる職人さん。
先端技術から職人さんの伝統の技まで、金属加工のバリエーションが豊富です。
基本的技術はこれまで積み上げていたものを使って、デザインのアイデアで新しいモノを生み出しています。
フルーツボール。
鉄でできています。仏鈴 (おりん)で使う鍛金の技術。
仏鈴とは、お寺にある「ゴーン」「チーン」と鳴るやつです。
この「ゴーン」を調音する職人さんが、鉄をたたいて作っています。
伝統の技がモダンなインテリア雑貨に使われています。
高岡で特徴的なのが、「分業制」という手工業のシステム。
ナガエさんのような鋳造屋の他に、木型屋、彫金屋、塗装屋など、金属加工製品を完成させるため、各工程を専門に扱う業者で作業を分担していきます。
高岡で金属加工製品の仕上げまでができるようになっています。
分業制のシステムで柔軟にいろんなものを作って、職人さんも頑張っていこうと、地域が盛り上がっているとのことです。
地域が盛り上がりつつあると聞くと、なんかうれしくなりました。