皆さん、こんばんは。本日も、診療終了後に更新いたします。
大分県臼杵市唐人町、陶山歯科医院院長の陶山直昭です。
訪問歯科診療では、義歯関連の内容が大部分を占めています。
私が依頼される…病院や施設、あるいは自宅で療養している
ほぼ寝たきりの高齢者の方々は、殆どが義歯を使用しており
必然的に治療内容は、義歯の製作や調整、修理といった具合に
義歯(入れ歯)に関するものが、9割以上ではないかと思います。
そうすると、訪問先で義歯を削ったりすることも多いもので
削りカスや粉が飛び散らないように、訪問歯科診療の際には
技工室の集塵機を持って、出掛けるようにしていたんです。
うちの技工室にある、この「Dust Collecter」という集塵機は
かなりの年代物で、それなりに重く…持ち運びが不便であり、
他の診療器具と一緒に持ち歩くには、何かと苦労するもので
「どうにかならんもんか…？」と、ず～っと考えていたんです。
(これまで持ち歩いていた集塵機…けっこう重いんです。)
そんな時に「こんなのありますよ！」と、出入りの材料屋さんに
紹介されたのが、(株)セキムラの「DUST GUARD」でした。
「折りたたみ式」というのが、なかなか画期的でありまして
これならカバン等に入れて、簡単に持ち運べそうな感じです。
値段もセール中ということで、思ったほど高くなかったので
早速購入し、先日の訪問歯科診療の際に使用してみたんです。
(普段は、このようにペチャンコでありますが…)
両側に穴が開いておりまして、そこから両手を入れまして…
この「DUST GUARD」の中で、義歯を切削するわけですが
最初は「こりゃあ、やりにくいもんだなあ～。」と、思いました。
集塵機で作業する方が見やすいし、やりやすいのは当然ですが
だんだん慣れてきますと、あまり苦ではなくなってきました。
この日は、私が担当医を務めている「シルバーホーム市浜」に
入居しているオバアちゃんの、義歯の修理を行なったんです。
そうです…先月に抜歯をして、義歯を新しく作り直すべきか、
取り敢えず現在使用している義歯を修理して、対応すべきか、
どうするか悩んでおりました、あのオバアちゃんであります。
(関連記事は、コチラを御覧下さい。)
結局、新しく作り直しても…他にも動いている歯があるため、
直ぐにまた使えなくなる可能性が高いし、またとにかく早く
咬めるようにしてあげたかったので、一時的に義歯を預かり
歯科技工所に出して、修理してもらうことにいたしました。
(こんな感じで簡単に組み立てることが出来るんです。)
ただし…正直言いまして、私はあまり自信がなかったんです。
今月上旬に、義歯を修理するための「型取り」をしましたが
かなり悪戦苦闘して、上手く印象採得が出来なかったんです。
「これで作るしかないか…」と、かなり妥協して採った型で
修理して挑んだんわけですが、ほんの少し調整しただけで
これがなんと、予想以上にピッタリと適合したんです。
あんな私のお粗末な「型取り」で、ここまで適合状態の良い
義歯に蘇らせた、技工士さんに拍手を送りたい気持ちです。
今回は、削る必要が少なく…殆ど出番がなかったんですが
次回は「DUST GUARD」に、活躍してもらいましょう！
大分県臼杵市唐人町、陶山歯科医院院長の陶山直昭です。
訪問歯科診療では、義歯関連の内容が大部分を占めています。
私が依頼される…病院や施設、あるいは自宅で療養している
ほぼ寝たきりの高齢者の方々は、殆どが義歯を使用しており
必然的に治療内容は、義歯の製作や調整、修理といった具合に
義歯(入れ歯)に関するものが、9割以上ではないかと思います。
そうすると、訪問先で義歯を削ったりすることも多いもので
削りカスや粉が飛び散らないように、訪問歯科診療の際には
技工室の集塵機を持って、出掛けるようにしていたんです。
うちの技工室にある、この「Dust Collecter」という集塵機は
かなりの年代物で、それなりに重く…持ち運びが不便であり、
他の診療器具と一緒に持ち歩くには、何かと苦労するもので
「どうにかならんもんか…？」と、ず～っと考えていたんです。
(これまで持ち歩いていた集塵機…けっこう重いんです。)
そんな時に「こんなのありますよ！」と、出入りの材料屋さんに
紹介されたのが、(株)セキムラの「DUST GUARD」でした。
「折りたたみ式」というのが、なかなか画期的でありまして
これならカバン等に入れて、簡単に持ち運べそうな感じです。
値段もセール中ということで、思ったほど高くなかったので
早速購入し、先日の訪問歯科診療の際に使用してみたんです。
(普段は、このようにペチャンコでありますが…)
両側に穴が開いておりまして、そこから両手を入れまして…
この「DUST GUARD」の中で、義歯を切削するわけですが
最初は「こりゃあ、やりにくいもんだなあ～。」と、思いました。
集塵機で作業する方が見やすいし、やりやすいのは当然ですが
だんだん慣れてきますと、あまり苦ではなくなってきました。
この日は、私が担当医を務めている「シルバーホーム市浜」に
入居しているオバアちゃんの、義歯の修理を行なったんです。
そうです…先月に抜歯をして、義歯を新しく作り直すべきか、
取り敢えず現在使用している義歯を修理して、対応すべきか、
どうするか悩んでおりました、あのオバアちゃんであります。
(関連記事は、コチラを御覧下さい。)
結局、新しく作り直しても…他にも動いている歯があるため、
直ぐにまた使えなくなる可能性が高いし、またとにかく早く
咬めるようにしてあげたかったので、一時的に義歯を預かり
歯科技工所に出して、修理してもらうことにいたしました。
(こんな感じで簡単に組み立てることが出来るんです。)
ただし…正直言いまして、私はあまり自信がなかったんです。
今月上旬に、義歯を修理するための「型取り」をしましたが
かなり悪戦苦闘して、上手く印象採得が出来なかったんです。
「これで作るしかないか…」と、かなり妥協して採った型で
修理して挑んだんわけですが、ほんの少し調整しただけで
これがなんと、予想以上にピッタリと適合したんです。
あんな私のお粗末な「型取り」で、ここまで適合状態の良い
義歯に蘇らせた、技工士さんに拍手を送りたい気持ちです。
今回は、削る必要が少なく…殆ど出番がなかったんですが
次回は「DUST GUARD」に、活躍してもらいましょう！