1月7日は判定日でKLCに行ってきました。
受付階の入り口には門松が飾られ、新年らしい雰囲気でした。
大晦日の移植後の体調は、翌日軽い出血があって以降、日に日に体温が上がり、何となく胸全体が重苦しいような感覚がありました。判定日前日には、左足付け根が痛い感じもあり「あれ?結構初期症状らしい感覚があるな・・・」と少々楽しみにしておりました。
9階で待機していて、呼び出しがあったのは4階問診室前。
血液検査の結果は
E2:123、P4:22.7、β-HCG:0.0
医師 「残念ですが着床していませんね・・・。これからどうしますか?続けても、なかなか難しいかもしれませんね」
私 「結果が出ないので、どうしたらよいかと考えているんですが・・・。今後のことは夫に相談してみます。」
医師 「もしまたチャレンジするなら生理3日目に来てください。」
問診室を出てすぐの会計を待つ席で、虚しさと、悲しさに襲われながら、今後どうしていけばいいのか途方に暮れていました。
こんな悲しい気持を味わうのはもう沢山。
採卵8回、移植6回。
自分としては最善を尽くしながら頑張ってきた。でも、結果が出ない。
家に帰ってすぐは、夫に陰性だったことを伝えるのが精一杯でした。
しばらく一人で横になり、気持ちを落ち着かせてから夫に今後について相談しました。
「このまま結果が出ないまま、無駄金を支払い続けるのは辛い。私はどうしようか迷ってる」
「オレは出来る限り協力するよー」
この期に及んで何とのんびりした答え!費用は通算300万円を超えようというのに!
でも、この「いつか何とかなるんじゃない?」というのんびりした心持ちの夫だから、ここまで治療を続けさせてもらっているのかもしれない。そう考えると有難いことです。
落ち込んでいたのは、この辺りまで。
その後は少しずつ気持ちが上向いてきて「デュファストン効果め!紛らわしいんだよ!期待しちゃったじゃないかバカ!」とか、「あーあ、とうとうKLCの医師から“もうやめたほうがいいんじゃない?”的なこと言われちゃったなー(笑)」とか、マイナス事象を笑いに変換できるようになってきました。
3月になったら43歳。これだけ治療してきて結果が出ないことを考えると、年齢的にも非常に厳しいでしょう。
思い切って転院して、現在の身体の状況を把握することや、最後だと思って高刺激にチャレンジしたりすることも必要かもと考え、他院の予約も取りました。が、初診予約は3月末・・・。
KLCで引き続きチャレンジしながら、もう少し、頑張ってみます。
立ち直りが早いのと、夢見がちなのと、なかなか諦めないのが私の良いところだと信じて。