8月に水彩でロックスターの絵を描いていて、
昨日、世田谷233の wall に展示してきました。




キース・リチャーズ


キース・リチャーズは
今すごく充実しているなぁと
感じるミュージシャンです。

2015年にリリースされた
ソロアルバム『クロスアイド・ハート』を聴くと、
当時も今も、溢れだしてくるなにかが伝わってきて
なんだか嬉しくなり、こちらも元気になります。
幾つになっても探求することの
愉しさみたいなものを音から感じます。

昨年公開されたローリング・ストーンズの
『ハバナ・ムーン:ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ 2016』や
『オレ!オレ!オレ!〜ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』、
それと同年にリリースされた『ブルー&ロンサム』でもそうです。

そんなとき、キースが 40代のころに言っていた
 
「俺には、歳を取るなんて贅沢なことさ。」
「いいかい、ロックンロールってのは、
 年齢を重ねれば重ねるほど、
 優雅に、エレガントになっていくんだよ。」

という言葉を思い出します。

(ちなみにオレ!オレ!オレ!〜で、
ストーンズとウルグアイの現地ミュージシャンの
交流シーンがあるのだけど、
“三軒茶屋”と書かれた T シャツを着て
打楽器を演奏する人がいて、おっ!と思いました。)




トム・ウェイツ


トム・ウェイツは
20代のころから聴いていて、
『レイン・ドッグ』(1985年)と
『ビッグ・タイム』(1988年)が好きで、
落ち込んだときはトム・ウェイツの
'70〜80年代のバラードをよく聴きました。

2009年にリリースされた
『グリッダー・アンド・ドゥーム・ライヴ』を聴いて
やっぱりいいなとしみじみ思いました。

キースとは『レイン・ドッグ』で共演、
『ボーン・マシーン』(1992年)で共作、
2011年にリリースされた
『バッド・アズ・ミー』で再び共演していて
「ラスト・リーフ(最後の一葉)」は心に沁みます。

ストーンズの
2013年のライヴでも共演し、
「リトル・レッド・ルースター」
を YouTube で観たのですが、
夢のようなステージで
凄いパワフルでなんとも嬉しかった。




パティ・スミス


パティ・スミスを聴くようになったのは、
『ドリーム・オブ・ライフ』が
公開された 2009年ごろ。
『ドリーム・オブ・ライフ』(1998年)、
『トランピン』(2004年)、
『トゥウェルブ』(2007年)が好きです。
2012年にリリースされた『バンガ』には、
「フジサン」という
富士山に祈りを込めた歌もあり、こちらも好きです。

2007年にロックの殿堂入りをして
ヴァン・ヘイレンやキースらと
「ピープル・ハヴ・ザ・パワー」を熱唱した
ステージ映像を観たのだけど、
それも記憶に新しいです。

4年前の来日公演では、
歌っている姿は
とても力強く凛としているのだけど、
ファンの掛け声に応じるパティは
とてもシャイで優しく、
父のような母のような
蒼く深い海のような
夜空に輝く月の光のような
佇まいがとても印象的でした。




展示を終えて、
制作はギリギリになってしまったけど、
また音楽をとおしていろいろと学べたし、
描いていて楽しかったし、
勉強になったなぁと思いました。


三軒茶屋のねこ


帰り道、
ギャラリーの近くで
ねこに会いました。

なんだか嬉しかった。。。



一休みして、
これから
また別の絵の制作に入ります。