昨日11月2日日曜日、愛知県名古屋市の熱田神宮西門前をスタートし、
三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前にゴールする8区間106.8km
のコースで、「長谷工グループスポーツスペシャル・秩父宮賜杯
第57回全日本大学駅伝対校選手権大会」が行われました。
7年前の2018年の第50回記念大会から、
8区以外の7区間の距離が変更となり、
1区が10kmを切る区間に設定され、
2区以降は全て10kmを超える区間という設定になりました。
また、8年前の2017年の第49回大会までは、
6位までのチームにシード権が与えられていましたが、
7年前の2018年の第50回記念大会から、
8位までのチームにシード権が与えられることになりました。
大会には、昨年2024年の第56回大会での上位8チームと、
全国の各地区学連の予選会を突破した17チーム、
そして日本学連選抜、東海学連選抜を加えた
全27チームが参加して行われました。
それでは早速、総合成績と区間賞を記すことにしましょう。
■秩父宮賜杯 第57回全日本大学駅伝対校選手権大会
●総合成績
優勝:駒澤大学[関東](東京)・5時間06分53秒
2位:中央大学[関東](東京)・5時間08分54秒
3位:青山学院大学[関東](東京)・5時間09分58秒
4位:國學院大學[関東](東京)・5時間09分45秒
5位:早稲田大学[関東](東京)・5時間10分21秒
6位:帝京大学[関東](東京)・5時間10分24秒
7位:創価大学[関東](東京)・5時間11分56秒
8位:順天堂大学[関東](千葉)・5時間14分33秒
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9位:城西大学[関東](埼玉)・5時間15分26秒
10位:日本大学[関東](東京)・5時間15分37秒
11位:日本体育大学[関東](東京)・5時間15分51秒
12位:東海大学[関東](神奈川)・5時間17分16秒
13位:大東文化大学[関東](東京)・5時間18分27秒
14位:立教大学[関東](東京)・5時間18分51秒
15位:中央学院大学[関東](千葉)・5時間19分52秒
16位:関西大学[関西](大阪)・5時間28分32秒
17位:大阪経済大学[関西](大阪)・5時間29分38秒
18位:関西学院大学[関西](兵庫)・5時間30分05秒
19位:札幌学院大学[北海道](北海道)・5時間30分38秒
20位:名古屋大学[東海](愛知)・5時間32分25秒
21位:岐阜協立大学[東海](岐阜)・5時間33分47秒
22位:志學館大学[九州](鹿児島)・5時間36分07秒
23位:信州大学[北信越](長野)・5時間36分11秒
24位:広島経済大学[中国四国](広島)・5時間37分37秒
25位:東北学院大学[東北](宮城)・5時間57分12秒
オープン参加:日本学連選抜・5時間23分19秒[参考記録]
東海学連選抜・5時間36分52秒[参考記録]
途中棄権:東北学院大学[東北](宮城)[5区の選手の途中棄権によるもの]
●区間賞
1区(9.5km):中村 晃斗(志學館大学)・27分20秒
2区(11.1km):楠岡 由浩(帝京大学)・31分01秒[区間タイ]
3区(11.9km):野中 恒亨(國學院大学)・33分11秒
4区(11.8km):柴田 大地(中央大学)・33分52秒
5区(11.6km):伊藤 蒼唯(駒澤大學)・35分01秒[区間新]
6区(12.3km):飯田 翔大(青山学院大學)・37分20秒
7区(11.9km):黒田 朝日(青山学院大学)・49分31秒[区間新]
8区(19.7km):工藤 慎作(早稲田大学)・56分54秒
優勝は駒澤大学で、2年ぶり17回目の優勝。
天気は曇り後晴れで、気温が19度という
コースコンディションの中での開催となったレースは、
1区から4区までは駒澤大学・中央大学・
國學院大學を中心とした集団によって
トップ争いが激しくなりますが、
5区で単独トップに立った駒澤大学が
6区以降も独走。5区以降は
トップを譲ることがなかった駒澤大学が
2年ぶり17回目の優勝となりました。
先程も触れましたが、7年前の2018年の第50回記念大会から
8位までのチームにシード権が与えられるようになり、
そのシード権争いも最後まで激烈を極めましたが、
やはりシード権獲得は全て関東勢でした。
また、上位15位までを全て関東勢が占め、
次いで関西勢3校が16位から18位までを占めましたが、
欲を言えば、関西勢には関東勢の中の1校でも上の順位まで
上がってほしかったですね。関西在住の自分としては、
関西勢には1校でも10位以内に入ってほしかったというのが
本音で、やはり関東勢との力の差を感じましたね。
さあ、2025年度の学生3大駅伝は、「秩父宮賜杯 第57回全日本大学駅伝
対校選手権大会」を終え、次はいよいよ2026年1月2日金曜日・
2026年1月3日土曜日の2日間に亘って行われる「第102回東京箱根間
往復大学駅伝競走(2026箱根駅伝)」を残すのみとなりました。
駒澤大学が「第57回全日本大学駅伝対校選手権大会」の優勝の
勢いを「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(2026箱根駅伝)」にも
繋げて総合優勝を果たすのか、國學院大學・青山学院大学・
中央大学といった強豪校も総合優勝を目指します。
2026年の新春の箱根路を駆け抜ける「第102回東京箱根間
往復大学駅伝競走(2026箱根駅伝)」に、どうぞご期待下さい。