夏休み前になると、たくさんの新人研修生がやってきます。
最近では、週に1度は新しい研修生に出会います^^
研修生の多くは外国人で、まだ言葉が十分に出来ない人もいます。
そんな彼らを見ていると、自分がスウェーデンで働き始めた頃のことをよく思い出します。
なので、彼らの気持ちが手に取るように分かるので、
出来るだけ不安を感じないように仕事を教えています。
私は最初の頃は全てにおいて、とにかく不安しかなかったので^^;。
仕事初めの頃は、スウェーデン語が会話の40%位しか聞き取れず、
要は、相手の話の60%は理解していなかったということになります。
同僚の言っていることは、聞けば教えてもらえたので問題なかったのですが、
利用者が私に合わせるということは、かなり難しかったです。
なので最初の頃はよく、利用者の言っていることが理解できず、
相手がイライラし始め「スウェーデン人を呼んで来い!」と言われ、
かなり人種差別用語を言われて落ち込んだのを覚えています。
今は、落ち込むことはあっても、人種差別や言語で落ち込むことはほとんどなくなりました。
どちらかと言うと、自分の対応が間違っていて、他の人が傷ついたり嫌な思いをした時の方が、
自己嫌悪にかられ落ち込むことがあります^^;
最初の頃に感じていた不安は、今は自信に変わりました。
不安の中にいると逃げ出したくなる衝動にかられますが、あの時不安な状況から逃げ出さず、
今まで頑張ってきて良かったなぁと感じています。
なんでもそうですが、あきらめずにやり続けることは、
自分の人生にとって大きな財産になるんだなぁと言うのを、最近つくづく感じます。