雪花の虎 | あっしゅのぶろぐ

雪花の虎

最近、東村アキコさんブームが来ている私♡

『タラレバ娘』もいいけど、今はこちらにドハマりしております!


『雪花の虎』(現在、2巻まで出てます)


あの上杉謙信が女だったら…
という歴史漫画なのですが、超面白い!

虎ちゃん(後の上杉謙信)、まだ14歳なのですが、超カッコ可愛いんです♡


元々、歴史物が好きな方の私はドハマりですよ~!


でもね、もちろん話が面白いからなのは当然なのだけど、たぶん一番ドハマりしている原因は、上にも書いた設定にあるのだと思うのです…。


女として生まれたにも関わらず、男として育てられ、その才覚と人望により多くの人から愛されるが、女と男どちらの立場にもなれきれず、一人葛藤する。

まさに、『ベルばら』のオスカル様!


はぁ…、『ベルばら』ファンとしては、この設定に興奮せずにはおれんですよ!笑


いつか虎ちゃんも女として生きたくなって、男として育てられたことを憂う日が来るのかしら…

お姉さんは、今から心配です…笑


またね、そんな虎ちゃんを影ながらずっと見守り続ける男がいるんですよ!(クールポコみたい…笑)

男は黙って支え抜く!そんな殊勝な僧侶の宗謙さま♡

これまた宗謙さまの格好いいこと!笑


宗謙さまは、虎ちゃんがお寺に修行させられに行った際の教育係だったわけなのですが、厳しいながらも愛のある宗謙さまに虎ちゃんもすっかりなついているわけで…。

虎ちゃんが辛くなったとき、必ず駆け込むのが宗謙さまの所なのですよ。


宗謙さまにとって虎ちゃんは、年の離れた可愛い妹的ポジションなのでしょうが、茨の道を行こうとする虎ちゃんのことを誰よりも心配し、愛しているのも宗謙さまなのです!


もうね、2巻のプロポーズ(まぁ、冗談だったけど…)にはやられました…笑


「では、虎様は私の妻にでもなって、私の子を産みますか?」


女の身体になっちゃって落ち込んでる虎ちゃんを焚き付けるためのこのお言葉!

宗謙さまは、いつだって虎ちゃんの道しるべになっているのです!


でもね、私はいつか宗謙さまのこの愛情が恋愛感情に変わる日がくるんじゃないかと睨んでいるのです!


1巻で、家元を離れて一人お寺に預けられ、寂しくても泣くのを我慢していた虎ちゃんを優しく抱きしめた宗謙さま。

でも、2巻では、初めての戦を前に「怖い」と自分の前でだけ弱音を吐いた虎ちゃんを、宗謙さまは昔と同じように抱きしめてしまいそうになるのを必死に抑えたのですよ。


自分の元から離れ、少しずつ大人になっていく妹に、嬉しいながらも少し寂しい…。

そんな宗謙さまがなんとも切ないのですよ!

まさに、影の男アンドレ!笑


上杉謙信の『謙』の字は、宗謙さまの『謙』の字をいただいてるとのことで、今後の二人の関係も見逃せないです!



長々と熱く語りましたが、とにかく面白いのでぜひ一読を!
普通に歴史物として面白いです!


これが大河になったら見るのになぁー
どうですか、N⚪Kさん!笑