1/10(水)
旅86日目。
天気バッチリ晴れ!
テントを出てみると…
吐く息は真っ白。
テントも真っ白…。
辺り一面に霜が降りていて、
非常に寒かった。
寒い上に霜が降りているから、
テントの片付けがホント大変(´Д`∥)
手で雪を触ってるようなもんだし、
そこに冷たい風が当たるし…
はぁ…キツイなぁ(ρ_T)o
「これは何のため?」
おぅそうだった。
“自分のため”だ(☆^-')b
やる気が満ち溢れ、
一気に集中してテントを片付けた。
道の駅のパン屋のおばちゃんが目の前を横切ったので、
元気に気持ちよく挨拶をした。
「おはようございまぁす!」
あぁ~すがすがしい(*′▽`*)
与えるということは、
もうその時点で既に、
「与えられている」ということだね!
しばらくしたら、
「良かったらこれ食べて!
ちょっとだけ焦げちゃって、
売り物にならないから(汗)
旅頑張ってね!!」
って言って、
カレーパンをくれた(TДT)
え?これくらいで売り物にならないんだぁ
って位の焦げ具合い。
もっちりアツアツ揚げたてで、
スゲー美味かった(*^-^*)
ありがとうございます。
ご馳走様でした。
朝一からハッピーな出来事でした。
この旅で思うことは、
皆さんが見返りを求めず、
優しさでオレに「与えてくれる」ということ。
その気持ちはオレに、
「感謝の心」を与えてくれる。
『ただ与える』
素晴らしい。
さて、
今日はまず「四国カルスト」へ向かった。
福岡県の「平尾台」、
山口県の「秋吉台」、
に続いてカルスト台地3つ目(笑)
何気にこの3つが日本三大カルストだったらしく、
いつの間にか今日で全て制覇してたf(^-^;)
“石灰大好き人間”みたいだね。
…のはずだったが、
四国カルストの見所である山頂の「天狗高原」~「五段高原」のスグ直前のトンネルを抜けると、
道路に大量の雪が…\(;´Д`)/
完全凍結。
ここまで来る途中も、
ちょっとした雪や凍結を避けながら上ってきたけど、
こんなに積もってるとは予想外だった。
しかし、
四国でも雪が積もるんだねぇ。
ビックリだよ。
しかも、
ここスキー場もあるf(^-^;)
まぁ、四国で予想外の雪景色を見れただけいいとするか。
あっ!
そういえば、
これオレにとっての初雪じゃん。
まさか四国で初雪を見ることになるとはね…(笑)
逆に、貴重ないい思い出が出来た。
これ、
日本三大カルスト制覇って言っても、
いいですよね?(^-^)
雪や凍結を避けながら、
完全にマリオカート気分で山を下った。
スリルがあって、
めちゃめちゃワクワクした(笑)
アウトドアで味わうこの興奮、高揚感、
たまらねぇ~ヘ(゜∀゜*)/
魂震えるぅ~↑↑♪
地元に帰ったら、
アウトドアやりまくろうっと。
あぁ…。
そう考えると、
早く帰って色々やりてーなぁ(ρ_T)o
エネルギーがありすぎて、
もうはち切れそう(笑)
修行と思って、
しかし楽しみながら、
家に向かって一日一日精一杯生きます。
それが、
大きな「道」となることを信じて…
それからは高知市内へ向け、
2時間程ノンストップで走った。
今日は比較的暖かかったので、
そこまで寒くなく、
風が気持ち良かった。
ようやく高知市「桂浜」に到着。
太平洋は、やはり広かった…Σ(゜Д゜;)
しかも、
水がめちゃめちゃ綺麗!
こんなビーチが近くにあったら、
毎日愛犬ロナを連れて散歩するだろうなぁ。
ロナちゃん、
早く会いたいよぉ…
もうそろそろ3ヶ月。
どうか、
オレのこと忘れてないでおくれ(ρ_T)o
立ち入り禁止の看板を抜け、
夕日の見えるベストスポットへ。
(*′▽`*)
うっとり見とれてしまった。
今日の写真は、
「桂浜花街道」の夕焼けです。
このコントラスト激ヤバでしょ?
市街地へ行こうとした時にあまりにも綺麗だったので撮影しました。
その後、
「はりまや橋」という
“期待裏切られる観光スポットベスト3”
って地元の人が言うくらい大したことない橋を訪れ(笑)、
真っ暗だったが夜の高知城を一人散策した。
いつも明るい内に行きたかったなとか思うけど、
朝・昼・夜、
景色は色んな姿を見せてくれる。
それぞれの良さがある。
何処をいつ見たかじゃなく、
“そこから自分が何を感じたか。”
何にでも言えると思う。
そう、
何事も、
『自分がどう思えるか』。
さぁ、
時間も遅くなってしまった。
宿泊する道の駅探しへ。
欲を言えばもっと進みたかったが、
寒さで体が限界のため、
予定より2つ手前の道の駅に泊まることにした。
休憩室で寝ていると、
深夜0時頃、
係の人に起こされた。
どうやら、0時になるといつも鍵をしめるらしい。
ドアに“寝るのは禁止”の貼り紙がしてあったので怒られるかと思ったら、
逆に“頑張ってくれ”とホッカイロを持ってきてくれた。
(ρ_T)o
優しさに始まり、
優しさに終わった一日だった。