昨日、小さなことですが嬉しいことがありました^^

 

 

軽度認知症のある利用者さんと一緒にフィーカをしていた時のこと。

一緒にコーヒーを飲んでいたら、

「ミナは日本人だったよね?」と急に言われました。

この利用者さんに私の名前を教えても、いつも何故か「Min(ミン)」と呼ばれるので、

ちょっと違ってても覚えててくれるだけでもいいかなぁと思い、最近は訂正はしていませんでした。

そして突然、私の正しい名前を口にして、日本人だということも覚えていた!

私が日本人だという話はほとんどしたことがなかったので、それを言われて更にびっくり^^;

(いつどこで聞いたんだろう?しかもそれを覚えてた?←この事実にびっくり)

 

スウェーデン人高齢者はアジアの違いがよく分からず、認知症の有無に関係なく、

何度日本だと教えても「アジアはアジア」というくくりに入れられるので、

日本と覚えてくれる人は意外と少ないんです。

そして、名前も「外国人の名前=難しいから覚えられない」というイメージがあるのか、

そんなに難しくない私の名前でも覚えてもらえません。(覚える気がないのかも^^;)

特に認知症があると、顔は覚えてもらっても名前までは覚えてもらえませんね^^;

そして、たくさんの介護士が利用者を介護しているので、どんなに正社員で毎日会っていても、

「たくさん介護士がいすぎて名前が覚えられない」と良く言われます。

なので、利用者に名前を呼ばれるということは、滅多にありません。

 

 

名前を呼ばれるという本当に小さなことですが、

私たち介護士も一人の人間なので、名前を呼ばれることで「介護士」としてではなく、

一人の人間として利用者に認められ人間関係を作っているんだなと嬉しく感じ、また、

「介護士と利用者」という関係ではなく、人間と人間の関係なんだなと改めて感じました^^