11/28の京都日帰り旅行記です
嵐山ではもみじ舟、宝厳院、天龍寺までが旅程に入っていて(拝観料を含む)、宝厳院前でフリー4時間となりました
15時集合で、皆さん5分前にはバスに乗車していて、ツアーでよく聞くような集合時間に遅れる人もなく、時間通りに出発です
松尾大社(まつのおたいしゃ)には10分で着きました
二の鳥居
鳥居にたくさんぶらさがっているのは、「脇勧請(わきかんじょう)」と呼ばれる榊の小枝の束12本で、鳥居の原始形式を示すものだそうです
京都最古の神社だそうで、神領は後ろの松尾山も含めて約112万坪とか
本殿
国の重要文化財だそうです
亀は健康長寿のシンボル、撫でてあやかってご利益を受けるのです
幸運の撫で亀
2度目が軽く感じたら、願いがかなうということでした
「蓮菜の庭」入口に植えられた京都の名木でしたが、1993年7月の大雨で枯朽したそうです
神輿庫
招福樽うらない
亀の井
松尾山からの湧水の泉で、この亀の井の水を酒に混ぜると腐敗しないといい、醸造家がこれを持ち帰って混ぜるという風習が今も残っているそうだ
お酒・醸造の神様とされたのは、朝鮮からお酒造りの技術を日本に持ってきた秦氏をお祀りしているから、また神話だけど松尾山に神様が集まって話し合いをする日があり、わざわざ来てくださる神様におもてなしがしたいと思った松尾の神様が嵐山で採れるお米や山の湧き水で一晩で美味しいお酒を作ったとのことから、との言い伝え
なので、日本酒はもとより、ビール、焼酎などお酒を扱う会社から敬われ、醤油、お味噌を扱う会社も奉納に来られるそうです
相生の松
同じ根から雌雄の松の木が二股に生えて絡み合い成長し、樹齢350年を誇ったそうです
昭和31年に一方が枯れると、残されたもう一方も追うように翌年枯れたそうです
注連縄を幹に巻き屋根の下で保存されています
弓を放ち樽に当てます
樽の当たる場所により御守りが変わり、樽の真ん中に当たれば大吉です
樽に入れば当たりの御守り、樽から外れたらあまり福
お酒の神様なので酒樽の形です
松尾大社が酒の神として信仰されるのは、この亀の井に由来するそうです
滝の左、鳥居の上あたりの岩肌に、天狗のお顔が見えますか?
背後の松尾山からの湧き水が2段になった段瀑で、水量は少なくとも決して枯れることがないそうです
上古風に磐座を模した「上古の庭」、鎌倉時代風に蓬莱島を模した「蓬莱の庭」、平安時代風に清流が流れる様を模した「曲水の庭」の3種類からなっている