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PAISLEY

見る位置。

自分の見る位置によって、
印象が違って見えるもの。

結構、あります。

例えば、
『缶コーヒー』

いつも甘いのを飲んでいれば、
微糖は、確かに微糖。

でも、
ブラック派の人から見れば、
ただの甘いコーヒー。

『気温10℃』

秋の気分で感じれば、

寒い。とても、寒い。

でも、冬の気分だと、
割と暖かいかもと思う。

『お年玉 5000円』
もらう年齢によって、

多いか少ないかは変わるでしょう。


見る位置。
主観や好み、

立場や思いによって。

捉え方はさまざま。

じゃあ、
『ペイズリー』はどうでしょう?


BAND


バンダナなどのイメージから、
アメリカっぽいという人もいるでしょう。

アジアの織物に興味がある人からすると、
アジアっぽいという人もいるでしょう。

でも、
よく調べると・・・

『ペイズリー(paisley)』あるいは『ペイズリー柄』とは、
松かさ、生命の樹、菩提樹の葉、あるいは太極図に似た水滴状の模様のこと。

日本では勾玉模様とも言われる。

起源はペルシアとされ、
その後インドのカシミール地方で、
現在に近いデザインでショールなどの柄として用いられた。

ペイズリーとはスコットランド南部の町の名前である。
1800年頃、英植民地時代のインドに派遣された兵士たちが、
母や妻のおみやげにカシミール毛織物のショールを持ち帰ったが、
その織り柄が爆発的に好まれた。

その後、
ペイズリーにて、
この柄の織物が量産されるようになり、
欧州から米国へと広がったという。

そこから、
ペイズリーという名前が使われるようになったようだ。

さらに1970年代に入ると、
有名なロックバンドが、
楽器ケースなどにペイズリー柄を採用するなど、
若者にも支持されていく。

・・・

つまり、
どちらも正しく、
どちらも間違い。

同じもの。

見る位置の違いだけなのです。

もちろん、
それぞれの場所で、
少しずつ変化していますが。

根っこは同じ。

長い時間をかけて、
世界を1周しながら、
根付いた模様なのです。

『世界は繋がっている』

なので、
BANDの最初のモチーフに決めました。

サイズ

自分の指。

でも、サイズは知らない。


そういう人も多いかと思います。


BAND-サイズ


はかれます。


薬指だけではなく、

どの指もはかれます。


ですので、

自分の好きな指に。


BAND


もうすぐ、公開します。

BAND


BAND


 band(1)〔bǽnd〕
 [名]((単数・複数扱い))
 1(人・動物の)一隊, 一団, 一行, 群れ
 2(音)楽隊, 楽団, バンド

 ━━[動](他)((通例~ -selfまたは受身))
 〈人・国などを〉結合[団結, 同盟]させる
 〈物を〉集める((together))

 ━━(自)集まる, 団結[同盟]する((together))

 band(2)〔bǽnd〕
 [名]
 1縛る[くくる]もの;ひも, 帯, バンド;(本の)背とじ糸
  a rubber band
  輪ゴム
  a band for hair
  ヘアバンド.
 2(機械の)ベルト;《建築》帯飾り.
 3((古))責務, 義務;縁.
 4すじ, 縞(しま)(模様)
 etc…
 ※出典『プログレッシブ英和中辞典』

 そして、

 BAND
 [名]
 互いがつながり、
 その意味を共有するプロダクトを生み出す。

 例えば、
 あの秘密結社のアクセサリーのような。 
 所属する部隊のマークのような。
 あのバンドのTシャツのような。
 もしくは、
 部活動でマネージャーにもらったお守りのような。

 それらはもちろん、
 大量にあるものではない。

 『かぶる』ではなく、
 『同じものを持つ』ということ。

 持つ意味。

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